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主婦(主夫)にオススメの仕事とは?求人で重視すべきポイントもご紹介

著者: そだねー

更新日:2023/12/22

公開日:2022/07/28

求人を探している子育て中の女性

共働きをしている家庭はどのくらい?

子どもと手を繋いでいる主婦

内閣府の「共働き世帯数と専業主婦世帯数の推移(妻が64歳以下の世帯)」によると、昭和60年の調査から令和3年まで、共働き世帯の数は年々右肩上がりとなっています。
昭和60年では専業主婦世帯936万世帯に対して、共働き世帯は718万世帯。しかし、36年後の令和3年には、専業主婦世帯が458万世帯、共働き世帯は1,177万世帯と、共働き世帯が専業主婦世帯を719万世帯上回っています。

【共働き世帯数と専業主婦世帯数の推移(妻が64歳以下の世帯)】

共働き世帯数と専業主婦世帯数の推移の図

働き方の多様化や女性の社会進出が進んでいることも影響し、今後も共働き世帯の数は増加していくことが予想されます。

主婦(主夫)の働く目的について

近年では、女性が収入の柱となり、男性が育児や家事を担当する「主夫」スタイルも増えています。これまでは女性が家事・育児をこなして、男性が働きに出る生活様式が主流で、共働きも一般的ではありませんでした。
ではなぜ働く主婦(主夫)が増えているのでしょうか。厚生労働省調査によると、以下のような理由から働きに出ていることがわかりました。

1位:家計のため
2位:生活維持のため
3位:生活向上のため

家計のため将来に向けた貯蓄や教育費など、金銭面での余裕を求めて働く方がもっとも多い結果に。なかには夫婦一方の稼ぎだけでは不十分であることから生活費を稼ぐため、そしてローン返済を目的とする家庭もありました。さらに生活費や教育費と別に、プライベートを楽しむための費用をまかなうことを目的とするケースも。
妻・夫の職種や子どもの数、生活スタイルなどによって必要なお金は異なりますが、主婦(主夫)の多くは経済的な理由から働きに出ていることがわかりました。
仕事と家事育児にかける時間のバランス主婦(主夫)は、毎日行う仕事や家事育児に対し、どの程度の時間を要しているのでしょうか。内閣府の少子化社会白書のデータをもとにみていきましょう。

【夫と妻の家事関連時間(子どものいる世帯)】

夫と妻の家事関連時間の図

上記のデータはの、夫婦のみではなく、子どもがいる世帯を対象とした調査結果です。たとえば6歳未満の子どもがいる世帯では、兼業主婦は4時間半ほど仕事をし、育児や家事に5時間で、合計で9時間半費やしていることがわかります。
一方で、6歳未満の子どもがいる世帯の専業主婦は、育児や家事に8時間半費やしている状況です。このことから、兼業主婦は仕事をする時間が家事育児の時間軽減になっていないことがわかります。
また、夫に関しては、仕事に割く時間は妻と比べて多いものの、家事や育児に使う時間は圧倒的に少ない傾向に。一般的に夫の方が、仕事もしくは育児・家事のどちらか一方に時間を使う傾向がみられました。

【いろいろな選択肢がある!】主婦(主夫)の働き方

主婦(主夫)が仕事を探す際には、就業形態にどのようなものがあるのか理解しておくことが大切です。「家庭を優先して働きたい」「安定した働き方をしたい」など、人によって重視する点は異なります。
就業形態を知ることで、自身のライフスタイルに合った働き方を検討できるでしょう。ここでは5つの働き方について説明します。

正社員

メリット 福利厚生やボーナスがあり、雇用が安定している
デメリット 基本的に1日8時間は働く必要がある

正社員は、雇用期間に期限のない就業形態です。派遣社員やパートなどと比べると、解雇の不安がなく安定して働けます。
福利厚生やボーナスがある点も魅力。時短勤務制度がある会社も多いので、子どもが未就学児の場合は有効活用するのもおすすめです。
一方で、勤務時間や勤務日数に決まりがあり、他の雇用形態と比べて柔軟な働き方はしにくい傾向があります。子どもの体調不良などで急な休みが必要な場合、有給休暇が残っていないと欠勤となるケースも。加えて、残業で帰宅時間が遅くなると家事の負担が増える点も注意しましょう。

派遣社員

メリット 福利厚生が整っている。時給が高い傾向にある
デメリット 「3年ルール」がある。フルタイムのケースが多い

派遣社員は、人材派遣会社と契約を結び、期間内で働く勤務形態を指します。パートよりも時給が高い傾向にあり、福利厚生が整っている点が魅力です。
一方で、同じ派遣先で3年以上の勤務ができない「3年ルール」があるので、長く働きたい方にはおすすめできません。基本的にフルタイム勤務が多いため、子どもの送迎がある際はスケジュールを調整する必要があります。
ただし、なかには短時間勤務や週3日以下などの働き方を選べる求人も。このような求人であれば働き方を選びやすいため、高収入かつ柔軟に働きたい主婦(主夫)にはメリットといえるでしょう。

契約社員

メリット 自身の希望に沿った勤務条件で働ける。残業がない
デメリット 退職金やボーナスがない。雇用期間が終了すると無職になる

契約社員は、雇用期間が定められた勤務形態です。一般的に1年契約が多い傾向にあります。
決められた勤務条件で働くため残業は基本的にないですが、退職金も支給されないケースがほとんど。また、契約が終了する際は、次の雇用先を決めておかないと働き口がなくなるので注意しておきましょう。
一方で、会社によっては社会保険や賞与があり、正社員と同様の専門性の高いスキルが身に付くメリットがあります。「いずれ正社員を目指す」「期間限定での勤務をしたい」という方におすすめです。

業務委託・フリーランス

メリット 自身でスケジュール調整が行える。高収入になりやすい
デメリット 収入が不安定。スケジュール調整が必須である

業務委託・フリーランスとは、企業と対等な関係で業務に携わる就業形態を指します。雇用されていないため時給労働はなく自身が提供するサービスに対して収入が得られるため、専門的知識が必要なものほど高額になりやすい点が特徴です。
また、業務時間そのものを自身で決められるため、内容によっては自宅で業務が行える点も魅力。一方、クライアントへの営業から契約まですべて自身で行う必要があるため、収入が不安定になりやすい傾向にあります。
スケジュールや業務ボリュームは自分でコントロールできるため、急な子どもの体調不良にも、調整しやすいでしょう。

アルバイト・パート

メリット 家庭やプライベートを優先して働ける。未経験者可の仕事が多い
デメリット 給与が不安定。ボーナスや退職金がない

アルバイト・パートは、自身が希望する勤務時間や曜日に合わせて働く勤務形態を指します。働いた時間数や日数に対して支払われる時給・日給制であり、家庭やプライベートを優先・両立しやすい働き方といえるでしょう。
また、未経験者可の求人が多い傾向にあり、子育て後でブランクがある方も安心して働けます。
一方で、働いた時間や日数分にしか給与が発生しないため、体調不良などで休む期間が増えると比例して収入は減少。収入の面で不安定になりやすいでしょう。ボーナスや退職金がないことで、「割に合わない」「もっと稼ぎたい」と感じるケースもあるようです。

主婦(主夫)の仕事探しで重視すべきポイント4つ

家事・育児をメインで担当する主婦(主夫)は、仕事に回す体力や時間に制約があります。主に以下のポイントを意識して、仕事・パート探しをしましょう。

勤務時間が希望に合うか

家庭との両立を考えるうえで、勤務時間は重要なポイントです。短時間勤務や週の出勤日数の調整が可能かどうかをきちんと確認しましょう。
また、パートであっても、急な欠員などにより残業をお願いされる可能性もあります。残業にどれくらい対応できるかを事前に伝えておきましょう。

通勤距離は長くないか

家庭との両立のためには、自宅から近い距離にある職場がおすすめです。
とくに小さい子どもを持つ方は、子どもの体調不良などで急いで迎えに行かなければならない状況が発生する可能性も視野に入れておく必要があります。自宅や保育園などとの距離が近く、すぐに迎えにいける環境であれば安心して働けるでしょう。

扶養内勤務が可能か

主婦(主夫)の場合、税金や保険の関係から、扶養内で働く方も多いでしょう。年間基準以内の収入であれば、住民税や所得税、社会保険などの控除が受けられます。
扶養内で働く場合は、扶養内勤務が可能か確認することも必須です。職場が扶養を考慮してくれないと控除の基準額を超えてしまい、免除が受けられなくなってしまうため気をつけましょう。

未経験・無資格でも勤務可能か

経験やスキル、資格取得が必須の職に就きたいと考える方も多いでしょう。
しかし、それらの職にすぐに就くことは難しいのが現実です。資格を持っている場合は仕事も見つかりやすいかもしれません。
資格がない場合は、求人の特徴を事前に確認しておくことがポイントです。どうしても働きたい職に資格が必要な場合は、まずは資格取得を目指すなど計画的に行動しましょう。
また、未経験・無資格からでも挑戦でき、働きながら資格取得を目指せる職種もあります。将来を見据えて手に職をつけたい場合には、このような職がおすすめです。

緊急時に柔軟な対応をしてもらえるか

主婦(主夫)の場合、子どもの体調不良などで急なお休みやシフト変更をお願いするケースも多いでしょう。勤め先が緊急時に柔軟な対応をしてくれるかどうか、事前に確認しておくと安心です。

・急な早退や欠勤は可能か
・子どもの看病が長引く場合、業務調整ができるか
・土日祝や長期休暇が取りやすいか

上記のような項目に対し、柔軟な対応をお願いできる職場であれば、家事・育児と両立を図り働きやすい環境といえるでしょう。

主婦(主夫)におすすめの仕事5選

医療機関で受付を担当している主婦女性

ここでは、主婦(主夫)にとって働きやすいおすすめの職種を5つ紹介します。仕事の特徴やメリットを紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

医療事務

医療事務はお盆や年末年始などの長期休みもとりやすく、家庭を重視する方におすすめです。

【主な仕事内容】
・受付・会計業務
・レセプト業務
・クラーク業務

主な仕事は、病院の受付やレセプト業務などがあります。レセプト作成業務には専門知識が必要です。医療事務のいいところは未経験や無資格でも就業でき、働きながら知識を身につけることができる点といえます。
また、職場によっては資格取得支援制度もあるため、スキルアップしながら長期的に働き続けることができるでしょう。家庭を重視しつつ、専門知識を身につけて長く働きたい場合には、医療事務がおすすめです。

介護職(介護士など)

介護職はポジションや施設によって資格が必要な場合もありますが、未経験・無資格OKの求人が多いのも特徴です。人手不足の業界であることから、求人数も多い傾向にあります。
介護職の主な仕事内容は、施設の利用者さまの身の回りのお世話や生活介助などです。

【主な仕事内容】
食事介助/入浴介助/排泄介助/移動介助/レクリエーション など

働きながらの資格取得も可能であるため、長期的に働きたい場合には最適です。
また、施設によってシフトの融通が利きやすく、家事・育児を優先して働きやすい環境でもあります。実際に働いている主婦(主夫)も多いため、子どもの体調不良によるシフトの変更希望などに理解がある職場で働くこともできるでしょう。

保育職(保育士など)

国家資格である保育士資格を持っている方は、保育士として活躍できます。一方、「保育補助」であれば、未経験・無資格でも保育職として就業可能です。主な仕事内容は、主に以下のようなものが挙げられます。

【主な仕事内容】
子供のお世話/生活習慣や社会性の教育/保護者へのアドバイス

施設によって形態は異なりますが、土日祝の休みが確保できます。また、雇用形態もパートをはじめ、正社員や派遣とさまざま。
ライフスタイルに合った働き方を実現しやすく、育児の経験を活かせるため主婦(主夫)にはおすすめです。

接客業

接客業は、未経験OKの求人が多く、資格がない人も挑戦しやすい業種です。主婦や学生が多い傾向にあるので、働きやすい環境といえます。
主な業務内容は、レジ打ちやお客さま対応などです。

【主な仕事内容】
レジ会計/接客/発注業務/電話やメール対応 など

スーパーや飲食店、ホテルなど勤務場所が多いため、自宅から近いエリアを選んで働きやすいでしょう。勤務する店によっては土日祝に働く場合もあります。求人情報を事前にしっかりと確認するのがおすすめです。
また、業務では接客や電話応対を行うことも多いため、コミュニケーションスキルが求められるでしょう。

清掃・家事代行業

清掃・家事代行業は、商業施設やホテル、介護施設などで清掃をしたり、自宅に訪問して調理などの家事を行ったりする仕事を指します。家事代行では、子どもの世話や保育園のお迎えを依頼されることも。
今まで培ってきた家事経験・スキルを活かした働き方をしたい主婦(主夫)におすすめです。

【主な仕事内容】
清掃/調理/子供の世話やお迎え など

清掃・家事代行業の求人は、時給制のアルバイトやパートでの雇用が多い傾向にあります。とくに、家事代行の場合、時間利用でサービスを提供するため、短時間勤務や単発での仕事がしやすいでしょう。
シニア世代でも活躍している人が多いので、長く働ける仕事です。

主婦(主夫)の仕事に関するQ&A

主婦(主夫)が仕事をするうえで、気になる疑問をまとめました。働き方や仕事内容でお悩みの方は、ぜひ参考にしてください。

Q.在宅ワークの仕事は主婦だと大変ですか?

A.自宅で隙間時間にできる反面、メリハリがつけにくいなどの注意点もあります。

在宅ワークは、家事や子育ての間に自分のペースで働ける点が魅力です。ただし、隙間時間に行うため、一般的な仕事よりも収入が低くなる可能性があります。自宅で仕事を行うことで、プライベートとの切り替えが難しいと感じる人も少なくありません。
また、仕事の案件ごとに納期があるため、スケジュール調整を自分で行う点を理解して取り組む必要があります。自己管理が得意な方、自分のペースを大切にしたい主婦(主夫)の方には向いているでしょう。

Q.40~50代の主婦におすすめの仕事は何ですか?

A.とくに、介護職や医療事務、保育系の仕事がおすすめです。

介護・医療・保育の現場は人手不足の傾向が高く、他の職種よりも求人が多くあります。未経験や無資格で応募できる求人があったり、勤務時間の融通がききやすかったりするので、40〜50代の主婦(主夫)の方が就職しやすい仕事といえるでしょう。
すでに関連資格を持っている人は、保育士や看護師、介護福祉士などの求人をチェックしてみるのもおすすめです。

Q.子持ちの主婦だと正社員はきついですか?

A.働く場所を選べば、仕事と生活を両立しながら働けるでしょう。

正社員は基本的に週5日、1日8時間の勤務です。家事や育児をこなしながらのフルタイム勤務は、パートや派遣社員として勤務するよりもきつさを感じやすいでしょう。
一方で、正社員は雇用が安定している点や、賞与・福利厚生が充実している点が魅力です。残業が少ない会社や時短勤務を選択できる職場もあるため、求人情報や面接時に確認しておくとよいでしょう。

主婦(主夫)にとって働きやすい仕事は豊富!状況に応じて選ぼう

共働き世帯は年々増加傾向で、主婦(主夫)をしながら仕事を探す人が増えています。さまざまな職種の求人や働き方がありますが、各家庭の状況に合わせて、負担にならない形で働ける仕事を探すのがおすすめです。通勤時間や通勤距離、緊急時の対応が可能かどうかなど、あらゆる要素を含めて、働きやすい仕事を見つけるのがよいでしょう。
ソラジョブでは、主婦(主夫)の方も働きやすい医療事務や介護職、保育士関連の求人を多数掲載しています。生活の状況や希望条件に合わせて、さまざまな働き方の選択が可能です。働き方に対して希望がある主婦(主夫)の方は、ぜひソラジョブで求人を検索してみてください。

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著者プロフィール

そだねー

そだねー

北国出身。前職はコールセンターの採用を担当し、ソラストに転職後、医療事務採用業務に6年従事している。営業や現場とのパイプを持ち、日々変化し続ける医療事務の情報をキャッチアップすることに強みを持つ。

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