県立病院とはどんな医療施設?県立病院の特徴や求人例・志望動機について紹介

県立病院と一般の民間病院に違いはあるのでしょうか?県立病院で働く上で気になる、特徴や知っておきたいことを解説。また、今回の記事では県立病院の医療事務を受ける方に向けて志望動機例も紹介します。

県立病院とは?

県立病院とは、高度で良質な医療を県民のニーズに合わせて提供することを目的として都道府県または県指定の行政法人が運営している医療機関。地域の中核的医療機関として民間病院やクリニック・診療所などと連携を図り一般診療を行う他、公的機関でなければ対応困難な政策医療や高度・先進医療、二次救命医療などの提供を行っています。

県立病院の特徴

感染症や精神疾患、がんなどといった厚生労働省が定めている19の医療分野についての医療提供、臨床研究などを行う「政策医療」。政策医療に該当する病気・疾患ほか、公的医療機関でなければ対応が困難な、「高度・先進医療」の提供。
さらに、24時間体制で救急患者の受け入れを行う「二次救命医療」。この3点が一般の民間病院と大きく異なる県立病院が担う特徴的な役割と言えます。

県立病院と他の医療機関の違い

県民のニーズに合わせて医療を提供する県立病院ですが、私立病院(民間病院)や市町村立病院との違いは何なのでしょうか。

公的病院と私立病院の違い

私立病院と同様に一般診療を行う公的病院ですが、以下の公的機関でなければ提供が困難な医療を提供する施設としての一面も持っています。

県立病院と市町村立病院の違い

県立病院と市町村立病院の役割としての違いは上記の点。各都道府県に拠点があるといえども、県立病院がその県の医療を包括的に対応することはできません。県立病院を身近に感じることができない過疎地域では、市町村立病院が医療の一番手を担っています。

県立病院への志望動機例

医療事務の志望動機を書く際に重要になるポイントは、「なぜ応募先の病院を選んだのか」「どんな力を応募先で発揮できるのか」「どんなキャリアプランを持っているのか」の3つ。自身の経験やスキルを再度見直して、県立病院だからこその志望動機を考えてみましょう。

県立病院の実際の求人例

未経験・無資格でも挑戦できる県立病院医療事務の求人です。契約社員としての契約ではありますが、1年の雇用期間終了後希望する場合は正社員として再度契約することが可能。1年ごとの昇給や資格取得による昇給もありますので働きながら医療事務としてキャリアアップしていくことができます。また、駅徒歩5分というアクセスの良さも魅力的な求人。

地域に根付いた県立病院で、地域医療に貢献してみませんか?

一般診療に加え、「政策医療」「高度・先進医療」「二次救命医療」など多角的に地域医療に貢献している県立病院。公的医療機関でなければ対応しがたい医療の提供を行うことで、民間の医療機関にはない特徴を持っています。都道府県や県指定の行政法人が運営を行っているため、経営は安定しており長期的なキャリアを築くことも魅力の一つと言えます。
ソラジョブでは、未経験・無資格でも挑戦できる県立病院の求人も掲載中。地域に貢献できる県立病院での仕事に興味がある方は是非チェックしてみて下さい。