緑と水の公園都市!三鷹市で働く保育士のメリットとは
著者: めんたいパスタ
更新日:2024/10/23
公開日:2020/07/24
目次
三鷹市ってどんなところ?
三鷹市は「緑と水の公園都市」をキャッチコピーとしており、日本最初の郊外公園である「井の頭恩賜公園」や江戸時代からの歴史ある「玉川上水」、湧き水によってできた自然の残る「野川公園」などの美しい自然が多く残る市です。都心からのアクセスも良くその利便性から三鷹駅前では再開発が進み、タワーマンションも増えてきています。
子育てしやすい地域として挙げられることも多い市です。公園以外にも子どもと共に楽しめる施設があります。「三鷹の森ジブリ美術館」は市外からも多くの来館者がある人気の施設ですし、市の運営する「星と森と絵本の家」は国立天文台と協力を受け、子どもたちが歴史や科学、自然、文化に親しむための施設となっています。
保育士の需要予測
現在の保育ニーズ
三鷹市の2019年の待機児童数は114人でした。東京都内にある52の自治体の中で三鷹市の待機児童の多さは12位と、かなり待機児童数が多い自治体と言えるでしょう。三鷹市の保育サービス利用児童数は、2018年から2019年で209人増えています。一方で、待機児童数は2018年から2019年で76人減っています。これは非常に評価できる点です。三鷹市の保育園定員数の増加率は東京23区の平均増加率よりも高いもので、自治体の取り組みがきちんとなされていることがわかります。
自治体の積極的な取り組みにもかかわらず待機児童数がまだ100人を超えていることから、今後も三鷹市内では、保育施設や定員数を増やしていくことが予想されます。保育士のニーズはいよいよ高まって行くことが期待できるエリアです。
三鷹市の保育士の平均給与は?
三鷹市の保育士の平均給与は月給225,000円~230,000円超程度となっています(大手求人サイト調べ)。これは全国的に見てかなり高い金額です。東京都内で比較しても、23区とほぼ変わりなく、場合によっては23区の平均給料を上回るの高い平均給与となっています。保育士のニーズが高いエリアですから、自分の好きな保育に、満足できる給与条件で応募できる求人を見つけやすい地域といえるでしょう。
三鷹市の保育士求人例
では、実際に三鷹市の求人を見てみましょう。
例1)三鷹市新川にある認可保育所での保育士(正社員)
職種 | 保育士 |
---|---|
仕事内容 | 保育業務全般および管理補佐業務 |
給与 | 月給228,000円~290,000円(賞与:2ヵ月) |
雇用形態 | 正社員 |
勤務時間 | 7:00~20:30のうち実働8時間のシフト制 ※完全週休2日 |
応募資格 | 保育士資格をお持ちの方 |
社会保険 | 福利厚生:社会保険完備、介護・育児休暇、退職金制度他 |
こちらは、新川にある保育所の求人例となります。給与帯の幅が広いため、資格をとったばかりの方も、すでに一定の経験をつんだ方も検討しやすい求人です。
例2)三鷹市牟礼にある認可保育園での保育士(正社員・サブリーダー)
職種 | 保育士(サブリーダー) |
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仕事内容 | 保育士実務、リーダーのサポート業務、他の保育士、補助スタッフのまとめ役 |
給与 | 月給250,000円~(昇給年1回、賞与:年2回) |
雇用形態 | 正社員 |
勤務時間 | 6:45~21:00の間で実働8時間のシフト制 |
応募資格 | 保育士資格をお持ちの方、保育士としての実務経験をお持ちの方(目安:7年以上) |
社会保険 | 各種社会保険制度あり(法令通り)、育児・介護短時間勤務制度、交通費支給他 |
こちらの求人は保育士サブリーダー募集です。現在サブリーダー的なポジションを任せられている方だけでなく、これから管理職への一歩を踏み出したい方も一定の経験があれば応募できるようです。
三鷹市で働く保育士のメリット
三鷹市で働くことのメリットとして、以下のようなことが考えられます。
・自然豊かな環境
・都心にアクセスしやすい
・伝統的に保育へのサポートが厚い
自然豊かな環境
三鷹市で保育士として働くメリットとして最初に挙げられるのはやはり豊かな自然でしょう。都会のすぐそばにいながら、長い間かけて作られた生態系や植物、生き物などを子どもたちと共に楽しめます。これは、外遊びが好きな保育士や、自然との触れ合いによる学びを理想としている保育士にとっては大きな魅力です。
治安が良い
三鷹市は2019年の東京都内の自治体のうち、犯罪件数33位。人口が少ない郡部や島しょ地域も含んだ自治体別ランキングですから、犯罪件数はかなり少ないといえます。駅前は発展していますが繁華街というほどではなく、住宅地と大手企業のサテライトオフィスが立地した住みよい地域と言えそうです。
保育へのサポートが厚い
三鷹市には、子どもと保護者が遊んだり、交流したりするための子育て支援施設が多くあります。また、「のびのびひろば」をはじめとした一時保育施設や、トワイライトステイ(夜間養護)施設があり、急に子どもを預けなければならないときでも安心です。そのほかにも、三鷹市は「ファミリー・サポート・センター」という、子育て援助者と子育て援助を必要とする利用者を結ぶ活動を支援しており、地域社会で子育て援助を受けられる体制を整えています。
三鷹市は2005年、情報通信の国際機関であるWTAにITを活用したまちづくりを評価され、インテリジェント・コミュニティ・オブ・ザ・イヤーを受賞しました。そんな三鷹市では子育て相談もパソコンやスマートフォンを通じて行うことができますし、出産や子育てに関する情報をまとめたサイト「みたかきっずなび(旧みたか子育てねっと)」は情報も多く、年齢別に情報が見れるなどとても見やすいものとなっています
三鷹市で働くデメリット
電車が混んでいる
都心からのアクセスも良く、居住地として人気がある三鷹エリア。三鷹駅から新宿駅まではJR中央線の中央快速で最短15分程度で行くことができますし、京王井の頭線で渋谷駅までも乗り換えなしで最短24分程度でで行けます。これは大きなメリットですが、デメリットとしては通勤時のラッシュがあります。特に中央線の乗車率は184%とかなり圧迫感があるレベル。新しい生活様式により緩和される可能性がありますが、人混みが苦手な方は気を付けておきましょう。
家賃が高い
大手不動産サイトによると、三鷹駅付近の1DK平均家賃は10.20万円(2020年7月時点)。同じ中央線で都心に近い高円寺や荻窪よりも高く、少し西側の国分寺駅周辺6.70万円、立川駅周辺5.70万円と比較すると高額です。駅近の物件はなかなか手が出ない場合もあるでしょう。
まとめ:地域ぐるみで子育てを支える三鷹市で満足できる求人を見つけよう
都心から近いにもかかわらず、歴史ある自然の残る三鷹市では、単に保育園の子どもたちやその保護者との交流だけでなく、地域の子育て家庭を支える機会が多くあります。子育て世代に人気のエリアだからこそ、保育士求人も多く、東京都内の中でも比較的高収入で働ける可能性もあります。ぜひ三鷹市でご自身に合った保育士求人を探してみてください!
こちらの求人は保育士サブリーダー募集です。現在サブリーダー的なポジションを任せられている方だけでなく、これから管理職への一歩を踏み出したい方も一定の経験があれば応募できるようです。
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著者プロフィール
めんたいパスタ
人材紹介業、サービス業、障がい者雇用の分野で採用業務に従事した経験がある女性スタッフ。現在は保育分野の採用担当として、業務を通じて保育園で働くスタッフの負荷軽減になることを目標として活動している。