医療の世界で働きたい!伝わる・差がつく履歴書の書き方

2019/01/17

履歴書を前にすると、自分のことを書くだけなのに、ついつい難しく考えてしまいがち。基本的なポイントを押さえるだけで印象は大きく違ってきます。採用担当者に「この人に会ってみたい!」「この人と仕事がしてみたい!」と思ってもらえるように、医療事務スタッフを目指す人のための履歴書の書き方を解説します。ポイントを押さえ、初めて会う人に自己紹介するつもりで書いてみましょう。

履歴書を前にすると、自分のことを書くだけなのに、ついつい難しく考えてしまいがち。基本的なポイントを押さえるだけで印象は大きく違ってきます。採用担当者に「この人に会ってみたい!」「この人と仕事がしてみたい!」と思ってもらえるように、医療事務スタッフを目指す人のための履歴書の書き方を解説します。ポイントを押さえ、初めて会う人に自己紹介するつもりで書いてみましょう。

医療事務スタッフを目指すあなたのここが知りたい!

どんな仕事を経験してきましたか?

医療事務スタッフの採用担当者が履歴書で注目するポイントは、一般企業と変わりません。多くの企業が面接で「あなた」について質問すること。それは、「職歴」です。「堂々と書けるほどの職歴がない」という方も大丈夫。アルバイトや派遣の経験も含め、今までどんな仕事に携わってきたのかを教えてください。また、職歴については、面接でも質問されることになります。どこで、どんな仕事に就き、どのような立場で働いていたのか、そこでどのようなことを学んだのか、どのようなスキルを身に付けたのか、採用担当者の前で話せるようにしておきしょう。

特に新卒者や主婦歴の長い方などは、職歴がなくて当然です。職歴がないからといって、面接に臨む前から自信をなくしてしまうと、かえって逆効果。「職歴なし」と記載し、他の部分でアピールできればまったく問題ありません。逆に職歴が多すぎて履歴書に書ききれない場合は、短期のアルバイトや派遣などの経験は省略してよいでしょう。

いずれにせよ、採用担当者は、あなたがこれまでに経験してきたことのなかから医療事務の仕事に活かせるスキルがあるか、医療事務の仕事に欠かせないコミュニケーションスキルや責任感を持ち合わせているかといったことを重要視するはずです。このことを念頭に置いて、履歴書を書きましょう。

趣味は何ですか?

趣味は、あなたの考え方や日ごろから大事にしていること、あなたらしさなどを理解する手がかりとなるだけでなく、面接で話が広がるきっかけにもなります。仕事には直接関係のない趣味であっても、「特になし」と書くよりは何か1つでも書いておきましょう。その際、自分の趣味が医療事務の仕事でどのように活かせるかをイメージしながら書くようにします。

次に挙げる趣味は、医療事務スタッフとして応募する際のアピールになることがあります。ただし、ここに挙げた趣味が有利というわけではありません。自分の趣味に誇りを持ち、ありのままを紹介してください。

スポーツ、フィットネス

医療事務は、体調を崩している多くの患者さまと接する仕事です。自分自身の健康を維持できることは、仕事を続ける上でとても重要です。体力増進につながる趣味は、「体力がある」「健康に気を遣っている」といった印象を与えます。

華道、茶道

医療事務は女性が多い職場です。医師や看護師との連携も欠かせません。華道や茶道に限らず、上下関係や礼儀を重んじる趣味、多くの女性が集う趣味などは、「女性の集団のなかでもうまくやっていける」という印象を与えます。

書道、ペン字

医療事務の仕事にはパソコンを使いますが、医師や看護師、患者さまへの連絡事項などを紙に書くこともあります。そんなとき、はっきりと読める美しい文字が書けると好印象です。

資格はお持ちですか?

医療事務スタッフを目指す場合、当然ながら医療事務の資格はアピール材料となります。取得済みでない場合も、「通信講座を受講中」「勉強中」と書くことで好感を持たれます。医療事務の資格以外で役立つ資格やスキルには、事務作業に欠かせない「PCスキル」、外国人の患者さまに対応できる「外国語スキル」、高齢者傾聴士やガイドヘルパーなどの「介護・福祉系スキル」、秘書検定などの「接遇系スキル」などがあります。

これらの資格・スキルをお持ちなら、迷わず履歴書に書きましょう。資格がない、プロ級ではないが実績があるという場合は、趣味の欄でアピールしてもよいでしょう。「PCスキル」については、医事コンピュータ技能検定を取得しているか、医事コンピュータの利用経験があれば望ましいですが、必須ではありません。仕事でPCを使った経験がある、ExcelやWordは使えないが入力業務の経験があるという場合は、遠慮なくアピールしてください。

自分らしいエピソードはありますか?

医療事務の仕事は、患者さまをはじめ、医師、看護師など、「人」が相手です。コンビニでアルバイトをしていた、コールセンターで電話対応していたなど、人に対してなんらかのサービスを提供した経験があれば教えてください。接客業でなくても、人と人との橋渡し役、調整役を担った経験やエピソードがあれば、強力な自己PRになります。

また、「最後までやり通したい!」と強く感じたような経験はありませんか? 仕事に限らず、ボランティアや家庭、趣味でのエピソードでもかまいません。採用担当者は、責任感の強い人かどうかを見ています。さらに、家事や育児との両立を希望している場合は、過去に両立した経験があることも強みになります。

履歴書の基本項目もぬかりなく!

すべての履歴書に共通する項目も、一般的なルールを守って丁寧に書くことで、社会人としての常識やマナーを持ち合わせていること、熱意を持って応募していることが伝わります。

日付

記載日ではなく、面接に履歴書を持参する場合は面接日、郵送する場合は投函日を記載します。履歴書全体で西暦もしくは和暦で統一します。

名前

採用担当者が読みやすいように、姓と名の間に少しスペースを空けます。「ふりがな」と記載されている場合はひらがな、「フリガナ」と記載されている場合はカタカナで読み方を書きます。

住所

都道府県名から記載します。アパート名やマンション名は長くても省略はしません。郵便番号も忘れずに記載しましょう。

学歴・職歴

高校、専門学校の卒業の経歴から順に記載します。学部や学科、専攻名まで明記します。高等学校を高校と略してはいけません。必ず正式名称を使います。職歴は、学歴の最終行から一行空けて記載します。

電話番号

固定電話もしくは携帯電話のうち、日中に連絡がつきやすい方を記載します。両方記載しても構いません。市外局番の書き忘れに注意しましょう。

写真

3cm×4cmの証明写真を貼ります。スナップ写真やプリクラで撮った写真を切り抜いて使うのはやめましょう。写真は第一印象を左右します。髪の毛の色が明るすぎたり清潔感がなかったり、服装がカジュアルすぎたりすると、それだけで印象を悪くすることもあるので注意が必要です。また、写真が万一はがれてしまった場合に備えて、裏面には自分の名前を記載しておきます。

特に希望する業務内容に受付が含まれる場合は、履歴書の写真はもちろん、面接時の服装も採用担当者の印象を左右する重要な要素となります。

本人希望記載欄

希望する職種や勤務地を記載します。事情により勤務できない曜日や時間がある場合には、その理由を書いておきましょう。特に希望がない場合は、「特になし」ではなく、「勤務地および待遇は貴社規定に従います」とするほうが好印象です。

志望動機&自己PRのポイントを押さえよう!

履歴書の志望動機や自己PR欄は、たくさん書いてあればいいというわけではありません。簡潔な文章のなかに、自分らしさをいかに表現できるかが最も重要なポイントです。「熱意は誰にも負けません」「人と接する仕事がしたいと思いました」「貴院の将来性に期待しました」など、誰もが使う当たり前の表現で、当たり前のことを書くだけでも十分ですが、ここに自分ならではの具体性のあるエピソードを付け加えると、さらに説得力が増します。

未経験者からチャレンジする方

医療事務スタッフの場合、未経験者を積極的に採用する傾向にあります。未経験者だから不利、ということはありません。もともと新卒者が少ない職種です。経験してきた業界に統一感がないことを気にしすぎる必要はないでしょう。

異業種から転職する場合

数ある仕事のなかから、なぜ医療事務の仕事を選んだのか。どんな業界で、どのような経験を積み、どのようなスキルを磨いてきたのか。さらに、そのスキルを医療事務の仕事でどのように活かしていきたいか、または活かせると思うのか。これらについて自分の考えをきちんと伝えましょう。こうすることで、採用担当者は、入社後の活躍の場をイメージしやすくなります。

単に「勤務地が魅力的だから」「シフトが理想的だから」といった理由で仕事を選んだ場合でも、履歴書の自己PR欄に医療機関で働くことへの熱意が書かれていると好感度が上がる可能性があります。また、職歴と職歴の間に長いブランクがある場合や、パートからフルタイムもしくはフルタイムからパートタイムに変更したことがある場合は、面接で聞かれたときに、その理由を答えられるようにしておきましょう。医療事務は女性が多いため、会社としてライフワークバランスに配慮できることがあるかどうかを判断しやすくなるからです。

新卒で就職する場合

一般的な新卒の履歴書の書き方に準じれば問題ありません。育ってきた環境、学生時代に学んだことや体験したこと、アルバイト経験などを踏まえて、医療事務の仕事に就きたいと思ったきっかけを説明しましょう。また、自分が医療の現場でどのように貢献できると思うのかをきちんと伝えてください。

職歴がない場合

アルバイトも立派な職歴です。アルバイトやボランティアなどで人に対してなんらかのサービスを提供した経験、学生時代やサークル活動で培った経験などがあれば、小さなことでも自信を持って書いてください。自分らしさが伝わるエピソードは効果的です。

経験を活かして働く方

医療機関の場合は、独自のルールで運営されていることが少なくありません。ひと口に医療事務の仕事と言っても、病院の規模はもちろん、配属先によって業務内容も異なります。したがって、単に「医療事務スタッフの経験があります」「受付業務をしていました」といったアピールだけでは、具体的なスキルが伝わらない可能性があります。どんな医療機関で、どのような仕事に就き、どのような経験を積んできたのかを説明するとともに、自分が職場で貢献できたと思うこと、成果を上げたこと、スキルアップできたことなどを具体的にアピールしましょう。

また、退職経験を引け目に感じる必要はありませんが、退職理由について書く場合は、在職中は責任感を持って働いていたこと、引継ぎを含め円満退社であったことなどが伝わると好印象です。履歴書には、「一身上の都合で退社」などと記載するのが一般的ですが、面接に備えてご自身の言葉で話せるようにしておくことも大切。曖昧な言葉でにごすより、退職理由を率直に伝えるほうが効果的です。

提出前に活用しよう!
医療事務スタッフ志望者向け 履歴書チェックシート

西暦と和暦のいずれかで統一している

手書きの場合、ボールペンか万年筆を使用し、一つひとつの文字を丁寧に書いている

修正テープや修正液を使って書き直した跡がない

履歴書が折れ曲がったり汚れたりしていない

証明写真を真っすぐに貼り、裏には自分の名前を書いてある

誤字や脱字がない

文章はですます調で統一している

学歴や職歴、住所、連絡先などの基本情報を、正確に記載している

やりたい仕事に関連する経験を紹介している

医療事務の仕事と自分の強みを関連づけ、医療の現場でどのように貢献できるかを説明している

説明が具体的でうそがない

空白が多すぎない

医療事務の仕事に関心のある方、新しい活躍の場をお探しの方、転職をお考えの方へ・・・

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