保育士の面白い出し物8選!|簡単にできるものから本格的なものまで
著者: めんたいパスタ
更新日:2023/12/22
公開日:2022/05/27
保育園では、誕生日会や生活発表会、クリスマス会など多くのイベントがありますよね。そそのため、「子どもが喜ぶ面白い出し物は何だろう」と悩む保育士の方も多いのではないでしょうか?そこで今回は、子どもが喜ぶ出し物の選び方やおすすめの出し物を紹介します。
目次
出し物の選び方|子どもから喜ばれるためにはどうしたらいい?
保育園での出し物を選ぶときは、年齢や発達状況に合わせたものを選ぶことが大切です。たとえば、1歳児クラスなど低年齢の子どもが多い場合は名前呼びやリズム遊び、手遊びなどを盛り込んだ出し物が良いでしょう。
幼児クラスであればクイズやマジックなど子どもも一緒に考えたり参加したりできるものがおすすめです。月齢や発達状況に合わせたものを選ぶことにより、子どもたちの注意を惹き知的好奇心を喚起できます。
また、子どもたちにとっては新鮮さも大切です。簡単な出し物でも良いので、あまり毎回同じものにならないように気を付けましょう。目新しさを出すには子どもたちの間で流行っているものを取り入れるのもおすすめですよ。
【簡単にできる】出し物6選
日々の業務にプラスして出し物を考え用意するのはなかなか難しいものです。ここでは簡単にできる出し物を6つ紹介するので、アイディアに困ったときはぜひ参考にしてください。
マジック
インパクトや驚きを重視したいなら、マジックがおすすめです。マジックと聞くとハードルが高く感じるかもしれませんが、保育園の出し物ではそんなに難しいことをしなくても大丈夫です。
たとえば、「色水マジック」はペットボトルの内側に絵具を塗っておき、振ると水の色が変わるという簡単な仕組み。準備が簡単で種明かし後は子どもたちと一緒に作成することもできます。
参加できる職員数が多い日は大道具を使って大がかりなマジックをするのも良いですね。
パネルシアター
パネルシアターとは、パネル布を貼ったボードに不織布などで作った人形を貼ったりはがしたりして演じる劇のこと。簡単に場面展開ができとコミュニケーションを取ながら進められるので、子どもたちも集中しやすいです。
途中で歌を入れると盛り上がるので、そのタイミングでプレゼントを登場させたりろうそくを吹き消してもらったりとオリジナル演出をするのもおすすめです。
ペープサート
人形劇
人形劇も保育園や幼稚園の出し物の定番です。人形は子どもたちにとって大切な相棒であり、自分以外の人間関係を育む大切な存在とされています。そのため、親しみのある人形を使うことで感情移入しやすく集中して見てくれるでしょう。
途中で子どもたちとコミュニケーションをとったり歌を入れたりするのもおすすめ。上演時間は子どもの集中力が切れてしまわないように長くても15分以内にしましょう。人形劇は人形の用意や練習の時間が必要ですが、作業自体は少なく比較的簡単にできます。
スケッチブックシアター
スケッチブックシアターは、スケッチブックに絵を描きそれをめくりながら演じる出し物です。紙に切り込みを入れて仕掛けを作ったり歌を入れたりすると、子どもたちは興味を持ってくれて盛り上がるでしょう。
どんぐりころころや大きなかぶなど動きのある題材に特におすすめです。保育士1人でも簡単にできるので、新人や実習生でもやりやすいでしょう。ただし、絵を描いたり仕掛けを作ったりとある程度の作業が必要になります。
クイズ
クイズも子どもたちに大人気の定番出し物です。クイズのメリットは、年齢に応じて難易度を変えれば幼児クラスから年長クラスまで応用が利くこと。
たとえば、動物の鳴き声あてクイズやシルエットクイズは低年齢でも楽しめますし、年長クラスであれば「ピンクのエプロンをしている先生はだれだ?」といったなぞなぞもおすすめです。ルールや掛け声なども設けると一体感やわくわく感が出てより一層盛り上がりますよ。
>本格的な出し物2選
お別れ会やクリスマス会など1年の中でも特別なイベントのときには、普段とは違う少し手の込んだ出し物をするのも良いですね。そこで次に、子どもたちが喜ぶ本格的な出し物にを紹介します。
ダンス
大きなイベントのときには、保育士が子どもたちにダンスのプレゼントをするのもおすすめです。ダンスは年齢を問わずみんなで一緒に楽しめる出し物なので盛り上がること間違いなしです。保育士が仮装したり流行りの曲を踊ったりすると、子どもたちも喜んで一緒に踊ってくれるかもしれません。
ただし、ダンスは練習の時間が必要であり参加者みんなで揃えなければなりません。簡単な出し物と比べると少し手間がかかり大変なので、時期やタイミングをしっかり考えてくださいね。
合奏
子どもたちへのプレゼントとして保育士で合奏をするのも良いでしょう。おすすめは美しい音色を奏でる「ハンドベル」やガラスのコップをこする「グラスハープ」です。きらきら星やジングルベルをなど子どもたちが大好きな曲を演奏すると、一緒に歌ってくれるかもしれません。
合奏の場合も事前に練習をして参加者同士で合わせる必要がありますが、その分子どもたちは新鮮でわくわくした気持ちを感じてくれます。クリスマス会やお別れ会など大きなイベントのときにはぜひやってみてはいかがでしょうか?
準備いらずの出し物もうまく活用しよう
保育園での出し物は、子どもたちにとって楽しみである反面保育士にとってはアイディア出しや準備が負担になることも少なくありません。「毎回新しい出し物を考えるのが大変」「準備の時間がない」と悩んでいる人もいるでしょう。
そんなときは、簡単なクイズやマジックなど準備いらずの出し物もうまく活用してください。また、すでにあるものに少しアレンジするだけでも新鮮さは出せます。ここで紹介した内容を参考に、保育士自身も楽しめる出し物ができると良いですね。
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著者プロフィール
めんたいパスタ
人材紹介業、サービス業、障がい者雇用の分野で採用業務に従事した経験がある女性スタッフ。現在は保育分野の採用担当として、業務を通じて保育園で働くスタッフの負荷軽減になることを目標として活動している。