済生会病院とは?特徴や歴史、実際の求人例をもとに済生会について解説

全国40都道府県で80を超える病院を運営する済生会と、民間病院・公立病院の違いをご存知ですか?済生会病院の歴史は長く、創立100年を超える日本最大級の社会福祉法人会。この記事では、済生会の特徴や実際の求人例を紹介しています。

済生会とは?

済生会(正式名称:恩賜財団済生会)とは日本最大の社会福祉法人会であり、生活困窮者を医療によって救済しようという考えのもと1911年、明治天皇の済生勅語によって創設されました。現在では、日本の40都道府県で81の済生会病院を運営するなど、日本国内の医療・保健・福祉に多大な貢献をしています。

済生会の歴史と成り立ち

100年以上の歴史を持つ済生会、その始まりは明治天皇による「恵まれない人々のために施薬救療し、済生の道を弘めるように」という済生勅語。この勅語のもと下付け金150万円を下賜されました。この御下賜をもとに、時の首相桂太郎が全国の官民から寄付金を募って創設されたのが済生会のはじまり。

昭和26年に公的医療機関、昭和27年に社会福祉法人の認可を受け、現在では日本最大の社会福祉法人として全職員約62,000人が40都道府県で医療・保健・福祉の活動に従事しています。

済生会の理念、三つの目標

済生会の理念、3つの目標は明治天皇による済生勅語に由来しています。生活に困っている人を医療で救うという方針のもと、生活困窮者への支援として無料低額診療などに取り組んでいます。

済生会病院の特徴

済生会病院が一般の民間病院や公立病院と違う点は、取り組んでいる事業にあります。ここでは、済生会病院が取り組んでいる事業のうち特徴的な2つをご紹介します。

生活困窮者支援事業(なでしこプラン)

生活困窮者支援事業とは、ホームレスやDV(家庭内暴力)被害者、刑務所出所者、障がい者、高齢者などの生活困窮者全般を対象に、行政や関係機関と連携して訪問診療、健康診断、就労支援等を行なう事業。

生活保護受給者をはじめとして低所得者の医療費を免除または減額する「無料低額診療事業」などに取り組んでおり、平成22～24年度の3年間で延べ316,207人に無料で健康診断、インフルエンザワクチンの接種等の医療的支援を行いました。

時代とともに変化する人々の生活環境、それによって起きる経済的困窮や社会的孤立からの復帰を支援する活動を済生会は行っています。

環境保全へも力を入れている

「生(いのち)を済(すく)う。人も地球も」をスローガンに、済生会病院ではさまざまな環境保全にも努めています。具体的には、広島病院での省エネの取り組み、二日市病院(福岡)での院内設備の重油使用量削減などが挙げられます。

全国の済生会病院でそれぞれ以下の活動方針に基づきさまざまな環境保全の取り組みを行っています。

済生会は全国にある?

令和2年3月現在、済生会は北海道から鹿児島までの40都道府県で81の病院・17の診療所を運営しています。全国各地に拠点があるため今住んでいる地域の近くで求人を探すことが可能。お近くの済生会病院は、済生会のホームページよりご確認ください。

済生会の実際の求人例

無資格・未経験可でも調整できる医療事務求人。無料のeラーニングシステムで医療事務の仕事について学べる環境もありますので、初めての医療事務で不安がある方にもおすすめです。また契約社員としての契約ではありますが、1年の雇用期間終了後希望する場合は正社員として再度契約することが可能。これから医療事務としてのキャリアを積みたい方には特におすすめの求人です。

日本最大級の社会福祉法人である済生会の運営する病院で働いてみませんか?

100年以上の歴史を持つ済生会は、日本最大級の社会福祉法人会として日本の医療・保険・福祉に大きな貢献をしています。その済生会が運営する済生会病院は、全国各地に拠点があり現在では40の都道府県で81の病院、17の診療所を開設。あなたがお住いの地域でも求人を見つけやすいという特徴があります。

民間病院や公立病院同様に一般診療も行いますが、済生会病院では「医療に恵まれない人々に医療を提供することはもちろん、さまざまな社会的弱者に対して目を向け積極的に手を差し伸べること」という理念に基づき、生活困窮者支援事業にも取り組んでいます。

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