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診療情報管理士の志望動機とは?履歴書への書き方を例文付きで紹介!

著者: そだねー

更新日:2023/12/22

公開日:2022/04/28

診療情報管理士はカルテの管理・運用を専門とし、医療職でありながらデータを扱う職種です。医療現場のIT化が進んでいく中で、今後ニーズが高まる職種として注目されています。診療情報管理士としての就業を目指している場合、志望動機は悩みのポイントです。そこで今回は診療情報管理士の志望動機を、例文付きで詳しく解説します。

診療情報管理士の志望動機の書き方

まずは診療情報管理士の志望動機の書き方を、例文と合わせて3つのポイントに分けて解説していきます。

①正確かつ迅速に物事を処理すること、そして裏方として多くの人を支えることが得意であるため、診療情報管理士を志望しています。診療情報などのデータ管理・運用を通して、医療の質の向上、そして病院経営を支える縁の下の力持ちとして従事したいと考えております。こうした思いから、現在は診療情報管理士の資格を取得するに至ってます。

②これまで医療事務職として、多くのデータを管理・運用し、様々な業務を裏方でサポートしてきました。そのためデータ管理は正確さが重要であり、1つでも間違えれば大きなミスにつながることも実感しています。これまでの経験をもとに、カルテなどのデータを正確に扱うことで、患者さまをはじめ医師や看護師、さらには病院経営までをもサポートできる診療情報管理士として専門性を高め、多くの人を支えたい思いが強くあります。

③貴院は県外からも多くの患者さまが足を運ぶ大規模な病院であり、抱える患者数も多いことから、カルテのようなデータ管理・運用のニーズが高いと存じます。医師が質の高い安全・安心の医療を提供できるため、また病院経営をスムーズにするために、診療情報管理士として貢献したいと思い、今回応募いたしました。

①書き出し

書き出しではどのような診療情報管理士になりたいかを、自身の強みと診療情報管理士の役割理解を踏まえて述べています。この点を具体的にアピールできると、診療情報管理士としての志望度の高さがうかがえます。

②根拠

根拠は実体験や具体例と合わせて説明できると説得力が上がります。特に未経験の場合は、何かきっかけがあって目指そうと思い立ったのではないでしょうか。実体験がなくとも、そのきっかけについて具体的に述べてみましょう。

③結論

上記の例文では、なぜその病院の求人に応募したかの理由も述べています。数ある求人のなかで、なぜその病院やクリニックを選んだかは重要な差別化ポイントです。
また改めて自身が診療情報管理士として働きたい思いを述べることで、熱意が伝わる結論となっています。

診療情報管理士の志望動機を書く際のコツ

どんなに志望度が高くても、0から志望動機を考え出すのは難しいものです。そのためここでは、診療情報管理士の志望動機を書く際のコツをお伝えします。ぜひポイントをおさえて、説得力のある志望動機を作成しましょう。

数ある医療職種の中で診療情報管理士を志望した理由を明確にする

診療情報管理士を含め、医療機関にはさまざまな医療職があります。その中でもなぜ診療情報管理士になりたいのかは、採用側ももっとも気になっているポイントです。診療情報管理士を志望した理由が明確でないと、熱意もうまく伝わらなくなってしまいます。
志望した理由を明確にするためには、自分の適性や強みを踏まえて、診療情報管理士になろうとした理由やきっかけを具体的に述べることが重要です。その際は診療情報管理士になりたい熱意だけでなく、適性があることも合わせてアピールできると良いでしょう。そのためには自己分析だけでなく、診療情報管理士の仕事内容や役割をしっかりと理解しておくことが大切です。

その病院を選んだ明確な理由を記載する

診療情報管理士を志望した理由と同様に重要なのが、なぜその病院を選んだかという理由です。職種と同じく、医療機関も数多く存在します。そのためなぜその病院で働きたいかが明確に述べられると、より志望度の高さがうかがえます。
単純に通いやすいという理由であっても、地元への愛情や感謝をアピールするようにしましょう。土地柄に関して述べることがない場合には、その病院の理念や方針、医療規模からのやりがいなどを理由としてみてください。病院のホームページやパンフレットから企業研究をしたり、実際に足を運んだりすることでより具体的な理由が考えられます。

将来的なビジョンも踏まえる

採用側は、なるべく長期的に活躍してくれる人材を求めています。そのため将来的にどのような診療情報管理士になりたいか、そのためにどのようにスキルアップしていくかなど、将来的なビジョンを考えている姿勢をアピールしましょう。この点がアピールできていることで、採用側も長期的に働いてくれる人材であると信頼を寄せてくれます。

診療情報管理士の志望動機の例文

ここでは例文付きで、診療情報管理士の志望動機をお伝えします。未経験からの就職と異業種からの転職の2ケースの例文をご紹介します。

診療情報管理士未経験で医療事務から応募する場合

医療事務から診療情報管理士として専門性を高めていきたいと考え貴院を志望しています。
前職では医療事務として広範な業務に携わってきました。その中で診療情報管理士の方の仕事をお手伝いする機会があり、業務内容にとても興味を持ちました。そして独学で勉強を進め、現在は診療情報管理士の資格を取得することができました。

診療情報管理士の方の仕事をお手伝いしていたのですが、大病院として地域医療を担う貴院でその経験がそのまま全て活かせるとは考えていません。しかし未経験ながらお役に立てる点も多々あるかと思います。

持ち前の独学し自走していく強みを活かし、貴院でも即戦力となる努力を惜しみません。診療情報管理士として少しでも早く貢献していく考えです。よろしくお願いいたします。

診療情報管理士は「無資格OK」という求人もありますが、かなりの狭き門と言えます。
そのため診療情報管理士として未経験で応募する場合には資格を取得している場合は必ずそのことを伝えましょう。
また自分の過去の経験がどのように業務へ活かせるかを伝えるのも大切です。医療事務として、診療情報管理士の業務へ活かせそうな経験が少しでもあれば積極的にアピールしましょう。

診療情報管理士から別の職場へ転職する場合の例文

診療情報管理士として、情報分析業務をより積極的に行っていきたいと考え、貴院を志望しています。

前職では3年間、診療情報管理士として従事してきました。その中で診療情報を正確に入力していくだけでなく、情報分析し活用することにも興味を持ち始めました。貴院では、診療情報を活用することに先進的な取り組みをしていると伺っています。

前職では少数で数多くの役割をこなしてきたため、業務の迅速さと正確さには自信があります。この強みを活かし、私は貴院に貢献します。それに加え情報分析の分野において専門性を高める努力を惜しまず、貴院でより大きな活躍をしていきたいと考えています。

診療情報管理士としての適性や、前職と共通して活かせるスキル・経験が述べられている例です。さらに診療情報管理士の役割も理解した上で志望動機が述べられています。
診療情報管理士から診療情報管理士といった、同職種での転職をする場合は、「なぜ応募先へ志望しているのか?」も明確にできると良いでしょう。
前職ではできないことと応募先で実現できることをはっきり伝えられると、志望動機により説得力が生まれます。

診療情報管理士の志望動機としてNGな内容

ここでは志望動機としてNGな内容を見ていきます。書いてしまうことで評価が下がり、不採用になってしまう可能性もあるため、しっかりと押さえましょう。

福利厚生が良い・安定している仕事だから

診療情報管理士は土日休みや夜勤がないなど、医療職のネックな部分が少ない職種です。しかし志望している一つの理由であったとしても労働条件が良い点や福利厚生面、職の安定性のような内容を志望動機として書くのは避けましょう。これらに言及することで、仕事への意欲が感じ取られにくくなってしまいます。

データを扱う仕事に就きたいから

診療情報管理士への適性をアピールするために、知識や技能をアピールすることは問題ありません。しかしデータを扱う仕事に就きたいという理由だけでは、他の業種でも良いのではと思われてしまう可能性があります。
データを扱うことが仕事であっても、目的は医療機関に役立つためです。そのため医療従事者として医療現場に貢献してくれる人材であるかなど、ホスピタリティが重視されます。

診療情報管理士になりたい熱意を志望動機で伝えよう

今回は診療情報管理士の志望動機について詳しくお伝えしました。
履歴書は診療情報管理士として働くための第1ステップです。どんなに熱意があっても、志望動機に説得力がなければ伝わりません。そのため今回ご紹介したポイントや例文、NG例を参考に、熱意の伝わる志望動機を作成しましょう。

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そだねー

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北国出身。前職はコールセンターの採用を担当し、ソラストに転職後、医療事務採用業務に6年従事している。営業や現場とのパイプを持ち、日々変化し続ける医療事務の情報をキャッチアップすることに強みを持つ。

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