取り組みにより待機児童減少！大田区で保育士として活躍しませんか？

大田区は東京都の南東部にある区です。23区の中では最も面積が広く都心から離れていますが、羽田空港もあり、都心や隣の県へのアクセスも良い便利な地域です。大田区は地域によってさまざまな特徴がある区で、都会過ぎず気さくな人間関係の残る安心して住める街としての魅力があります。

大田区ってどんなところ?

大田区は東京都の南東部に位置する人口約70万人の区です。海岸側の低地部と、武蔵野台地に位置する丘陵地帯に分かれています。古くから交通の要所で住みやすい地域であることから人が集まる場所となっており、多くの史跡が残る地域でもあります。

23区の中では最も都心から離れた地域ですが、東京都だけでなく神奈川県にもアクセスが良い地域となっています。また、大田区は埋め立てにより区面積を広げており、現在23区の中で最も面積の広い区となっています。しかし、区内には日本最大の空港である羽田空港があり、区の面積の3分の1を占めています。

江戸時代には農漁村として海苔の養殖などが盛んでしたが、近代には中小企業が多く集まる工業地帯となっています。区内には、蒲田駅前などの繁華街もある一方で、田園調布のような高級住宅街や農地などもあり、さまざまな面を持った区であると言えます。

大田区民へのアンケート調査によると、大田区の魅力として交通の便の良さや緑の多さが上位に挙げられています。また、都会過ぎないという点も挙げられており、下町の古き良き雰囲気を楽しんでいる方がいることもわかります。都心部では珍しくなっている気さくな近所づきあいなども楽しむ方も多い地域と言えるのかもしれません。

保育士の需要予測

大田区の人口構成

大田区の人口は2022年1月の時点で、728,703人となっています。14歳以下の年少人口はこのうち78,224人となっており、大田区の年少人口の割合は10.7％となっています。全国的に見るとかなり低い数字となっています。東京都の中でも低い割合です。大田区の人口は2020年まで増加していましたが、それ以降減少しています。それに伴い、年少人口も減ってはいますが割合はそれほど変わっていません。推計によると、今後も大田区の人口は減少していくことが見込まれています。就学前人口に関して見てみると、2019年の33,636をピークに減少傾向にあり、2022年1月の時点では30,987人となっています。

合計特殊出生率は2018年に1.19％となっています。2015年以降は東京都の合計特殊出生率を下回っており、2018年にはかなり近づいてはいますが、全国的に見てかなり合計特殊出生率が低い地域だということになります。

大田区の保育所数

大田区には認可保育園が37、私立の認可保育園が153、地域型保育事業として認可小規模保育事業が25あります。これ以外に認可事業所内保育所が3、認定家庭福祉員（保育ママ）が31、認証保育所が37、認可外保育施設としてベビーホテルが14、事業所内保育施設が30、院内保育施設が6、居宅訪問型保育施設が8、その他の保育施設が5あります。大田区は近年人口が減少しており、就学前児童数も減ってはいますが、多くの保育施設がある地域だと言えます。

待機児童の状況

大田区の待機児童数は2021年には0人となっています。その前の年は35人となっています。待機児童問題解消のために取り組んできたことの成果が表れていると言えるでしょう。大田区は人口減少に伴い年少人口が減ってはいますが、保育施設の整備を積極的に進めてきました。

大田区の保育士の平均給与は?

大田区の保育士の収入に関してですが、参考としてある求人サイトを見てみると、大田区の保育士の平均月収はおよそ240,000円となっています。時給だと1,200円くらいです。この金額は時期やサイトによって違いはありますが、同じサイトの情報によれば、東京都の保育士の平均月収や平均時給とほぼ同じくらいか少し高いくらいの金額となっています。東京都の保育士の収入は全国的に高くなっていますから、大田区は日本全国の中でも比較的高収入を期待できる地域だと言えるでしょう。

大田区の保育士求人を実際に見てみると、経験に応じて給与が優遇される求人が多くあり、これまで保育士として働いてきた経験次第では、300,000円を超える月収の求人もあります。パートの求人に関しても経験次第で時給が1,800円を超える求人があります。ご自身の保育士としてのキャリアを上手にアピールすることでより高収入を期待できることがわかります。

区が妊婦に行ったアンケートによると保育施設を利用したいと回答している保護者が9割を超えており、現在だけでなく、今後も保育施設のニーズが予測されるエリアです。保育士にとっては自分の経験や条件に合う求人を見つけやすい地域だということができるでしょう。

大田区の保育士求人例

例1）大田区南千束にある認可保育所での保育士（正社員）

例2）大田区仲六郷にある認可保育所での保育士（パート）

大田区で働く保育士のメリット

保育士の活躍の場が多い

大田区で保育士として働くメリットの一つは、大田区では保育士の活躍の場が多くあるという点です。大田区では、保育サービスアドバイザーによる相談や子ども家庭支援センター、児童館や区立保育園に設置された子育てひろばでの相談受け制度を整備しています。保育園が子育て支援拠点として大きな役割を担っており、保育士としての経験や知識を保育園に通っている子どもたちやその保護者だけでなく、区内の子どもたちやその保護者のために活用する機会がある地域と言えます。

インターナショナルな保育施設も多い

また、大田区は区内で外国人の家族が増えていることも踏まえて、外国語での子育てに関する情報共有にも積極的に取り組んでいます。日本に住む外国人にとっても、子育ての情報が手に入りやすい地域の一つだと言えるでしょう。区内にはインターナショナルな保育施設も多く存在しています。外国語が得意な保育士にとっては、それを活かせる機会が多い地域だと言えるでしょう。

取り組みにより待機児童減少！大田区で保育士として活躍しませんか？

大田区は生活に便利で、場所によって都心から少し離れた静かな暮らしができたり、繁華街の近くで過ごせたりする地域です。大田区の人口は近年減少傾向にあり、それと共に年少人口も減っていますが、近年待機児童問題解消のため保育施設の整備を積極的に行っており、保育施設は増加しました。保育施設での通常の仕事はもちろん、区では保育士などの経験を活用した子育て相談制度なども整っており、保育士の活躍の機会も多くなっています。また、外国人への子育てに関する情報発信も積極的に行っているので、国際的な保育施設もあります。保育士にとって自分に合った、良い条件の求人を見つけやすい地域です。

ぜひ、大田区であなたの経験や資格を活かせる保育士求人に出会いましょう。