フルタイムのパートとは?メリットや正社員との違いを解説
著者: そだねー
更新日:2023/12/22
公開日:2023/03/02
パートでも就業時間が長くなると、フルタイムで働く正社員に切り替えた方が良いのかと悩む方もいるでしょう。しかし、なかにはあえてパートのままフルタイムで働くことを選ぶ方もいます。「労働時間が短いイメージの強い『パート』のままフルタイム勤務することは本当に可能なのか」、また「パートのままフルタイム勤務できる場合、正社員との違いはどこにあるのか」などの疑問点もあるでしょう。そこで、今回はフルタイムのパートについて詳しく解説します。
目次
フルタイムのパートとは?正社員との違い
そもそも、フルタイムとは何か、フルタイムのパートは正社員とは何が違うのかなどを疑問に感じている方もいるでしょう。まずは、フルタイムの定義を踏まえて、パートや正社員の違いをみていきます。
フルタイムのパートとは?
フルタイムのパート=正社員の所定の労働時間働く、非正規雇用者
フルタイム(full-time)とは、会社で定められている正社員の労働時間と同時間働くことを指します。一般的には、「週5日・1日8時間」の週40時間です。バイトや派遣社員、業務委託などの正社員でない雇用形態でも、所定の労働時間働く場合は「フルタイムで働いている」ということになります。
一方、パートとは、パートタイム(part-time)の省略で、フルタイムではなく一部の時間働くことを意味します。また、そこから、非正規雇用の短時間労働者そのものを指すようになりました。「フルタイムのパート」と、セットで使われるときの「パート」は、短時間労働者という意味合いではなく、非正規雇用者としての意味合いで使われます。要するに、フルタイムのパートとは、「正社員の所定の労働時間働く非正規雇用者」を指すのです。
フルタイムのパートと正社員の違い
フルタイムで働く方のなかには、あえて正社員にはならずに、パート(非正規雇用)で働く方も一定数存在します。同じフルタイムでも、パートと正社員では下記のポイントで違いがあります。
フルタイムのパート | 正社員 | |
---|---|---|
雇用形態 | 非正規雇用 | 正規雇用 |
雇用期間の定め | あり | なし |
給与形態 | 時給制・日給制 | 月給制 |
フルタイムで勤務していても、パートであれば非正規雇用で、期間の定めがあることもあります。フルタイムでも、正社員と同じ給与形態や待遇になるとは限らない点に注意しましょう。
フルタイムのパートで働くメリット
「フルタイムのパートはおかしい」「パートなのにフルタイムで働くのは損」などといった、ネガティブな意見も聞かれます。なぜ、それでもフルタイムのパートを選ぶ方がいるのでしょうか。ここでは、パートとしてフルタイムで働くメリットについて解説します。
短時間勤務より、給料・手取りが上がる
単純に働く日数・時間が多いため、それだけ給料が上がります。例えば、通常のパートは「週3日・1日4〜6時間」のように短い日数・時間での勤務ですが、フルタイムは「週5日・1日8時間」の勤務。正社員ほど責任の大きい仕事はしたくないけれど、できる限り稼ぎたいといった場合にフルタイムパートは最適です。
短時間勤務より、待遇が良くなる
フルタイムは健康保険加入の要件を満たすため、仕事や通勤以外のケガや病気で仕事を休んだ際に傷病手当が受けられます。また、会社によっては、独自に設けている法定外福利厚生の対象となるケースも。さらに、有給日数が通常のパートより多くなる点もメリットの一つです。
週の所定労働日数が4日以下かつ所定労働時間が30時間未満のパートが最初に付与される有給休暇は7日以下ですが、フルタイムでは10日になります。勤続年数を重ねるほど、有給休暇の付与日数も増えます。正社員と同様の働き方をしている分、通常のパートよりも待遇が良くなる可能性がある点はフルタイムパートのメリットです。
正社員と比べて、ライフワークバランスを重視しやすい
正社員と比べて、パートである最大のメリットは、ライフワークバランスが重視しやすい点です。同じフルタイムでも、責任の大きい仕事や複雑な仕事は非正規雇用者ではなく、正社員に任されるケースが多いもの。また、仕事内容によっては正社員だとノルマや目標が課せられることもあります。
その点では、パートは立場的にも正社員ほど責任が重くないため、精神的なストレスは正社員より少ないでしょう。そして、子どもがいる方であれば、「パートの方が時間外対応を依頼されにくく休みの融通も利く」とあえて正社員にならないといった意見もあります。
短時間からフルタイムへ変更する際の注意点
メリットも多いフルタイムのパートですが、通常の短時間のパートからフルタイム勤務へ切り替える際は注意点もあります。注意点を押さえた上で、フルタイムに変更するかを判断しましょう。
扶養から外れてしまうことで、損になる可能性がある
週5日・1日8時間勤務だと、時給制であっても扶養内年収の103〜130万円は超過します。そのため扶養内で短時間のパートとして働いている方は、フルタイムに切り替えると扶養から外れてしまいます。扶養を外れることでのリスクを二つ紹介します。
年収によっては、手取り額が減る可能性がある
年収130万円を超える場合、確実に扶養外となるため、健康保険料や国民年金をご自身で支払うことになります。そのため年収140万円前後だと、扶養内で働いていた時よりも手取り額が減ってしまいます。損せずにフルタイムパートで働くには、年収150万円以上を確保することが望ましいでしょう。フルタイムで働いた場合と扶養内で働いた場合の年収や手取りを比較して、損しない働き方を選ぶことがポイントです。
家族手当を受け取れなくなる可能性がある
また、配偶者の会社が家族手当を出している場合、フルタイムに切り替えたことで配偶者が家族手当を受け取れなくなる可能性がある点も要注意です。事前に会社に確認し、世帯での収入を考えていきましょう。
体力的な負担が増える
通常のパートよりも働く日数・時間が増えるため、その分体力的な負担も増えます。特に子どもがいる方は育児や家事に支障がないかを確認した上で、フルタイムに変更するかを判断することが必要です。
フルタイムのパートなら医療事務がおすすめ!
パートでもフルタイムの選択肢がある仕事として、今回は医療事務をピックアップ。医療事務が女性におすすめの理由を踏まえて、フルタイムOKの医療事務求人例を紹介します。
医療事務が女性におすすめの理由
医療事務は女性に人気な事務職の一つ。そのなかでも専門性が高い点が特徴です。そのため、手に職をつけて長く働き続けたいという女性におすすめ。資格取得や経験を積むことでパートでも時給アップが目指せるでしょう。未経験・無資格から始めることができますが、一度経験を積めば、ブランクがあってもより復帰しやすくなります。
さらに、医療機関はたくさんあるため、職場の選択肢が幅広いところもメリット。また、女性が多い職場であることが多く、出産や育児といった女性特有のライフイベントに合わせて働きやすいといえます。医療事務は、中長期的にキャリアを築きたい方や手に職をつけたい方におすすめです。
フルタイムOK!医療事務の求人例
職種 | 医療事務(総合受付) |
---|---|
仕事内容 | 土日休み!平日のみ週5日勤務のフルタイムパートの医療事務。健康保険、厚生年金も加入可能です。フルタイムではなく短時間勤務をしたいという希望がありましたらご相談可能です。
具体例 患者様対応をする受付対応や、診療費計算、レセプトなど幅広く医療事務経験をすることができます。初めての方も先輩社員から経験を通して、丁寧に指導・フォローしております。10名程度の体制なので、協力・フォロー体制も抜群です。医療事務にチャレンジしたい方、今までの経験を活かしてお仕事をスタートしたい方、ぜひご応募お待ちしております。 |
給与 | 時給900円〜 |
雇用形態 | パート |
勤務時間 | 08:30 〜 17:15 [ 月〜金 ] ※祝休 休憩60分 勤務時間相談OK★勤務可能な時間数をご相談ください★月98時間以上の勤務で調整可能 |
応募資格 | 学歴不問 必須PCスキル不要 無資格OK 歓迎:医療事務経験者、有資格者もお待ちしております! |
社会保険 | 各種社会保険制度あり(法令通り) 雇用保険、労災保険のみ 扶養内勤務OK |
求人の特徴 | 健康診断、育児・介護休暇、育児・介護短時間勤務制度、制服貸与、財形貯蓄制度、資格取得支援制度、資格取得奨励金制度、社員持株会制度、ウェルカムバック制度 |
一般会社員と同様、土日休み・平日のみ勤務で働くことができるフルタイムOKの医療事務パートの求人です。短時間勤務も可能であるため、プライベートの状況に合わせて柔軟に働くことが可能です。また、短時間勤務で仕事に慣れてから、フルタイムへ移行するといったことも可能。無資格OKの求人であるため、初めて医療業界・医療事務にチャレンジする方にもおすすめです。
メリット・注意点を押さえてフルタイムにするかを判断しよう!
パート(非正規雇用)で正社員と同じ所定労働日数・時間(フルタイム)で働くと、雇用条件は通常のパートと大きく変わりありません。しかし、通常のパートよりも稼げたり、待遇が良くなったりする可能性があるなどメリットがあります。短時間勤務からフルタイム勤務へ変更を検討している方は、メリットや注意点を押さえた上で判断しましょう。
この記事は役に立ちましたか?
このコラムをシェアする
著者プロフィール
そだねー
北国出身。前職はコールセンターの採用を担当し、ソラストに転職後、医療事務採用業務に6年従事している。営業や現場とのパイプを持ち、日々変化し続ける医療事務の情報をキャッチアップすることに強みを持つ。