保育園の面接で意識したい服装や身だしなみ!ポイントはここ!
著者: めんたいパスタ
更新日:2021/10/15
公開日:2021/10/15
晴れて保育士資格を取得したら、次のステップは保育園の面接です。面接は対策すべきポイントが多く、その1つに服装があります。服装は第一印象に大きく影響する項目です。保育園の面接における、服装や身だしなみのポイントをここで確認しておきましょう。
目次
保育園の面接で意識したい身だしなみのポイント
保育士は園児だけでなく、園児の保護者とも接する機会が多くあります。保育園への信頼は保育士の印象や対応で決まると言っても過言ではなく、面接者にマナーがあるかどうかを見極めるためにも、服装は着目ポイントの1つです。また面接は第1印象が重要であり、その点も服装から評価されます。まずは面接時の身だしなみで意識したポイントからお伝えしていきます。
清潔感
園児や保護者と接する機会も多い保育士は、清潔感が重要です。清潔感は身だしなみの良さから出るものであり、「服装」「靴」「メイク」「髪」などあらゆるポイントがチェックされます。どんなに服装だけしっかりしていても、髪がボサボサであったり、靴が汚れていたりすると、清潔感が感じられません。面接当日は細かい点まで清潔感を意識して、身支度するようにしましょう。
誠実さ
身だしなみは、その人の誠実さも表してくれるものです。誠実さは服装やメイク、髪型などで表現できます。誠実さは概念的な表現ですが、清潔感を意識すれば必然的に誠実さもついてきます。また面接時に服装の指定がない場合、誠実さをよりアピールしたい場合にはスーツを着用するのも1つの方法です。一方面接では私服指定されるケースもあるため、その場合は臨機応変に対応しましょう。
保育園の面接で好印象な服装【スーツ】
服装指定が特になく迷った場合には、無難で好印象なスーツにしましょう。スーツを選べば、失礼にあたることはないからです。
スーツといっても種類はさまざまですが、女性・男性ともに黒や灰色のような無難な色が好まれやすいです。
上半身はジャケットにブラウス、下はパンツでもスカートでも問題ありません。スカートは座った時に膝から10cm以内になるように、ブラウスはシンプルなデザイン・色のものを選びましょう。
またスーツやブラウスにシワやシミがあると清潔感が損なわれてしまいます。必ず面接前にアイロンがけやシミがないかをチェックしてください。
保育士の面接で好印象な服装【私服】
面接にはスーツが一般的ですが、私服を指定されるケースもあります
動きやすい服装を指定されている場合は面接に加えて実技があるため、カジュアルすぎない程度に運動にも適した服装にしましょう。
そうでない場合は、ビジネスカジュアルが最適です。スーツよりはカジュアルですが、私服の中では第一印象を良くできるでしょう。
オフィスカジュアルの基本スタイルはブラウスにジャケットやカーディガン、パンツまたはスカートの組み合わせです。男性の場合も、ブラウスにジャケットやカーディガンが基本のスタイルです。色味はベーシックカラーでまとめ、派手すぎないようにするのがポイントです。
NGな服装
・露出が多い
・ボディラインが強調される
・スカートが短い
・デニム素材の服
・原色や蛍光色などの派手色
上記のような服装は、面接ではNGです。
面接はTPOを意識したマナーがあるかをチェックされる場でもあります。就業時の服装とは違うからといって、上記のような服装で面接に臨むのはやめましょう。
正社員・パートごとに適した服装は違う?
保育士は正社員やパートと、雇用形態もさまざまですが、面接は雇用形態に関係なく実施されます。
そのため正社員でもパートでも、服装で意識すべきポイントは基本的に同じです。スーツを選んで失礼にあたることはありません。
しかし服装指定がなく、「パートでスーツは重すぎるのでは?」と不安な方は、オフィスカジュアルでも問題ありません。
保育士の面接で好まれるヘアメイク
保育士の面接は服装も重要ですが、ヘアメイクも欠かせないポイントです。特に女性はメイクもあるため、男性よりも意識すべきポイントが多くあります。ここでは3つの観点における、面接で好まれるポイントをご紹介します。
メイク
面接ではおしゃれや好みを優先したメイクではなく、清潔感のあるナチュラルメイクにしましょう。ノーメイクは印象が悪く見えることもあります。なるべく健康的な印象を与えられるメイクを意識しましょう。
ヘアスタイル
ヘアスタイルは清潔感に大きく影響します。以下で男女共通、女性・男性別で好まれるヘアスタイルをみていきます。
男女共通 | ・前髪が目にかかっていない ・黒髪またはそれに近いヘアカラー ・香りが強いヘアスプレーを使用していない |
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女性 | ・長い髪はまとめている ・ヘアピンを使用していない ・シンプルなヘアゴムを使用している |
男性 | ・寝癖がない ・もみあげが整っている ・ひげをきれいに剃っている |
ヘアピンは髪をまとめるのに便利なアイテムですが、園児の怪我や誤飲につながる恐れがあるため禁止されていることもあります。そのため、面接でもヘアピンの使用を控えるのをおすすめします。
ネイル
ネイルは男女ともに、短く切っておきましょう。保育士は園児に直接触れることも多いため、長い爪では怪我をさせてしまう危険性が高まります。この点は面接時からチェックされているため、事前に短く切っておくようにしましょう。
また女性はネイルアートやマニキュアなどもNGです。クリアネイルは一見自爪と変わりありませんが、印象は良くありません。必ずオフにしましょう。
保育士の面接にふさわしい小物
身だしなみは服装やヘアスタイルだけでなく、小物も含まれます。小物は目立たないと思われがちですが、面接時はしっかりチェックされていると考えておきましょう。
靴・パンプス
スーツの場合はスーツカラーと合わせた靴を選びましょう。特に女性の場合は、パンプスのヒールが高すぎないよう、3~5cmほどのものが最適です。私服の場合も同様に、オフィス・ビジネスカジュアを意識することがポイントです。男女ともに靴はしっかりと磨き、汚れがないようにしましょう。
ストッキング・靴下
女性でスカートを履く場合、生足を避けるために必ずストッキングを着用しましょう。ストッキングは肌色に近いものを選び、伝線してしまった時に備えて予備を持ち運ぶと安心です。
また男性の場合、白の靴下はNGです。そのため黒や紺、グレーなどの靴下を選びましょう。
かばん
かばんは男女ともに派手なもの・ブランドロゴが主張するような物は避け、シンプルなデザインのものを選びましょう。スーツの場合は、セットで使われるビジネスカバンが最適です。なるべく床に置いた時に、自立できるタイプのものを選びましょう。
アクセサリー
保育士は業務中のアクセサリー着用は基本的にできません。そのため面接時もアクセサリーは極力つけないようにしましょう。
また結婚指輪をしている方も、念のため面接時は外すとよいでしょう。面接会場に着くまでアクセサリーをつけているのは問題ありませんが、面接前に外すのを忘れないように気をつけてください。
保育園の面接は清潔感と誠実さが伝わる服装を
今回は保育園の面接における、服装や身だしなみについてお伝えしました。
面接では受け答えや志望動機はもちろんですが、まずは服装や身だしなみがきちんとできているかが着目されます。今回の記事を参考に、服装や身だしなみに関するポイントを押さえ、一緒に働きたいと思ってもらえるような雰囲気作りを目指してみましょう。
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著者プロフィール
めんたいパスタ
人材紹介業、サービス業、障がい者雇用の分野で採用業務に従事した経験がある女性スタッフ。現在は保育分野の採用担当として、業務を通じて保育園で働くスタッフの負荷軽減になることを目標として活動している。