手に職をつけたい女性必見!おすすめの仕事・資格と職選びのポイントを解説!
著者: そだねー
更新日:2023/12/22
公開日:2022/07/26
仕事や生活、収入の安定を求め、手に職をつけたいと考えている女性も多いでしょう。手に職をつければ、より自分の理想に合う環境で働けます。今回は、「手に職をつける」の意味や、女性におすすめの仕事・資格についてご紹介。仕事を選ぶポイントや資格取得における注意点なども解説しますので、ぜひ参考にしてください。
目次
「手に職をつける」とはどんな仕事を指す?
「手に職をつける」とは、仕事で必要な技術や能力を身につけ、そのスキルを業務に活かすことです。誰もができるような簡易的な仕事ではなく、一定の需要があり専門性が問われる以下のような仕事が多い傾向にあります。
【「手に職をつける」仕事の一例】
・医療事務
・介護福祉士
・ケアマネージャー
・保育士
・看護師
・プログラマー など
資格を必要とする仕事もあれば、不要な仕事もあるため「資格が絶対に必要」ではないことを念頭に置いておきましょう。
手に職をつける利点
手に職をつけることで、今後のライフスタイルや転職活動において可能性を増やせるようになります。手に職をつける具体的な利点を、詳しく見ていきましょう。
生活の安定や収入アップにつながる
手に職をつけると、安定した収入を得やすくなります。経験を積むことでさらなる収入アップを目指せるかもしれません。専門性と需要が高い仕事であれば、リストラの可能性も低く、生活も安定しやすいでしょう。
また職種によっては、会社に依存せずに働ける場合もあります。副業や起業をして、収入アップも目指せるでしょう。
ライフスタイルの変化に対応できる
手に職をつけておけば、ライフステージの変化に合わせて働き方を選択しやすくなるでしょう。女性は男性と比べると、出産や育児、介護などライフスタイルの変化が大きい傾向にあります。
手に職をつけることで、そのときの状況に応じた働き方を選べるように。たとえば、育児中は在宅ワークを行う、家族の介護にも対応できるようにパートやアルバイトの雇用形態を選ぶなど、柔軟な働き方が可能です。
学歴をカバーできる
「学歴が良い=仕事ができる」ではありませんが、残念ながらまだ就職・転職の際には、学歴がイメージを左右することも少なくありません。
ただ、専門性の高さが求められる仕事では、学歴よりもその分野での知見やスキルの高さが重視されます。手に職をつけて専門性を高めていくことで、学歴の高い人よりもさらに上のポジションにつくことも十分可能です。
転職活動にも役立つ
専門的な資格や経験が必要な職の場合、転職活動の際のアピール要素になります。手に職をつけておけば、一度退職した場合であっても、別の職場で持っているスキルや知識を活かせるでしょう。
また、倒産やリストラなど万が一の状況に陥っても、自身の強みを活かして焦らず転職活動を始められることが利点です。
手に職をつけたい女性におすすめの仕事5選
ここでは、手に職をつけたい女性におすすめの仕事を5つご紹介します。無資格で働ける仕事も紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
医療事務
【こんな人におすすめ!】
・事務だけでなく人と関わることが好きな人
・転勤が多い家族がいる人
医療事務は、医療機関において以下のような事務全般を担当する仕事です。
・外来や入院の受付
・保険請求の手続き
・患者様のカルテ管理
高齢化が進む現代において、医療業界は需要が高く、将来性が見込める仕事といえます。どの医療機関であっても、基本的に仕事内容は共通しています。引っ越しをしても新しい職場の候補が見つけやすく、スムーズに転職活動が行えるでしょう。
なお、医療事務として働くために必須の資格はありません。未経験からチャレンジしたい方にぴったりの仕事です。以下のような資格取得を目指せば、医療や保険の制度、事務業務の専門知識やマナーなどを身につけられるでしょう。
【おすすめの資格】
・診療報酬請求事務能力試験
・医療事務認定実務者®️試験
・医科2級医療事務実務能力認定試験
介護職
【こんな人におすすめ!】
・人の助けになることにやりがいを感じる人
・相手の気持ちに寄り添って行動できる人
介護職は、介護老人保健施設やデイサービスセンターなどで介護業務を行う職種全般を指します。利用者の食事・入浴・排泄の介助や施設内の掃除、事務業務などが主な仕事内容です。無資格未経験からでも挑戦しやすい職種で、高齢化社会が進む現代、将来的な需要が大いに見込めるでしょう。
働きながら、介護福祉士などの資格を取得してスキルアップを図れるため、確実な給与アップも目指せます。日勤のみやパート・アルバイトの就業形態もあり、働き方の選択肢が多いのも魅力のひとつといえるでしょう。
【おすすめの資格】
・介護職員初任者研修
・介護福祉士実務者研修
・介護福祉士国家試験
保育士
【こんな人におすすめ!】
・子どもと関わることが好きな人
・感受性が豊かでポジティブな人
保育士は、子どもの発達や命と向き合うとても専門性が高い仕事。基本的に働くためには、「保育士資格」が必要です。ただし、保育士のサポートを担う「保育補助者」の立場であれば、無資格であってもチャレンジできます。
現在、保育士の求人数は全国的に多いといわれています。資格取得を目指せば、保育士としてすぐに現場で働ける可能性が高いでしょう。子どもとの触れ合いを楽しめるやりがいのある仕事です。
【おすすめの資格】
・保育士
・幼稚園教諭
Webデザイナー
【こんな人におすすめ!】
・イラストや絵を描くことが好きな人
・在宅で勤務したい人
Webデザイナーとは、Webサイトのレイアウトや構成などを行う仕事です。Web・IT業界は近年成長が続いている業種。在宅勤務を採用している会社もあり、多様な働き方ができるケースもあるでしょう。
Webデザイナーに必須の資格はありませんが、業務にはデザインやコーディングなどの専門知識と技術が必要です。より活躍を目指したい方は、専門学校や通信講座などでWebデザイン関連の知識を身につけることがおすすめ。
ただし、専門性を身につけるには、一定の時間と費用がかかる点を理解しておきましょう。
【おすすめの資格】
・ウェブデザイン技能検定
・Illustrator®️クリエイター能力認定試験
・Photoshop®️クリエイター能力認定試験
システムエンジニア
【こんな人におすすめ!】
・システム構築などの細かな作業が好きな人
・コミュニケーションを図ることが好きな人
システムエンジニアとは、お客さんの要望に沿ってシステム開発を行うIT業界の仕事を指します。システム開発に関わる専門知識・技術に加え、依頼内容を汲み取るヒヤリングスキルや仕事の進行をまとめるマネジメント能力などが求められます。
IT業界の需要が高まっているため、スキルや知識を一度身につければ、長く働けるでしょう。中には、スキル面に関するサポート体制が整った企業もあるため、未経験の方も始めやすい職種といえます。とくに下記のような資格は、システムエンジニアとして活躍したい方におすすめです。
【おすすめの資格】
・基本情報技術者試験・応用情報技術者試験
・ネットワークスペシャリスト試験
・システムアーキテクト試験
手に職をつける方法
手に職をつける方法は、大きく分けて2つあります。目指す職種などによって異なりますので、事前にしっかりと確認しましょう。
働きながら手に職をつける
仕事を始めるために必要な資格がなく、働いて経験を積むことで目指せる職もあります。また、資格取得が重要な職についても、働きつつ資格を取得することでより実践的な視点で資格取得のために得た知識を吸収できるでしょう。
資格を取る
自分がなりたい職種が明確な人は、その職種に就くために必要な専門資格があるかどうかを特定しましょう。業種によっては、有資格者であることが求人への応募資格のひとつになることがあります。
そして、必要な準備などをしっかりと調べ、専門書を使ったり、スクールに通ったりして学習しましょう。勤務時間外や休憩時間を活用することで、仕事をしながら資格学習することも可能です。
手に職をつけられる仕事を選ぶポイント・注意点
手に職をつけられる仕事を選ぶポイントは、大きく4つあります。こんなはずじゃなかったと後悔しないためにも、ポイントを押さえておきましょう。
長期間続けられそうか
手に職を持つというのは、その仕事に対して高い専門性を有しているということです。つまり、自分のキャリアの大部分をその職に費やして、知識や技能などを身につける必要があります。そのため、その他の業種に転用できる技能や知識が身につきにくい職種の場合は、今後、他職種へ転向するのが難しくなるでしょう。
手につけたい職がある場合は、その職の仕事環境や、その仕事が本当に自分のやりたいことかなどを、必ずしっかりと考えていく必要があります。
今後も需要が見込めるか
社会構造の変化などにより、職業の種類や数も時代を追うごとに変化していきます。とくに、AIの発達によって、将来多くの仕事が機械に代替されるといわれています。手に職をつける際には、今後の社会状況の変化を予想し、将来需要があるものを選ぶのがよいでしょう。
たとえば、介護や福祉の仕事は、高齢化が刻々と進む日本では、現在でも需要が大きく、また将来ますます必要とされる仕事です。介護や福祉のような人に寄り添って、細やかであたたかなサービスを提供するような仕事の多くは、AIや機械で代用できず、今後も人の手が必要であると考えられています。
また、単一の専門分野でなく、複数の専門分野を持ちかけ併せていくことで、人材としての希少性が高まり、供給が需要と比べて過多になった場合も差別化することが可能です。
無理なく挑戦できる仕事か
資格取得を目指すとき、自分の知識量や勉強時間などを考慮して、その資格取得の難易度が高すぎないかどうかしっかりと確認することも大切です。資格取得には、多くのケースで期間や費用等のコストをかけ、資格取得のための教材を購入したり、スクールに通ったりする必要が生じます。
特に、収入アップなどのメリットが多い資格では、試験の難易度も高くなる傾向にあり勉強に時間もかかるでしょう。資格によっては取得まで長い道のりになり、最悪の場合、その資格を取得できずかけたコストを回収できないという可能性もあります。
必要なコストが給料や条件に見合うか
手に職があれば、必ず高収入を目指せるというわけでもありません。とくに仕事を始めたばかりのときは、手に職をつけなくてもできる仕事と収入が変わらないこともあるでしょう。
また、資格を取得したとしてもすべての職場で有資格者に対する給料の優遇があるとは限りません。そのコストが、あなたの希望する給料や条件に近づけてくれるものなのかどうか、しっかりと事前に確認するようにしましょう。
手に職をつけたい女性向けのよくあるQ&A
手に職をつけたいと考える女性向けに、よくある質問と回答をまとめています。手に職をつけるうえで悩みや疑問がある方は、参考にしてください。
Q.手に職をつけるには資格が必須?
A.資格は必須ではありません。無資格で目指せる仕事もあります。
医療事務や介護職などは、無資格・未経験からでも仕事ができるケースが多いです。働きながら徐々に資格取得を目指すことで、専門性を磨けるでしょう。
また、保育士の場合、行える業務は限られますが「保育補助者」であれば無資格で働けます。そのため、まずは無資格で働き、慣れてきてから資格取得を目指すのもよいかもしれません。
Q.妊娠中でもできる手に職をつける方法は?
A.短期間・在宅で取得できる資格を選ぶのがおすすめです。
短い学習期間で気軽に取得できる資格は数多くあります。たとえ妊娠中であっても、無理のない範囲で勉強できるでしょう。
おすすめの資格は、医療事務や調剤薬局事務です。在宅で受験できる資格もあるため、体調を考慮して学習が進められます。
Q.30・40・50代からでも手に職はつけられる?
A.年齢を重ねても、手に職はつけられます。
たとえ50代を過ぎたとしても、年齢に関係なく手に職はつけられます。自分の興味のあることや、チャレンジしてみたいことから選択すれば、やりがいのある職種を探しやすくなるでしょう。
また、将来需要がなくならない業種かどうかという視点で選ぶのもおすすめです。
Q.未経験で手に職をつけるには?
A.働きながら手に職をつけるのがおすすめです。
未経験OKの採用を行っている業界はいくつかあります。職種によっては、就職が決まってから研修や資格取得支援を行い、手に職をつけるサポートをしてくれるところも。
未経験から手に職をつけたい方は、このようなサポートがある求人をチェックしてみましょう。
手に職をつけて、ライフスタイルに合った働き方を目指そう<
「手に職をつける」とは、仕事に必要な技術や知識を身につけ、それを実際に活かして働くという意味です。時代の変化により左右される職種も多いなか、手に職をつけることで安定的に、そしてさまざまなメリットを得ながら仕事ができます。
資格取得が必須ではないため、まずは未経験・無資格からチャレンジできる職種を選んでみるのもよいでしょう。とくに、医療事務・介護職・保育士は、ライフスタイルの変化が大きい女性にもおすすめの仕事です。
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著者プロフィール
そだねー
北国出身。前職はコールセンターの採用を担当し、ソラストに転職後、医療事務採用業務に6年従事している。営業や現場とのパイプを持ち、日々変化し続ける医療事務の情報をキャッチアップすることに強みを持つ。