「臨床医学研修」レポート

ソラストは、医療・介護・保育の現場で活躍する「きらめいと」をどう育てているでしょうか? ソラストの教育・トレーニング現場を体験するこのシリーズ。今回は、よりプロフェッショナルな医療事務を目指すための「臨床医学研修」をレポートします。

臨床医学研修とは?

医療事務には、高い事務処理能力が求められるのはもちろんのこと、看護師や医師の仕事を補佐する重要な役割もあります。より的確かつ円滑に業務をこなすためには、病名や治療行為など、医学に関する専門知識も欠かせません。ソラストでは、医学の専門家を講師に招き、医療事務スタッフを対象に臨床医学研修を実施。特定の疾患や治療方法、手術方法などの知識を深めるとともに、診療報酬の適正な請求方法などを学ぶことができます。

実務に役立つ医学の専門知識を、専門家に学べる貴重な機会

夕方の5時30分。外来の受付時間が終了したある総合病院(京都府内)の会議室に、一日の業務を終えた医療事務スタッフたちが集まってきます。これから約2時間の研修が始まります。

今日のテーマは「循環器系手術」。講師は、外部の医療機関で院長を務める心臓血管外科医です。本研修の大きな特徴は、医学の専門家から、最先端の医療技術を含む専門知識を学べること。そして、医療行為を行う現場の視点から、診療報酬のあり方を考えること。
日々目の前の業務に追われる医療事務スタッフにとっては、実務に役立つ知識を深め、さらなるスキルアップのための絶好のチャンスです。

基礎知識として、疾患の種類、原因、診断方法、治療法を理解

講師はまず、心臓血管外科で扱う主な疾患について、スライドを使って紹介。心臓の疾患にはどのような種類があるのか、それぞれの疾患を引き起こす原因は何か、診断方法や治療法にはどのようなものがあるのか。専門用語を交えながらも、医師ではない医療事務スタッフにもわかるように丁寧に解説していきます。実際には目にする機会のないカテーテル治療やパイパス手術の生々しい画像も、理解を助ける大事な情報です。
医事だけではこれだけの専門知識に触れられる機会はなかなかありません。いわゆる教科書にはないリアルな臨床現場での話こそ、本当の意味で実務に役立ちます。

臨床医学の現場からみた適正な請求方法を知る

本研修は一方通行の講義ではありません。ときおり、「血管造影用カテーテルは何本まで請求可能?」「カテーテル治療と同日の外科的冠血行再建術は請求可能?」など、実務に直結する質問が投げかけられます。

また、手術方法による診療報酬の点数の違い、異なる手術を同時に行った場合や間隔を空けて行われた場合の算定方法なども詳しく解説され、参加者たちは頭をフル稼働させながら、講師の話に耳を傾けます。一日の疲れが出る時間帯にもかかわらず、会場のどこに目を向けても真剣な表情です。

実際の算定ケースを例に、参加者全員でナレッジを共有

研修の残り30分は、質疑応答の時間です。参加者から事前に提出された質問に対し、講師が一つひとつ回答していきます。
質問は、いずれも実務で生じた疑問点や不明点であり、解決には医学の専門知識を要するものばかり。多様な算定ケースを例にして、参加者全員でナレッジを共有することで、組織全体で業務の質を高めていくのが狙いです。同時に、医療事務の専門性の高さを再認識し、各自がプロフェッショナルとしての誇りを新たにする大事な機会でもあります。
こうして2時間の研修があっという間に終了。専門医による貴重な臨床知識を手にした参加者たちは、この日の学びを糧に、新たな階段を上っていくことになります。

「きらめいと」とは?

「きらめいと」とは、ソラストで働く仲間たちの総称です。由来は、輝きを意味する「きらきら」と、英語の「mate(仲間)」。20年以上前、社内報の名称として社内公募から生まれた「きらめいと」は、いまやソラスト社員の代名詞ともなっています。

実際にソラスト社員は、それぞれが自分にふさわしい活躍の場を得て、きらきらと輝いています。一人ひとりが仲間意識を持ち、チーム一丸となって働いています。

人を元気にし、あしたを元気にするソラスト。多くの「きらめいと」が支えています。