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救急窓口での医療事務とは?仕事内容やメリット、やりがいについて

著者: そだねー

更新日:2023/12/22

公開日:2020/06/04

大学病院などの大きな病院・クリニックは年中無休、24時間体制が一般的です。そのため、救急窓口での医療事務の仕事が必要不可欠なんです。そんな救急窓口での医療事務の仕事内容はどのようなものか、またやりがいやどんな人が向いているかなどについてご紹介します。

救急窓口での医療事務の仕事とは

救急窓口での医療事務のお仕事は、診療時間外や夜間、休日の受付、会計、電話対応などの業務が主です。その他の救急窓口での医療事務の仕事には次のようなものもあります。

・受診患者の受付業務
・料金計算と会計業務
・カルテ入出庫
・時間外患者の薬・診断書の引き渡し
・待機職員の呼び出し
・電話対応
・救急搬送の手続き
・救急患者の家族への対応
・見回り

救急受付・時間外窓口は勤務スタッフの数が少ないため、対応しなければならない業務が多くなりがちです。急病の患者さまも多いため、一般の医療事務業務以上にスピードや正確さ、細やかな気配りが求められます。

救急窓口で医療事務をやるメリット

救急窓口での医療事務は一般の医療事務と比較してもさまざまなメリットがあります。ここでは救急窓口で医療事務業務に従事するメリットについてご紹介します。

お給料がいい

救急窓口での医療事務の仕事は一般の医療事務と比較して、給料が良い傾向にあります。その理由は、夜勤における深夜の割増賃金や休日出勤の手当などが加味されるからです。深夜帯(午後10時〜午前5時)の勤務には2割5分増しの深夜割増手当を支払うことが法律で決まっており、単純に一般の医療事務の給料と比較して、1.25倍ほど稼げることになります。

男性に活躍の場がある

医療事務は女性スタッフの比率が多い職場ですが、救急窓口の医療事務では男性スタッフも求められます。主な理由としてはセキュリティの問題があります。勤務スタッフが少ない中で院内の見回りなどを行う必要があり、酔っぱらいなどの対応が必要になってくる場面があります。そういった中では、やはり男性スタッフがいたほうが安心して業務を遂行できるということで、男性スタッフが重宝されているんです。病院によっては、夜勤スタッフは男性中心としているところもあるようです。

スキルアップできる

医療事務の仕事は未経験で始めることができ、さらに仕事の中で専門知識を身につけることができるお仕事です。救急窓口の医療事務となると、勤務スタッフの数が少ないことから医療事務全般の仕事に携わる機会も多々あります。大変ではありますが、覚えられる仕事範囲や内容が多くなり、ステップアップのために役立ちます。

救急窓口で医療事務として働くやりがいとは

救急窓口における医療事務は病気や怪我で不安になっている患者様やそのご家族のフォロー、また激務で立ち回る医師・看護師のバックアップをするなど病院内における縁の下の力持ち的立ち位置です。精神的・肉体的にきつい思いをしているしている人々の支えとなる、とても重要な仕事です。

病院の顔として患者さまと接する医療事務だからこそ、患者さまとコミュニケーションの中で気づきや学びが得られ、感謝されることも多々あります。多くの人の助けになっているという実感を得られ、社会的に大きな意義を感じられるでしょう。

また、医療事務スタッフもやるべき業務が多く大変な一面もありますが、救急窓口の医療事務でしか携われない業務や知識に触れることができるため、自分のスキルアップやキャリアアップのためにもなります。

救急窓口の医療事務スタッフに向いている人とは

救急窓口で医療事務として働くにはどんな能力が求められるのでしょうか。ここでは救急窓口で働くのに向いている人の特徴についてご紹介します。

体力のある人

救急窓口は24時間なので夜勤があります。生活習慣が不規則になりがちなので、長期で勤務するには体力が求められます。また、同時に体調管理がしっかりとできることも重要です。医療事務業務ではスピードや正確さ、根気強さが求められるので、常に万全の態勢で仕事に挑むことが望まれます。

コミュニケーション能力がある人

救急窓口で働く医療事務スタッフは患者さまと医師・看護師を繋ぐ大事な役目があります。円滑に診察・治療に入れるようにするために、医療事務は双方としっかりとコミュニケーションを取ることが求めれます。また、夜間には酔っ払った患者さまなども多く、トラブルにならないように対処する必要が出てくる場面も多々あるので、コミュニケーション能力が高い人の方が向いています。

臨機応変に対応できる人

救急窓口には容態が急変した患者さまが突然運び込まれてきたりします。今まで行っていた業務を直ちに中断し、すぐさま対応することが求められるなど、救急窓口では臨機応変さが必要です。また夜勤スタッフは日中に比べて数が少なく、少人数で対処しなければならないのでチームワークも求められます。

救急窓口の医療事務スタッフになるには

救急窓口の医療事務スタッフは未経験でも始めることが可能です。救急窓口の医療事務スタッフを募集している病院やクリニックに応募し、採用となれば働くことができます。 入社後はOJT研修があり、未経験でも実際に仕事をしながら必要ことを学んでいけるので安心です。また、マニュアルなども用意されているので、わからないことがあっても冷静に対処できるようになっているので何も問題はありません。

救急窓口の医療事務スタッフは基本的にパート、アルバイトや契約社員、派遣社員であることがほとんどです。正社員の数は少ないですが、救急窓口の現場で経験を積むことで正社員としての道が拓ける可能性もありますし、日勤のリーダーやマネージャーを目指すこともできます。また、一度知識やスキルを身につければ、全国どこの病院でも活躍することができ、とても重宝されます。

活躍の場が広がる救急窓口の医療事務!

救急窓口の医療事務の仕事は一般の医療事務の仕事よりも多岐に渡るため、大変です。しかし、その分、覚えられることも多く、スキルアップに繋がります。また、女性が多い医療事務ですが、救急窓口では男性スタッフが求められることが多く、男性が働きやすい環境があります。もし救急窓口の医療事務に興味を持ったならば、一度医療事務の求人をチェックしてみてはいかがでしょうか。

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そだねー

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北国出身。前職はコールセンターの採用を担当し、ソラストに転職後、医療事務採用業務に6年従事している。営業や現場とのパイプを持ち、日々変化し続ける医療事務の情報をキャッチアップすることに強みを持つ。

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