医療事務認定実務者はどんな資格?難易度や合格率について詳しく解説

2020/12/04

診療報酬請求業務の能力と基礎知識が認定される医療事務認定実務者は、他の資格に比べ比較的難易度が低いことでも知られています。今回は、医療事務認定実務者試験を受験する際に気になる、合格率や講座についての情報を紹介していきます。

医療事務認定実務者とは?

医療事務認定実務者試験とは、医療事務に関する基礎知識と、診療報酬明細書(レセプト)作成を基本とした認定試験です。2016年に開設された比較的新しい資格であり、医療事務の実務に関する基礎知識が身についていることが認定されます。

レセプト作成の問題も他の資格と比べると比較的易しく、すべてマークシート形式の為、医療事務初心者の方にもおすすめ。医療事務資格が欲しいけれどどれが良いか分からないという方からも、注目度の高い資格です。

受験資格 なし
試験日程 毎月1回(年12回)
試験実施方法 在宅または認定機関
試験時間及び形式 90分
学科/マークシート 30問
実技/マークシート 外来1症例
勤務時間 8:30~17:30
出題範囲 ・学科
1.接遇とマナーに関する知識
2.医療機関における各種制度に関する知識
3.医療事務業務に関する知識
4.診療報酬請求に関する知識
・実技
レセプト作成
受験料 一般受験5,000円(税込)
団体受験4,500円(税込)
合格基準 学科、実技それぞれ正答率6割以上
(ただし、問題の難易度等により変動あり)
合格率 60%から80%
問い合わせ先 全国医療福祉教育協会
〒160-0023 東京都新宿区西新宿7-8-10
オークラヤビル4F
TEL 03-5925-6548/FAX 03-6692-3431

在宅試験もある?

医療事務認定実務者試験は、認定機関の他、自宅でも受験することができます。

出願をし、受験票が到着後、試験日の前日に問題用紙と解答用紙が自宅に到着。試験後は、問題用紙と解答用紙を試験日の翌営業日までに返送することで、受験が完了となります。

仕事や子育てで会場まで足を運びづらいという方にとって、在宅受験は大きなメリットがあると言えるでしょう。

医療事務認定実務者試験の難易度と合格率は?

民間資格が多数あり、それぞれ試験形式や難易度も異なるため、初心者の方ほど迷ってしまうのが医療事務資格です。

その中でも、医療事務認定実務者試験は合格率が60%~80%と高く、初心者でもチャレンジしやすい資格となっています。

試験内容は、接遇業務やマナーなど受付業務に関する問題が中心。在宅受験が可能である他、試験時には参考資料やノート等の持込が可能であることも大きなポイントです。

医療事務認定実務者試験の勉強方法は?

医療事務資格の入門編ともいえる医療事務認定実務者試験。受験が決定したら、テキストによる独学、通信・通学講座の中から、自分に合ったスタイルで学習を進めていきましょう。

通信講座

働きながらの資格取得や、子育て中の主婦におすすめの勉強法が通信講座です。通信講座では、専用テキストを使用し自分のペースで学習を進めていくことができます。

費用の目安は5万円前後。講座によっては、最短4か月で資格取得に必要な知識を身に着けることも可能です。定期的に講師からの添削が受けられるため、不明点を明確にしながらステップアップできることも大きなメリットと言えるでしょう。

通学講座

時間と費用に余裕のある場合には、通学講座もおすすめです。直接講師と接することのできる通学講座は、疑問点をその場ですぐに解決することができます。

一緒に学ぶ仲間が身近にいるため、モチベーションを保ちやすいというメリットもあるでしょう。

受講期間は通信講座と比べて短く、約3カ月程度。費用は8万~9万円となります。

費用をなるべく抑えたいという方には、キャンペーン割引や教育訓練給付制度の対象となっている講座を選ぶのがおすすめ。

教育訓練給付制度の対象講座であれば、受講料の20%を受給することができます。給付には雇用保険の加入期間など一定条件を満たす必要があるため、受講をお考えの際はハローワークで事前に確認されると良いでしょう。

独学で学ぶ

独学で試験勉強を進めたいという方には、市販のテキストや問題集の利用がおすすめです。その際には多くのテキストを併用するのではなく、自分に合った1冊を集中的に利用するようにしましょう。

独学で合格を目指すためには、問題集を繰り返し解く中で自分の苦手な分野を浮き彫りにすることがポイント。

分からなかった部分はテキストで確認し、再度問題集に取り組むことで基礎知識を着実に身に着けることができます。

全国医療福祉教育協会の公式ページには問題例も記載されているので、試験の概要をつかみたいという方にもおすすめですよ。

医療事務認定実務者を就職に活かすには?

医療事務認定実務者は、医療事務に関する基礎的な知識が身についていることを証明できる資格です。医療事務は決して資格が必須な仕事ではないため、人手の足りない医療機関では、無資格者を求人募集するケースも多く見られます。

その中で医療事務認定実務者を取得していることは、就職や転職の際にも大きな強みとなるでしょう。

「より資格があることの強みを活かしたい」「高いスキルがあることを証明したい」とお考えの方には、さらに難易度の高い「診療報酬請求事務能力認定試験」がおすすめです。

確実に就職につなげるには就職サポートのあるスクールがおすすめ

比較的難易度の低い医療実務認定実務者は、初心者の方が就職を視野に入れて取得を目指すことの多い資格です。

より確実に就職や転職につなげるためには、学習の段階で就職サポートのあるスクールを選ぶことがおすすめとなるでしょう。

医療事務は景気に左右されることなく、パートや正社員といった様々雇用形態で活躍することができる仕事です。女性からの人気が高く、一度知識を身に着けてしまえば全国どこでも活躍できることも大きなメリットとなります。

就職サポートのあるスクールであれば、学習と並行して就職活動を進めることが可能。自分の希望する雇用場所や勤務形態を相談しながら、資格取得後の就職先を検討することができます。

スクールによっては、紹介先の医療機関に就職することで受講料がバックアップされる制度があるため、受講費用をおさえたい方にもおすすめです。

医療事務認定実務者の履歴書における正しい書き方

医療事務の資格を履歴書に記載する際に注意したいのが、正式名称に関する記述です。認定実務者試験に合格した際に与えらえる正式名称は「医療事務認定実務者」、試験名は「医療事務認定実務者試験」となります。

そのため、履歴書を作成する際には以下のように記載されると良いでしょう。

令和(平成)〇年〇月〇日 医療事務認定実務者試験 合格
所轄・主催 全国医療福祉教育協会

医療事務の資格は似たような名称が多数ため、所轄元について記載しておくこともポイントとなります。

まずは医療事務認定実務者!医療事務の資格でキャリアアップしてみよう

医療事務認定実務者は、医療事務の資格が欲しいという方にまずおすすめしたい資格です。比較的新しい資格ではあるものの、医療事務に必要な基礎知識を身に着けるには十分な内容となっています。医療事務に関する基礎知識があることをアピールできるため、医療機関への就職や転職にも最適。

試験は毎月1回実施され在宅受験も可能なので、現在就業中、もしくは子育てで忙しいという方も、ぜひ前向きに検討してみることをおすすめします。

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