コールセンターの正社員はきつい?楽?将来性や年収など気になるポイントを解説
著者: そだねー
更新日:2023/12/22
公開日:2021/09/09
コールセンターは女性を中心に人気のある職業の1つです。コールセンターで正社員としてのキャリアを検討している場合、その仕事内容や将来性、年収などは気になるポイントでしょう。そこで今回は、仕事内容や将来性、年収などを解説します。コールセンターで正社員として就職・転職を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
コールセンターの正社員になる方法
コールセンターの求人を見ていただくとわかるように、正社員を募集している求人が少ない点が特徴です。コールセンターの正社員になる方法は、基本的に以下2通りです。
正社員募集の求人を探す
コールセンターの正社員求人は少ないだけで、全くないわけではありません。そのため条件検索で正社員に絞り込み、コールセンターの求人を探して応募してみましょう。
正社員登用制度がある求人を探す
バイトや派遣、契約社員からはじめ、のちに正社員として再雇用される正社員登用制度のある求人を探すのも1つの方法です。正社員求人を探すよりも、数の多い正社員登用ありの求人に応募する方が効率的なケースもあります。応募の際には、正社員登用の実績があるかまで確認できると安心です。
例えば、ソラストのスマートホスピタル開発部ではチャット対応と電話対応業務ができる方を募集していますが、常勤であれば基本的に正社員登用を前提としています。
コールセンターの正社員の仕事内容
コールセンターは金融、保険、小売、サービス業と、さまざまな業界・業種に設置されています。ここではコールセンターの仕事内容を、インバウンド業務とアウトバウンド業務の2種類から解説。併せて、正社員ならではの仕事内容もみていきます。
インバウンド業務
コールセンターのインバウンド業務では、お客さまから頂いた電話に応対します。お客さまの疑問点や質問への対応、商品・サービスの申込や受注の応対が具体的な業務内容です。その他にも、メールの送付やデータの入力も業務に含まれます。
アウトバウンド業務
アウトバウンド業務とは、コールセンター側からお客さまに電話をかける仕事です。市場調査や満足度調査などを行うテレマーケティング、そして営業を目的としたテレフィンアポインターなどがあります。
正社員ならではの仕事内容
正社員はお客さま対応だけでなく、以下のような仕事も担当します。
応答率や応答数、オペレーター個々のパフォーマンスや出勤状況の確認/年度目標の立案/予算達成状況の把握/達成状況や目標の振り返り/スタッフ面談/トラブル対応/報告書の作成/派遣会社対応/スタッフのマネジメント など
正社員はオペレーター業務以外にも、幅広い業務を担当します。予算設定や目標の立案のような全体に関わる業務、トラブル対応などの責任のある業務は正社員ならではの仕事です。またキャリアアップしてマネージャーを任されると、スタッフのマネジメントや全体の監督・管理も担います。
コールセンターの正社員になるメリット
ここでは、コールセンターの正社員になるメリットについてご紹介します。
福利厚生を受けられる
正社員になることで、福利厚生を受けることができます。一般的に、以下のような補助です。
・有給休暇
・交通費の支給
・手当
・退職金
・住宅補助
非正規雇用ではこのような手当てを受けられない場合もあるため、大きなメリットです。また、この他にも昇給や賞与など会社によって異なりますが、様々な手当てを受けられます。
多くのスキルを身につけられる
コールセンターでは業務知識だけでなく、「コミュニケーションスキル」や「電話対応のマナー」などを身につけられます。しかし、正社員になることで以下のようなスキルを身につけることが可能です。
・マネジメントスキル ・育成・指導スキル
正社員になるとSV(スーパーバイザー)になれます。SVとは、職場の管理・監督を行う役職者のことを指します。SVの主な業務内容は、テレフォンオペレーターの指導・育成やシフトの管理、トラブル対応などです。そのため、SVになることで、マネジメントスキルや育成・指導スキルを獲得できます。
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コールセンターの正社員に必要なスキル
ここでは、コールセンターの正社員に必要なスキルについて解説します。
オペレーター枠の場合
オペレーター枠での採用にあたり評価の対象となるのは人間性やコミュニケーション能力など、一般的な新卒採用と同様といえます。ただし、職業の性質上、コミュニケーション能力が重視される傾向にあるため、コミュニケーション能力をアピールできる内容を用意しておくと安心です。
SV枠の場合
SV枠のような上級役職を目指す場合には、スキルや実務経験、実績が重視される傾向にあります。業務内容上、マネジメントスキルなどが必要とされるため、実績を具体的に数値で示したり、経験業務をより明確にアピールしたりすることが重要です。
コールセンターの正社員ってどうなの?|年収や将来性
コールセンターは、電話やチャットなどの通信メディアを通じてお客さまと応対する職業です。直接コミュニケーションを取る仕事ではありますが、対面ではないことから特殊なサービス業です。まずは、コールセンターの正社員の実情をみていきます。
コールセンターの正社員の年収
コールセンターの正社員の年収 |
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343.5万円 |
厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」によると、コールセンターの平均年収は343.5万円です。オペレーターやSVなど役職によって給与が変わるケースもあります。コールセンターの中でもテレアポのような営業色の強い業務の場合は、プラスでインセンティブがつく場合もあります。
コールセンターの正社員の将来性
コールセンターはAIの導入により、現在よりも規模が縮小することが予想されます。すでにチャットボットのようなAIを導入している企業もあります。しかし、コールセンター業務のなかでも、AIが代替できるものとそうでないものがあります。代替できない業務は以下の2つです。
・クレーム対応
・判断・決定
お客さまの気持ちの寄り添う必要のあるクレーム対応や、人間の意思が必要な判断・決定はAIでは代替することができません。そのため、担当する業務によっては将来的に続けることも可能でしょう。
コールセンターの正社員は求人が少ない!ソラストなら正社員登用を前提としたオープニング採用
コールセンターの正社員は単なるオペレーター業務だけでなく、責任のある幅広い仕事を任されます。正社員であれば非正規社員よりも給料が高いだけでなく、将来性にも期待できます。医療事務に興味がある、コールセンターで正社員登用前提として働きたい場合、ソラストのスマートホスピタルも検討してみてはいかがでしょうか。
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著者プロフィール
そだねー
北国出身。前職はコールセンターの採用を担当し、ソラストに転職後、医療事務採用業務に6年従事している。営業や現場とのパイプを持ち、日々変化し続ける医療事務の情報をキャッチアップすることに強みを持つ。