埼玉県富士見市は保育所数は多くないが、保育士人数の充実を目指す街！

富士見市は埼玉県の南東部に位置しており、自然の豊かで都心へのアクセスも良い地域です。大きな商業施設などもあり生活には困りません。さらに人も温かく、治安も比較的良く、新鮮な野菜なども手に入る子育てに適した魅力がたくさんある市です。

富士見市ってどんなところ?

富士見市は埼玉県南東部に位置する人口11万人ほどの市です。池袋駅までは30分、他の都内の主要駅までも1時間内くらいでアクセスできる交通の利便性も良い市です。最近では神奈川県などへのアクセスも便利になっています。
鶴瀬駅付近には「ららぽーと富士見」があり、東武東上線エリアでは最大級のショッピングセンターとなっています。必要なものがそろう商業施設としてだけでなく、映画を見たりスポーツをしたり、BBQもできる家族みんなで楽しめる場所となっています。

市内には公園も多く、特に菖蒲で有名な山崎公園は季節ごとの美しい花や緑を楽しめる公園です。市内には農家も多く、農産物の直売所などが多くあるだけでなく、体験農園などもあります。
富士見市の気候に関してですが、年平均気温はおよそ16℃です。年最高気温は2021年には37℃程度となっていますが、以前の年最高気温を見てみると40℃近い年もあり、夏の暑さは厳しい地域であることがわかります。

保育士の需要予測

富士見市の人口構成

富士見市の人口は2022年3月の時点で、112,817人となっています。このうち14歳以下の年少人口は13,840人です。年少人口の全人口に占める割合は12.3％ということになります。富士見市の年少人口の割合は埼玉県全体、日本全国と比べても高くなってはいます。富士見市の人口は年々増加傾向にありますが、年少人口に関しては2021年までは減少傾向にありました。しかし、2022年には増加しています。平均年齢は約45歳となっています。

富士見市の合計特殊出生率は、少し前の数字にはなりますが、2018年の時点で1.03％となっています。日本全国、埼玉県よりも低くなっています。就学前児童数も近年減少していますが、保育所等の児童数は増えています。年少人口は減っていても保育所等の利用は増えていることがわかります。

富士見市の保育所数

富士見市が提供している情報によると、市が運営する保育所が6、法人が運営する保育所が12、法人が運営する認定こども園が4、個人の運営する小規模保育施設が2、法人が運営する小規模保育施設が6、企業が運営する小規模保育施設が1となっています。
富士見市の計画によると、現在ある保育施設で今後の利用見込み量はほぼカバーできることになっているようですが、1、2歳児に関しては小規模保育施設などを整備する予定があるようです。

富士見市の待機児童数は、2018年は66人でしたが、2019年に19人に減っています。しかし、2020年には27人、2021年には30人と増加しています。2021年に関しては埼玉県の市町村の中で3番目に待機児童数が多くなっています。
保育施設が多い地域というわけではありませんが、求人サイトなどで富士見市の保育士求人を見つけることはできますし、保育補助の雇い上げへの補助金制度なども実施されていますから、保育士のニーズは十分にあるということができるでしょう。

富士見市の保育士の平均給与は?

富士見市の保育士の収入に関してですが、求人サイトで参考情報として見てみると現時点での埼玉県の保育士の平均月収が220,000円を超えるくらいとなっています。時給で1,150円位です。全国と比較すると少し高めの金額となっています。富士見市の賃金に関して見てみると、埼玉県の中では低い方のようです。全国の平均月収が220,000円を欠けるくらいなのでそれと同じくらいの収入を想定できるでしょう。

実際に富士見市の保育士求人を見てみると、経験次第ではこれより高い収入も可能なことがわかります。特に保育士として長く働いてきた経験があり、役職のついた保育士として働けるという方であれば、キャリアを活かせる求人を見つけることができれば、月収300,000円も夢ではありません。これから保育士としてのキャリアを築いていきたいという方であれば、経験なしでも働ける求人がありますから、まず経験を積んでいくことで、将来的な収入アップにつなげていくことができるでしょう。

富士見市の保育士求人例

例1）富士見市ふじみ野東にある小規模保育園での保育士（正社員）

例2）富士見市ふじみ野東にある小規模保育園での保育士（パート）

富士見市で働く保育士のメリット

保育士人数の充実を実施

富士見市で保育士として働くメリットの一つは、富士見市は保育の質の向上の施策の一環として、保育士人数の充実を実施しているという点です。国の基準を上回る保育士の配置基準を設けています。保育士1人に対して子どもの数が少なくなっているので、子ども一人ひとりに向き合った保育がしやすい環境だと言えますし、目が行き届きやすいので子どもたちの安全も確保しやすく保育士にとって安心して働くことができる環境だと言えます。

「あそぼう会」による仲間づくり

また、富士見市は公立保育園を子育て支援の拠点の一つとしており、保育園での「あそぼう会」を実施しています。一緒に子どもたちが遊べる機会を提供することで、保育園を利用している子どもと保護者だけでなく、市内の就学前の子どもたちとその保護者が参加し、仲間づくりなどの機会を持てるようにしています。

市内の子育てを支える経験ができる地域です。

富士見市は保育所数は多くないが、保育士人数の充実を目指す街！

富士見市は自然が豊かで人も温かい、子育てに向いた地域です。保育施設数は多くはありませんが、国の基準を超えた市独自の保育士配置基準があり保育士にとっては安心して働ける市でもあります。賃金が高いエリアではありませんが、経験次第では保育士としての高収入を得ることも可能です。
ぜひ、富士見市で保育士資格を活かせる求人を探してみましょう。