【保育士向け】保育園の面接はどんな服装がいい?意識したい小物やヘアメイクも紹介
著者: めんたいパスタ
更新日:2024/01/17
公開日:2021/10/15
保育園の面接は、どんな服装がよいのでしょうか。保育士としての面接で、髪型やメイク、服装など、どうしたらよいのか迷ってしまう方もいるはず。保育士向けに、面接で意識したい服装や小物、メイク、持ち物などについてご紹介します。また、同時に気をつけたいマナーも覚えて、面接を成功させましょう。
目次
【保育士向け】保育園の面接で意識したい服装のポイント
・清潔感
・誠実さ
面接官はマナーがあるかどうか服装においても判断材料にする場合があります。まずは面接時の身だしなみで意識したいポイントからお伝えします。
清潔感
園児や保護者と接する機会も多い保育士は、清潔感が重要です。清潔感は身だしなみの良さから出るものであり、「服装」「靴」「メイク」「髪」などあらゆるポイントがチェックされます。どんなに服装だけしっかりしていても、髪がボサボサであったり、靴が汚れていたりすると、清潔感が感じられません。面接当日は細かい点まで清潔感を意識して、身支度するようにしましょう。
誠実さ
身だしなみは、その人の誠実さも表してくれるものです。誠実さは服装やメイク、髪型などで表現できます。誠実さは概念的な表現ですが、清潔感を意識すれば必然的に誠実さもついてきます。また面接時に服装の指定がない場合、誠実さをよりアピールしたい場合にはスーツを着用するのも1つの方法です。一方面接では私服指定されるケースもあるため、その場合は臨機応変に対応しましょう。
【スーツの場合】保育士の面接に適した服装
服装指定が特になく迷った場合には、無難で好印象なスーツにしましょう。スーツを選べば、失礼にあたることはありません。
スーツといっても種類はさまざまですが、女性・男性ともに黒やグレーのような無難な色が好まれやすいです。
上半身はジャケットにブラウス、下はパンツでもスカートでも問題ありません。スカートは座った時に膝から10cm以内になるように、ブラウスはシンプルなデザイン・色のものを選びましょう。
またスーツやブラウスにシワやシミがあると清潔感が損なわれてしまいます。必ず面接前にアイロンがけやシミがないかをチェックしてください。
夏や冬の服装はどうする?
面接を受ける時期が夏で暑い場合でも、基本的にはジャケットを着用します。移動時に汗をかいてしまうため、会場に到着する直前に着るとよいでしょう。夏の面接時は、通気性や速乾性の高いインナーやワイシャツがおすすめです。冬は、黒やベージュなどの落ち着いた色のトレンチコートを着用しましょう。ウールコートなどは、スーツに繊維や毛がついてしまうため、避けるのが無難です。室内では、コートの外側が内側にくるように折りたたんで持ってください。
【私服の場合】保育士の面接に適した服装
面接にはスーツが一般的ですが、私服を指定されるケースもあります。動きやすい服装を指定されている場合は面接に加えて実技があるため、カジュアルすぎない程度に運動にも適した服装にしましょう。
そうでない場合は、ビジネスカジュアルが最適です。スーツよりはカジュアルですが、私服の中では第一印象を良くできるでしょう。
オフィスカジュアルの基本スタイルはブラウスにジャケットやカーディガン、パンツまたはスカートの組み合わせです。男性の場合も、ブラウスにジャケットやカーディガンが基本のスタイルです。色味はベーシックカラーでまとめ、派手すぎないようにするのがポイントです。
面接に適さないNGな服装とは?
・露出が多い
・ボディラインが強調される
・スカートが短い
・デニム素材の服
・原色や蛍光色などの派手色
上記のような服装は、面接ではNGです。
面接はTPOを意識したマナーがあるかをチェックされる場でもあります。就業時の服装とは違うからといって、上記のような服装で面接に臨まないようにしましょう。
パート面接での適した服装とは?
保育士は正社員やパートと、雇用形態もさまざまですが、面接は雇用形態に関係なく実施されます。
そのため正社員でもパートでも、服装で意識すべきポイントは基本的に同じです。スーツを選んで失礼にあたることはありません。
しかし服装指定がなく、「パートでスーツは重すぎるのでは?」と不安な方は、オフィスカジュアルでも問題ありません。
保育士の面接で好まれるヘアメイク
保育士の面接は服装も重要ですが、ヘアメイクも欠かせないポイントです。特に女性はメイクもあるため、男性よりも意識すべきポイントが多くあります。ここでは3つの観点における、面接で好まれるポイントをご紹介します。
メイク
面接ではおしゃれや好みを優先したメイクではなく、清潔感のあるナチュラルメイクにしましょう。ノーメイクは印象が悪く見えることもあります。なるべく健康的な印象を与えられるメイクを意識しましょう。
ヘアスタイル
ヘアスタイルは清潔感に大きく影響します。以下で男女共通、女性・男性別で好まれるヘアスタイルをみていきます。
男女共通 | ・前髪が目にかかっていない ・黒髪またはそれに近いヘアカラー ・香りが強いヘアスプレーを使用していない |
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女性 | ・長い髪はまとめている ・ヘアピンを使用していない ・シンプルなヘアゴムを使用している |
男性 | ・寝癖がない ・もみあげが整っている ・ひげをきれいに剃っている |
ヘアピンは髪をまとめるのに便利なアイテムですが、園児の怪我や誤飲につながる恐れがあるため禁止されていることもあります。そのため、面接でもヘアピンの使用を控えるのをおすすめします。
ネイル
ネイルは男女ともに、短く切っておきましょう。保育士は園児に直接触れることも多いため、長い爪では怪我をさせてしまう危険性が高まります。この点は面接時からチェックされているため、事前に短く切っておきましょう。
また女性はネイルアートやマニキュアなどもNGです。クリアネイルは一見自爪と変わりありませんが、印象は良くありません。必ずオフにしましょう。
保育士の面接にふさわしい小物
身だしなみは服装やヘアスタイルだけでなく、小物も含まれます。小物は目立たないと思われがちですが、面接時はしっかりチェックされていると考えておきましょう。
靴・パンプス
スーツの場合はスーツカラーと合わせた靴を選びましょう。特に女性の場合は、パンプスのヒールが高すぎないよう、3~5cmほどのものが最適です。私服の場合も同様に、オフィス・ビジネスカジュアを意識することがポイントです。男女ともに靴はしっかりと磨き、汚れがないようにしましょう。
ストッキング・靴下
女性でスカートを履く場合、生足を避けるために必ずストッキングを着用しましょう。ストッキングは肌色に近いものを選び、伝線してしまった時に備えて予備を持ち運ぶと安心です。
また男性の場合、白の靴下はNGです。そのため黒や紺、グレーなどの靴下を選びましょう。
かばん
かばんは男女ともに派手なもの・ブランドロゴが主張するような物は避け、シンプルなデザインのものを選びましょう。スーツの場合は、セットで使われるビジネスカバンが最適です。なるべく床に置いた時に、自立できるタイプのものを選びましょう。
アクセサリー
保育士は業務中のアクセサリー着用は基本的にできません。そのため面接時もアクセサリーは極力つけないようにしましょう。
また結婚指輪をしている方も、念のため面接時は外してください。面接会場に着くまでアクセサリーをつけているのは問題ありませんが、面接前に外すのを忘れないようにしましょう。
保育士の面接日に必要な持ち物
・履歴書・職務経歴書
・筆記用具
・保育園の資料
・クリアファイル
・腕時計
面接当日は身だしなみに気をつけるのはもちろん、持ち物についても必要なものを持参するようにしましょう。面接当日に提出するものを忘れるのは、印象がよくありません。持っていくものは分かっていても、当日は慌ててしまいうっかり、ということもあります。上記を参考に、事前に準備しておけば安心でしょう。
もっていると便利な持ち物
・面接会場周辺の地図
・予備のストッキング
・折り畳み傘
・身分証明書
上記は、面接時に持参しなくても問題はありませんが、持っていると安心な持ち物です。土地勘がある場所なら必要ありませんが、初めて訪れる場所なら、周辺の地図を用意しておきましょう。
また、面接会場によっては、入館時に身分証明書の提示が必要となることもあります。事前に案内がありますが、念のため持っておくと安心です。準備をしておけば、不安を少しでも軽減させた状態で面接を受けられるでしょう。
保育園の面接で気をつけたいこと
保育園の面接では、時間を厳守し、マナーを意識しましょう。保育園の面接に限ったことではありませんが、意識しておきたいポイントを3つ、ご紹介します。
時間を厳守する
面接だけではなく、勤務してからも時間が守れるというのは大切なことです。面接時に、時間厳守で行動しないとマイナスな印象を与えてしまいます。面接場所には余裕を持って5~10分前に着くようにすると安心です。また、公共機関を使う場合は、遅延などしていないか、情報をチェックして、確実に時間に間に合うように向かいましょう。
入室や退室時もマナーを意識する
面接官と話をする前から、態度が見られています。入退室での立ち振る舞いもチェックされていることを意識して行動しましょう。
入室の際には、声をかけられてから「失礼します」と一言言って、入室します。面接が終了したら「ありがとうございます」とお礼を述べて退室しましょう。ドアは両手で絞めるのがマナーです。
明るく元気にスムーズな受け答えをする
面接では、人となりについても見られていることを意識しましょう。特に保育士は子どもと接する仕事のため、人柄が重視されやすい傾向があります。明るく元気にはっきりと話すように心がけましょう。面接となると元気に話しづらいという場合には、事前に面接対策をしておくのがおすすめです。
保育園の面接は清潔感と誠実さを意識した服装で臨みましょう
保育士の面接についてご紹介しました。一般企業ではないため、保育園にはどのような服装で行ったらよいのか、迷ってしまうこともあるでしょう。服装指定がない場合には、無難なスーツがおすすめです。面接日に必要な持ち物は外出前に一度確認しておき、時間に余裕を持って行動し、万全の状態で面接を受けましょう。
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著者プロフィール
めんたいパスタ
人材紹介業、サービス業、障がい者雇用の分野で採用業務に従事した経験がある女性スタッフ。現在は保育分野の採用担当として、業務を通じて保育園で働くスタッフの負荷軽減になることを目標として活動している。