全国で3894医療事務求人を掲載
ソラジョブ医療事務の求人・転職や派遣募集 - ソラジョブ医療事務
ソラジョブ医療事務の求人・転職や派遣募集 - ソラジョブ医療事務ソラジョブ医療事務の求人・転職や派遣募集 - ソラジョブ医療事務

医療事務資格は独学での取得は難しい?おすすめの資格や試験勉強の対策法

著者: そだねー

更新日:2023/12/14

公開日:2021/01/01

医療事務資格の勉強をする女性

医療事務資格は独学でも取得できるのか気になる方は多いのではないでしょうか。医療事務資格には種類があるので、難易度や試験の出題方法などで選べば合格に近づきやすくなります。ここでは、医療事務資格の種類や独学のメリット・デメリットについて紹介します。試験勉強の方法について知りたいという方も、ぜひ参考にしてみてください。

医療事務資格は独学で取得できる?

医療事務資格のテキスト

医療事務の資格は独学でも取得はできる

医療事務資格を独学で取得することは可能です。医療事務資格はさまざまなものがあり、受験する資格によって難易度や受験資格も変わります。誰でも受けられる資格もありますので、独学でもしっかりと知識を身に着ければ、試験の合格を十分狙えます。

受験資格の定められていない主な医療事務資格

おすすめの医療事務資格4選と合格率

医療事務資格にはいくつか種類があります。ここでは、主な医療事務資格4つに絞り、それぞれの特徴や合格率についてご紹介します。

医療事務技能審査試験(メディカルクラーク)

合格率
約60%

※学科試験および実技試験I・IIのすべての得点率が 70%に達した時点で合格

医療事務技能審査試験は、日本最大級の医療事務試験であり、人気が高い点が特徴です。合格率はおよそ60%であり、難易度はやや低めといえます。医療機関の窓口業務で求められる患者接遇や、診療報酬請求事務業務のスキルが問われる資格です。この資格を取得していることで、医療事務の知識や技術があることが証明できます。

医療事務管理士R技能認定試験

合格率
医科 歯科
84.6% 84.6%

※2023年9月実施の試験実績

医療事務管理士技能認定試験は、医科と歯科2つの分野の試験がある点が特徴です。保険制度や医療費の算定・請求に関する知識、医療の基礎や事務処理の技術・能力などが問われます。日本で最初の医療事務の資格であり、合格率は医科・歯科ともに84.6%と高い傾向に。2019年度よりも合格率は上がっているので、比較的取得しやすい資格といえるでしょう。

診療報酬請求事務能力認定試験

合格率
医科 歯科
37% 31.2%

※※2023年7月16日実施の試験実績

診療報酬請求事務能力認定試験は、厚生労働省が唯一認定した資格です。診療報酬明細書(レセプト)作成など診療報酬請求事務に従事する人のスキルが問われます。合格率は医科が37%、歯科が31.2%とどちらも30%に留まり、他の資格よりも難易度は高い傾向です。ただ難易度が高い分、医療現場での評価は高いため取得していると優遇してくれる職場もあります。

医療事務認定実務者

合格率
79.2%

※2022年度開催の試験実績

医療事務認定実務者は、医療に関する基本的な知識や診療報酬明細書(レセプト)作成のスキルが問われる資格試験です。学科、実技ともにマークシート形式のため、医療事務初心者の方にもおすすめ。合格率は79.2%と高く、難易度は低い傾向にあります。また、在宅試験もあるため、仕事や子育てをしながら資格を取得したい人にももってこいです。

医療事務を独学で勉強する3つのメリット

1. 自分のペースに合わせて勉強できる
2. 自分で勉強内容を決められる
3. 費用が抑えられる

1. 自分のペースに合わせて勉強できる

独学であれば、勉強する場所、時間に縛られません。自分のスケジュールに合わせて勉強できます。仕事をしている人、予定が不定期に入る人、子供の世話をする人などは、独学の方が効率良く勉強する時間を確保できるでしょう。

2. 自分で勉強内容を決められる

独学の場合、その日その日の勉強内容を指定されることはありません。自分で好きなときに好きな内容を勉強できます。自分が苦手な範囲や重要な範囲に対して重点的に時間をかけることも可能です。気分や理解度に合わせて、臨機応変に計画を立てられます。

3. 費用が抑えられる

通学や通信の講座を受講するよりも、費用は圧倒的に独学の方が安いです。かかるのは基本的にテキスト代のみ。自分で使用する教材を選択できるので、自分にとって不必要な道具に費用をかけずに済みます。

医療事務を独学で勉強する3つのデメリット

1. モチベーションを保ちづらい
2. わからない点をすぐに質問できない
3. 自分で情報を集める必要がある

1. モチベーションを保ちづらい

独学では、近くに同じ問題を学ぶ人もおらず、自分ひとりでテキストに向かい続けるので、なかなか刺激を得られません。また、決められたカリキュラムもないので、自由にサボることもできてしまいます。問題が解けず落ち込んだり、飽きたりして、勉強が続かなくなる人も多いです。

2. わからない点をすぐに質問できない

独学の場合、わからない問題を前にした際にすぐ質問ができません。自分で調べて、答えを見つけなければいけないのは独学のデメリットといえるでしょう。医療事務の資格試験は医療系の専門用語も扱うので、最初は理解しにくい言葉も多く、難しく感じてしまう人もいるようです。

3. 自分で情報を集める必要がある

試験情報はもちろん、法の改正についても自分で情報を追っていく必要があります。使用するテキストや学習スケジュールも自分で考えなければなりません。また、専門学校などでは資格の取得後に就職支援や求人の紹介を受けられるところもあります。しかし独学の場合、資格取得後の就職先は一から自分で探す必要があります。

医療事務の資格試験に出題される問題内容

PCを使った事務作業をしている医療事務員

ほとんどの医療事務の資格試験で、テキストが持ち込めます。試験中有意義に使うためにテキストにインデックスや付箋をつけて、試験中でも素早く探せるようにしておくのがおすすめです。一般的に医療事務の資格試験は、学科試験と実技試験で構成されています。それぞれの特徴についてくわしくみていきましょう。

学科試験

学科試験では、医療保険などの各種制度の知識や医療費の算定方法など医療事務業務に関する問題が出題されます。基礎的な医学の知識、医学用語など医療全般の総合的な内容が出題される点も特徴です。また、病院や介護施設での窓口業務で必要とされる接遇問題も出題されるので対策しましょう。

実技試験

実技試験実技試験では、主に診療報酬明細書(レセプト)業務の作成など、レセプトに関する知識や技術に関する問題が出題されます。レセプト作成や点検がスピーディーで正確に行えるかが問われます。あわせて、窓口の受付や対応などコミュニケーションを図る問題も出題されるため、窓口や電話応対スキルも評価基準に含まれることを覚えておきましょう。

医療事務資格を独学で勉強するときのコツ4選

1. 受験する試験に対応しているテキストや問題集を購入する
2. 必要な勉強時間の目安は200時間以上
3. 点数表を使いこなせるようにする
4. 同じ問題も繰り返し解く

1.受験する試験に対応しているテキストや問題集を購入する

受験する試験によって、対応するテキストや問題集が異なるので、実施団体に問い合わせるなど事前に調べてから購入するとよいでしょう。受験予定日の1ヶ月前までには過去問題集を解いて、苦手なところをなくしておくのがおすすめです。まずはテキストを読んで、理解してから問題を解く流れで進めて行くのがポイント。

2.必要な勉強時間の目安は200時間以上

下記内容を踏まえて150字程度で執筆
・難易度が低い試験なら200時間が目安
・医療事務の試験の難易度や医療事務の経験者か未経験者かによっても異なる
・難易度の高い診療報酬請求事務能力認定試験の場合、350~600時間が必要
・その他補足解説
難易度が比較的低めの試験であれば、必要な勉強時間はおよそ200時間以上が目安となります。一方で、難易度の高い診療報酬請求事務能力認定試験の場合、350~600時間の学習が必要です。ただし、医療事務の試験の難易度や医療事務の経験者か未経験者かによっても勉強時間が異なる点は理解しておきましょう。

3.点数表を使いこなせるようにする

診療報酬明細書(レセプト)問題を解くにあたり、必要なのが点数表です。最新の診療報酬点数表や診療点数早見表を用意しておきましょう。ただ用意するだけでなく、問題を解く際に何度も活用して、どこに何が書いてあるか把握することが大切です。点数表に慣れておくことで早く問題が解けます。

4.同じ問題を繰り返し解く

一度自分ひとりで解けた問題でも何度も繰り返し解きましょう。問題に対して慣れを身に着けることで、解くスピードが上がっていきます。医療事務の資格試験には制限時間がありますので、時間を計りながら過去問やテキストを何度も解き、苦手分野や時間配分を把握していきましょう。

独学以外の医療事務資格の勉強方法

独学で資格の勉強をしている女性

・専門学校や通学講座
・通信教育

独学以外の方法で医療事務資格を取得したい場合、通学か通信教育の2種類の方法があります。ここでは、それぞれの方法の特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。

専門学校や通学講座

専門学校や通学講座は、学習スケジュールが細かく決まっているので、効率よく試験勉強を進められます。ただし、学費がかかり講義の時間や場所も決められているので、時間とお金の融通が効きやすい方に向いているといえるでしょう。専門学校に通う場合はおよそ200万円、通学講座を利用する場合ではおよそ6〜9万円の学費が必要です。

【こんな人におすすめ】
・時間とお金の融通が効きやすい人
・決められた学習スケジュールに沿って勉強を進めたい人

通信教育

通信教育とは、自宅に届いた教材を使って学習を行う方法です。自宅にいながら好きな時間帯に学習が進められるので、仕事をしているなど忙しい人でも始めやすい勉強方法といえるでしょう。通信教育の費用はおよそ3〜6万円と、通学講座よりは費用が低い傾向にあります。教材はありますが、独学同様に自分で学習スケジュールを立てる必要がある点は理解しておきましょう。

【こんな人におすすめ】
・通学講座よりも費用を抑えたい人
・仕事やプライベートと両立して学習を進めたい人

医療事務資格を独学で取得するのは難しい?

たとえ独学であったとしても、しっかりと学習を進めれば医療事務資格の取得は難しくありません。医療事務資格にはさまざまな種類があり、合格率も異なります。すべての資格の難易度が高いわけではないので、難易度が低い資格を選べば初心者の方も合格に近づきやすいでしょう。
医療事務資格は、試験勉強を通して医療事務として働くための知識を学べるので、就職・転職活動に有利に働きます。最終的にはどの試験においても知識を身に付ける必要はありますが、試験にテキストを持ち込める試験も多数あります。そのため、独学でもチャレンジしやすい資格といえるでしょう。

医療事務は独学でも取得しやすい!資格を取って転職や就職活動に活かそう

医療事務資格にはいくつか種類があり、難易度もそれぞれ異なります。自分のレベルに合わせた資格を選べば、独学でも合格に近づきやすいでしょう。
資格取得は知識やスキルの証明につながるので、転職や就職活動にも有利に働きます。これから医療事務への就職・転職を目指している方は、ぜひチャレンジしてみてください。
実際に医療事務として働きたい方や転職をお考えの方は、ぜひ「ソラジョブ医療事務」の求人をチェックしてみてください。「ソラジョブ医療事務」では、医療事務の求人を多数掲載しています。勤務形態や働き場所など、さまざまな条件に合わせた豊富な求人から、自分にぴったりの求人が見つかります。

新着医療事務 求人/転職情報一覧

医療事務の仕事についてもっと知りたいなら

こちらから>

この記事は役に立ちましたか?

このコラムをシェアする

前のコラムへ

医師事務作業補助者がやってはいけない業務とは?禁止業務の範囲について解説

次のコラムへ

シングルマザーのお仕事ランキング!おすすめの仕事や探し方も解説

著者プロフィール

そだねー

そだねー

北国出身。前職はコールセンターの採用を担当し、ソラストに転職後、医療事務採用業務に6年従事している。営業や現場とのパイプを持ち、日々変化し続ける医療事務の情報をキャッチアップすることに強みを持つ。

このコラムを見た人はこちらの求人を見ています

神戸市立西神戸医療センターで医師事務作業補助者の正社員の求人
市区町村立病院

神戸市立西神戸医療センターで医師事務作業補助者の正社員の求人

月給 190,000円 〜 215,000円
西神中央 徒歩3
資格取得支援制度あり40代以上活躍中平日のみOK

関連コラム

調剤薬局事務資格は意味ない?メリットや独学での取り方、難易度を解説
調剤薬局事務資格は意味ない?メリットや独学での取り方、難易度を解説
資格・キャリアアップ2024/11/08

キーワード・条件から求人を検索する

エリアを選ぶ
職種を選ぶ
希望条件を選ぶ
お仕事検索

ソラジョブについて

ソラジョブとは、株式会社ソラストが管理する求人サイトです。
ソラストは1965年、日本初の医療事務教育機関として創業し、通信教育を開始しました。現在では全国の病院やクリニックといった医療機関における医療事務の受託、介護施設・保育園等の運営、およびこれらの各分野で人材ビジネスサービスを展開しています。
またソラストは、従業員の9割が女性であることから「えるぼし(3つ星)」「くるみん」を、そしてダイバーシティポリシーに基づく取り組みの一部として「D&Iアワード<ベストワークプレイス>」「PRIDE指標<シルバー>」を取得しています。
誰もが働きやすい会社を目指し、女性の活躍推進、ダイバーシティの推進に積極的に取り組んでいます。
求人についてのお問い合わせはお電話でも受け付けております
  • ソラジョブ専門ダイヤル
    03-4216-4482
    全国共通/携帯からでもOK!

    キャリアアドバイザーに求人番号・法人名をお伝えください。

  • お問い合わせ例
    • 「○○県〇〇市の〇〇病院の医療事務求人が気になるので、詳しく教えてください」
    • 「子育て中のため、残業少なめのパート求人を〇〇市内で探しています。おすすめはありますか?」
    • 「無資格・未経験でも働ける医療事務求人を〇〇県内で探しているので、いくつか教えていただきたいです」
ソラジョブ医療事務の求人・転職や派遣募集 - ソラジョブ医療事務ソラジョブ医療事務の求人・転職や派遣募集 - ソラジョブ医療事務