地域連携室にやりがいはある?転職するなら知っておきたい仕事内容とは

2021/03/12
病院の待合室

情報連携により大病院と小規模クリニックを結ぶ地域連携室ではどのような業務を行うのでしょうか?また業務のやりがいも転職する際に気になる部分のひとつ。ここでは、地域連携室の仕事に求められていることや、具体的な業務内容を解説いたし、それらがどのようなやりがいへ繋がっていくのかを見ていきましょう。

そもそも地域連携室とは?求められている役割

地域連携室は、その名の通り地域の医療サービスを連携させるのが目的の部署です。大病院には、症状の度合いに関わらず患者が集中し、診療が滞ることが少なくありません。そのため、患者と地域の医療機関や大病院とを繋ぐ橋渡しをし、退院や転院の調整をスムーズに行う役割を担います。

求められる役割

地域連携室には、医療施設のみならず介護施設や行政・福祉施設など、様々な分野で連携することが求められています。そのため地域連携室には様々な業種のスタッフが集められるという特徴があります。

医師や看護師のほかに、医療ソーシャルワーカーや事務員など、多彩な職種がそれぞれの役割を生かしながら働くため、職場内での自分の役割をしっかりと認識する必要があるでしょう。

地域連携室の仕事のやりがいとは

地域連携室は、その立ち位置から患者と密接に関係する窓口のような役割を持ちます。そのため、紹介状の処理や初診予約、かかりつけ医への報告など、患者の健康のために欠かせない業務が絶えません。

患者の適切な受診環境の構築に貢献し、健康に対する不安を解消したり、患者の「元の生活に戻りたい」という願いを叶えたりすることは大きなやりがいと言えるでしょう。加えて、患者自身からの感謝の気持ちも、やりがいへと繋がります。

地域連携室では、患者の退院後の生活を支援することもあります。介護福祉施設やデイサービス、リハビリ施設と連携するため、医療だけではなく、介護方面の知識を身につけることもできます。このような多職種の技能は自身のキャリアアップに役立てることができるでしょう。

地域連携室の業務内容は大まかに二つ

・前方支援
・後方支援

地域連携室での業務内容は、主に上記の二つで分けることができます。それぞれを詳しく解説していきましょう。

前方支援

医療サービスを円滑に提供できるよう、患者と医療機関を密接に繋ぐ架け橋となるのが「前方支援」です。より専門的な治療や入院が必要になったとき、重要なのが大病院での受け入れ対応。紹介を受けた患者の初診の予約や、検査・診療の予約窓口として機能するのが地域連携室です。

また、他院での診察が必要になった場合、患者や家族と相談しながら診療予約や転院の調整をするという業務が欠かせません。

他にも、患者の担当医への経過報告や、患者のカルテや入院日数といった診療情報の管理、統計の作成といった事務的な業務を行います。

後方支援

病院から退院していく患者に対する支援が「後方支援」です。福祉施設や介護機関と連携し、退院後の暮らしの相談やサポートを行います。介護保険や福祉制度のアドバイスを行うこともあり、医療方面だけではなく介護方面の知識も必要な業務と言えるでしょう。そのため、在宅医療やリハビリ施設など、地域包括ケアに欠かせない分野との連携も重要な業務です。

また、病院内での研修会の調整や、病院の広報業務、地域内での住民向けセミナーなど、様々な業務に携わります。

地域連携室での一日の流れ

診察室前の待合スペース
時間帯 業務内容
8:30~ 時間外のFAXや着信を振り分け、予約依頼を受ける
9:00~ ・医療機関からの予約受付や来院患者の案内
・緊急入院や転院要請の対応
・翌日の予約カルテを確認し準備を行う
・退院後の生活相談や転院先の決定といった退院後支援
17:00~ 予約や来院の集計を行い日報に記入

地域連携室の実際の求人例

職種 医療事務(地域連携室)
仕事内容 ・医療機関間の調整や電話の一次対応
・カルテの入力や登録
・患者の受け入れ対応
・PC入力など
給与 月給180,000円~200,000円
雇用形態 正社員
勤務時間 08:30~17:15
[ 月 火 水 木 金 土 ] ※祝休
週休二日制
応募資格 学歴不問
無資格OK
社会保険 各種社会保険制度あり
求人の特徴 育児・介護休暇、育児・介護短時間勤務制度、制服貸与、財形貯蓄制度、資格取得支援制度、資格取得奨励金制度、社員持株会制度、ウェルカムバック制度

正社員としての採用なため、安定して仕事に打ち込むことができます。育児介護休暇や支援制度が充実し、生活面のサポートも充分。週休2日制、年間休日120日、夏季休暇のほか、月の平均残業時間は5時間と、プライベートとの両立も図れます。また、無資格からの転職も可能。先輩社員からのフォローも充実した未経験にも安心な求人です。

地域連携室に携わる際役に立つ資格

医療事務管理士技能試験
医療事務認定実務者
診療情報管理士
など

地域連携室に携わる際、資格の有無は問われないことが多いですが、実際に取得していると役に立つ資格をご紹介いたします。

医療事務管理士技能試験・ 医療事務認定実務者

医療事務・医療ソーシャルワーカーとして地域連携室に携わる場合、医療事務に必要な知識や診療報酬の計算、カルテ管理といった技術に関する資格が役に立ちます。

接遇やマナーといった受付業務のスキル向上も目指すことができるため、取得して損はありません。

診療情報管理士

日本病院会が認定する医療事務の資格で、患者のカルテを管理しデータベース化するスキルを評価します。地域連携室では患者の情報の管理・共有が重要なため、評価されている資格のひとつです。

地域連携室はやりがいを感じられる欠かせない職場!気になったら求人をチェックしてみましょう

高い位置から見る住宅街

地域連携室は、患者と医療機関を繋ぐという重要なポジションに存在する部署です。患者の健康を包括的に支援し、初診から退院までの調整を行うことは大きなやりがいへと繋がるでしょう。また、患者だけではなく、病院同士の連携を促し、地域全体の医療をサポートするという重要な役割を担うことも。患者や地域医療を支えたい、仕事にやりがいを見出したいという方にうってつけの職種と言えるでしょう。

気になる方は、ぜひ実際の求人をチェックしてみてください。

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