医療事務の志望動機の書き方!未経験者も経験者も転職で使える例文付き

2019/07/31

医療事務への転職に志望動機が重要な理由

医療事務の人材を採用する際に、応募者の志望動機を重視して選考する医療機関はたくさんあります。特に医療事務は医療関係の職種の中でも未経験者の募集が多く、学歴や職歴などで選考結果を左右しない傾向が高いです。

さらに、「志望動機」を聞いて採用側が判断するのは入社意欲だけではありません。「医療事務員として、うちの施設で不満なく働いていけるか」という適正もチェックしています。志望動機の伝え方で、自分の熱意やスキル、応募先との相性を上手くアピールできれば、採用の可能性が大きく高まります。

志望動機を考えるには企業研究が必須!

効果的な志望動機を考えるためには企業研究が必要不可欠。なぜなら自分と応募先との相性をアピールするためには、応募先がどんなところか理解していないと不可能だからです。では、志望動機を考えるためには応募先のどのような点を調べると良いのか、紹介します。

応募先が持つ理念や対応している診療科目

応募先が掲げている理念や方針は必ず調べ、その方針に伴った動きをしているかも見てみましょう。自分と応募先の考えや目指すものが同じであれば、仕事のモチベーションが上がり、採用側からも好印象を持たれます。また、医療機関では専門にしている診療科目、治療方法なども重要な特徴です。応募先が対応している診療に、興味や思い入れがあれば積極的に伝えましょう。

施設の規模や任される業務

自分がどのような仕事がしたいのか、応募先ではどんな仕事を任されるのかを調べて、志望動機を形成しましょう。医療事務の仕事は患者さんの受付・会計・カルテの管理・診察券の発行・レセプト業務など多岐にわたりますが、勤務する施設によって業務の種類や量にある程度の違いがあります。

例えば、個人病院や町のクリニックなどの場合、スタッフの数に限りがあるため、一人一人の業務領域は広くなります。一方で大学病院や総合病院など大規模な病院では、業務分担が整理されていることが多く、ひとつの業務に特化する傾向にあります。また、専門にしている診療科目や治療設備などによっても業務内容は異なってきます。

医療事務の志望動機の書き方

志望動機を応募先に伝えるためには、次の3つの点を考えて書きましょう。

・なぜ応募先の病院を選んだのか
・どんな力を応募先で発揮できるのか
・どんなキャリアプランを持っているのか

なぜ応募先の病院を選んだのか

医療事務の仕事をやりたい理由と同時に「数ある医療事務求人の中からその施設を選んだ理由」を明確にしましょう。他の業種、他の医療施設でも叶いそうな希望が動機だと、「採用しても別の場所へすぐ転職してしまのではないか」と不信感を持たれます。応募先の施設ならではの特徴を加味して、志望動機を考えることが大事です。

どんな力を応募先で発揮できるのか

自分の経験・能力・スキルが応募先でどのように活かせるのか、具体的に考えてアピールしましょう。採用側は、応募者が施設にどんなメリットを与えられるのかで合否を考えていますので、こちらからその答えを分かりやすく伝えられると効果的です。

どんなキャリアプランを持っているのか

就職後のキャリアプランを長期的、かつ具体的に計画しましょう。採用する側にとって、転職者にされると困るのは、就職後すぐに退職してしまうことです。長期的なプランを話すことで、長く働きたい意思と、将来的な応募先の働き方とのマッチングをアピールできます。

履歴書に書いたらNGな医療事務の志望動機

志望動機は何でも正直に伝えればいいわけではありません。採用側にとって不満の種となる、NGな志望動機を3つ紹介します。

・ありきたりな内容
・応募先の理念と合っていない
・待遇面についてばかりで応募先のメリットがない

ありきたりな内容

採用側は多くの求職者から志望動機を聞いています。ありきたりな内容では「またこれか…」と思われ、印象に残ることができません。採用する側が興味を持つのは、応募者自身の言葉で語られたオリジナルの志望動機。あなただけが持つきっかけ、過去の体験の中で感じた思いなどを、自分の言葉で組み立てるようにしましょう。

応募先の理念と合っていない

志望動機が応募先の理念と合っていない志望動機はNGです。採用側にとって、採用しても「業務に不満を持たれるのではないか」「うちが求めている働き方を嫌がるのではないか」など不信感を持たれてしまう可能性があります。また、十分に企業研究をしなかったのだと思われ、「意欲に乏しい」と判断されかねません。

待遇面についてばかりで応募先のメリットがない

「給与が高いから」「休みが多いから」など、待遇面ばかりに着目した動機ばかりを挙げるのはNGです。それは求職者側にとってのメリットにはなりますが、採用側にとっては施設にどんな行動でメリットを与えてくれるのかが全く分かりません。待遇の良さが仕事のモチベーションに繋がることもあると思いますが、決して動機がそれだけにならないよう注意しましょう。

面接で志望意欲に説得力を持たせる自己PR

志望意欲の強さをアピールできるのは「志望動機」を伝えるときだけではありません。志望動機以外で、医療事務になりたい意欲をアピールするには次の3つのポイントも重要です。

・これまでの職務経歴
・自分の長所短所
・取得している資格

これまでの職務経歴

職務経歴を聞かれた際には、ただ職歴を伝えるだけではいけません。自分のこれまでの業務経験が、どのように医療事務の仕事で活きるのかを言えるようにしておきましょう。そのためには、これまでの仕事で自分がどんな知識やスキルを学んだのか振り返ることが大事です。

自分の長所短所

自分の長所や短所を聞かれた際には、具体的に伝えましょう。例えば「私は行動力があります」などというだけでは、あなたの良さがハッキリと掴めません。「その長所の根拠となる経験や成果」「その長所を医療事務に活かす方法」なども一緒に言えると、説得力のあるアピールになります。

また、短所に関しても、その短所があることで自分がどんなときに困ったか、そしてこれから克服するためにはどうするかを考えておきましょう。

取得している資格

必須資格のない求人が多い医療事務ですが、自分のスキルを示す上で資格の取得は有効です。特に「医療事務検定試験」「医療秘書技能検定試験」「医事コンピュータ技能検定試験」など医療事務に直結する資格を持っている場合は、即戦力になる証明として積極的にアピールしましょう。

資格などを持っていない場合は、現在勉強中のことや努力していることなどを伝えると、志望意欲の強さをアピールできます。

医療事務の志望動機の例文

医療事務採用に応募する場合の、志望動機の例文をご紹介します。志望動機に悩んだときは参考にしてくださいね。

経験者

私は大学病院にて3年間、患者様への対応、カルテの入力、診察券の発行などの受付業務を行ってまいりました。今後はレセプト業務や会計業務のほか、医療事務として仕事の幅を広げていきたいと考えています。貴院は少人数体制で運営をされているため、個人に幅広く業務を任していただけると思い、志望しました。

また、これまでに私は自身のスキルアップのため、「医療事務検定試験」と「医事コンピュータ技能検定資格試験」の資格を取得しています。もっと自身の総合力を高め、貴院が掲げる患者様第一という理念のもと、一人ひとりの患者様により親身に対応する働き方をしたいです。

未経験者

前職はメーカーにてサポートデスクの業務を行っておりました。ユーザー様の対応をする中で、感謝の言葉を頂けるのは大きなやりがいでしたが、電話を通してではなく直接お客様と触れ合える仕事がしたいという思いが強くなり転職を考えました。こちらの病院で働きたいと考えたのは、以前私の祖母が入院した際、先生をはじめすべてのスタッフの対応が素晴らしく、感銘を受けたことがきっかけです。

調べるうちに、医療事務は患者様と直接触れ合える仕事であり、前職で培ったコミュニケーション力やデスクワークの経験を活かすことができるのではないかと考えました。現在、自分に足りていない医療現場の知識を学ぶため、「医療事務技能審査試験」の資格取得を目指し勉強中です。未経験からではありますが、長くこの仕事を続けていきたいと考えています。

医療事務の面接では志望動機の例文を参考にして応募先のメリットを伝えよう

志望動機はそれを伝えることで、採用側が自分を雇うメリットを感じさせられるものを目指して作りましょう。そのためには、応募先で自分の強みを活かす方法を見つけなければいけません。しっかり下調べをした後は、分かりやすく具体的な志望動機になるように、伝えるべき内容や表現を考えます。もし志望動機の作り方で悩みや迷いがあれば、本記事を見返すか、医療事務に詳しい転職のプロへ相談してみましょう。

医療事務 志望動機に関するQ&A

医療事務の仕事に応募する際、志望動機は重視されますか?

医療事務の面接では志望動機を重視する医療機関がたくさんあります。医療関係の職種の中でも医療事務は、無資格、未経験で従事できるため、学歴や職歴だけで選考を決めない傾向が高いです。志望する熱意や将来のビジョンなどが面接の際に伝わることで選考に受かりやすくなると言えるでしょう。

医療事務への志望動機は、どうやって書けばよいですか?

医療事務への志望動機を書く時は、まずは志望する医療機関の研究をしましょう。応募先が掲げている企業理念や方針などをしっかりと理解し、あなたが求めている方向性と同じであることを確認する必要があります。また医療事務の業務には幅があるため、自分の従事したい分野と応募先の仕事内容に相違がないかも重要なポイントです。これらの分析と情報を基にして志望動機をまとめていきます。

医療事務への志望動機を書く時、ポイントは何ですか?

志望動機は「応募先の病院を選んだ理由」「発揮できるスキル」「キャリアプラン」の3つを明確にしましょう。この病院で勤務したいという特別な理由が明確にあると、あなたの熱意が伝わります。現場で発揮できるスキルも重要なアピールポイントです。またキャリアプランを明確にすることで、信頼を生み採用側が安心して雇用しやすくなります。

医療事務への志望動機で、書いたらNGなことは何ですか?

志望動機で「ありきたりな内容」「応募先の理念に合わない」「待遇面ばかりが目立つ内容」を書くのはNGです。採用側は多くの求職者から同様の志望動機を聞かされるため、ありきたりな内容ではアピールに欠けてしまいます。また応募先の理念に合わない志望動機だと、採用後のミスマッチを懸念され避けられる場合も。他にも待遇面ばかり気にした内容の志望動機は、採用側のニーズに合う人材なのかと不安をあおります。

医療事務への志望動機に説得力を持たせるポイントは何ですか?

説得力のある志望動機にするためには、「職務履歴」「自分の長所」「取得している資格」をアピールするのが効果的です。過去の経歴がこの病院で医療事務として働く上でどのように活かせるのかという熱意を伝えましょう。また長所の説明では体験談や具体例を交えて伝えるとアピール度が高まります。必須資格のない医療事務ですが、取得している資格があればアピールポイントになります。

医療事務への志望動機を書く際の必須事項は何ですか?

志望動機での必須事項は「応募先に貢献できる理由の具体的なアピール」です。取得している資格やこれまでの経験、自身のスキルなどアピールできるポイントを掘り下げて具体的に説明しましょう。採用側は求職者が、長く企業の戦力となって貢献してほしいと願っています。明確な目標とその裏付けとなる根拠を理解してもらえるような志望動機が理想的です。

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