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診療情報管理士への転職-強みをバネに専門職へステップアップ

前職

医療事務

Gさん32歳)

更新日:2024/03/29

公開日:2024/03/29

診療情報管理士として医療機関で勤務する女性

今回は、医療事務から診療情報管理士への転職を成功させた方の体験談を紹介します。診療情報管理士を目指した理由や転職に向けた準備や、転職活動の中で苦労したことなども紹介するので、診療情報管理士への転職をお考えの方はぜひ参考にしてみてください。

【転職者プロフィール】

名前 Gさん
年齢・性別 32歳・女性
前職 医療事務
現職 診療情報管理士

【前職】PCスキルを活かしたくて医療事務に就職

クリニックの受付で勤務する女性

医療事務のお仕事を選んだのは、大学時代にデータ入力のアルバイトをしていたのがきっかけでした。アルバイトを通じて身につけたPCスキルを社会人になっても活かしたいと思い、新卒で医療事務に入職しました。
病院では主に受付や会計業務を担当しており、病院を訪れた方々の対応をしていました。それほど規模の大きな病院ではなかったこともあり、患者さんとコミュニケーションを取る機会も多く、顔馴染みの方が増えてきたり、診察後に元気な姿で見送れたりするのに魅力に感じていました。

もっと専門的な仕事をしたいと思うように

医療事務のお仕事では、コツコツと正確に進める仕事や患者さんとのコミュニケーションが中心の仕事など、さまざまな経験ができました。経験を重ねるにつれてやりがいは感じていたのですが、同じ職場で働く方々を見るなかで、もっと専門的で医療知識が求められる仕事がしたいとも考える自分がいました。こうしたきっかけから、当初は医療分野の仕事として、看護助手や調剤薬局事務など、より専門性の高い職種で経験を積みたいと思うようになりました。

先輩がステップアップの背中を押してくれた

診療情報管理士の仕事に興味を持ったのは、同じ職場で働く先輩の転職がきっかけでした。当時、医療事務の仕事を続けるか、他の仕事に転職するか悩んでいるなかで、先輩が「診療情報管理士」の資格を取得し、別の病院に転職することが決定しました。
その時は、診療情報管理士を視野に入れて転職を考えていたわけではなかったのですが、先輩の話を聞くなかで、次第に診療情報管理士の仕事に興味が湧いてきました。

先輩の姿が励みになり、資格取得と転職を決意

先輩は医療事務の仕事を続けながら、通信制過程で情報診療管理士の資格を取得していました。当時私は転職を考えていた際に、できれば資格を取得しなくても仕事ができる職種を探していたのですが、ステップアップのために頑張る先輩の姿を見て、私も頑張ってみようと思いました。
また、先輩と転職の話を重ねるなかで、診療情報管理士という仕事にも魅力を感じていたので、私も先輩のように資格を取得して転職しようと決意しました。

転職活動をスタートするときに準備したこと

・仕事内容や求められるスキル・知識を考えた
・資格取得方法を調べ、勉強を始めた
・転職先に希望する条件を整理した

仕事内容や求められるスキル・知識を考えた

診療情報管理士への転職を目指すにあたって、まずは仕事内容や求められるスキルを詳しく調べました。はじめのうちは医療事務の延長線上のような仕事かと思っていたのですが、調べるうちに確かなスキルが必要であることや、患者のカルテを管理する重要なお仕事であることがわかりました。資格の取得はもちろん必要なのですが、それ以上に患者さんの個人情報を預かる責任感も必要な仕事なので、普段からの仕事の意識も変える必要があるな、と思わせられました。

資格取得方法を調べ、勉強を始めた

診療情報管理士への転職には資格の取得が必須だったため、資格の取得方法についても調べ始めました。休職する予定はなかったため、仕事を続けながら診療情報管理士の資格を取得できる方法を探しました。そのなかで、通信制過程を受けるのが最も現実的であることを知りました。私は最終学歴が大卒で、病院での勤務経験もあったので、通信制過程の受講資格に関しては問題ありませんでした。資格取得に向けた道のりが掴めたので、試験合格に向けて勉強を開始しました。

転職先に希望する条件を整理した

診療情報管理士を目指す方向性は決まったので、そこからは働くうえでの条件や環境などを具体的に考えていきました。「今の職場のままステップアップする」「別の大きなor小さな病院に転職する」など、それぞれでどのような違いがあるのか、また転職の手順なども考えました。病院の規模によっては診療情報管理士の業務範囲も異なるため、自分に合う働き方を明確にしたうえで、希望する条件の優先順位を決めていきました。

診療情報管理士への転職活動で大変と感じたこと

診療情報管理士への転職活動で大変だったのは、仕事と並行しながら資格取得に向けた勉強を続けることでした。勉強時間が限られるため、効率よく勉強を続けなければならないうえに、仕事の後に勉強をする生活スタイルに慣れるのにも多少苦労しました。
最初は医療事務の経験から、もっとスムーズに進むかと思っていたのですが、医療事務と診療情報管理士では、仕事内容や必要な知識が異なるため、経験の浅い分野での知識を身につけるのは大変でした。ただ、より専門的な知識が必要される仕事を希望して転職活動をスタートさせたので、新しい知識が増える喜びも同時に感じていました。

10年間の医療事務経験で得たスキルをアピール

医療事務スタッフとして働いている女性

通信制過程での勉強を続けた結果、晴れて資格取得に成功したのですが、診療情報管理士としては未経験だったため、転職時に何をアピールすればよいのか悩みました。そこで自分の経験やスキルを振り返ってみたのですが、やはり新卒から約10年続けてきた医療事務での経験が自分の強みだと思い至りました。
人の命を扱う医療現場の中で働く上での意識や、患者さんとのやり取りの中で得たエピソードを盛り込みつつ、業務スキルとして臨機応変なコミュニケーション能力やPCスキルをアピールしました。

【転職成功】患者さんの診療や病院の経営を陰で支えられる喜び

転職活動の結果、大学病院の診療情報管理士に就職できました。大規模な病院では、管理する情報が多岐に渡るため、自分1人の業務に集中するだけでなく、他のスタッフとの連携が重要になります。勉強をして培った知識だけでなく、医療事務の経験で得たスキルが、今の仕事にもつながっているので、転職に成功したのと同じぐらい嬉しく思っています。今まで以上に専門的で患者さんや病院を支える仕事に転職したいと思っていたのですが、この仕事にとても満足しています。

日々学べる環境が刺激であり頑張る活力に

前職の医療事務と比較して、診療情報管理士は実務面でより専門的な医療知識が求められるようになりました。未経験の仕事で難しく感じることもありましたが、先輩や同僚など周囲のサポートにも恵まれたので、このやりがいのある環境でもっと頑張っていこうと思っています。
正確性も求められる仕事でもあるため、昔からPC業務が好きだった自分にも合っていると感じています。毎日学びながら新しい知識を身につけていける刺激的な仕事に転職できて本当によかったと思います。

診療情報管理士への転職を目指す人に伝えたいこと

医療事務などの医療現場で働いていて、今後のキャリアを考えてもっと専門的な仕事に就きたいと思っている方は多いはずです。そのような方に「診療情報管理士」は、ステップアップとしてとてもおすすめの仕事です。専門知識を扱うよりレベルの高い仕事ができますし、医療現場でより患者さんや病院により貢献できるため、やりがいも感じられます。もちろん、資格取得が必要で勉強が大変ですし、転職してからも覚えることが多い仕事です。ただ、それ以上にキャリア面でのステップアップや仕事でのやりがいが得られると思っています。

仕事を続けながらでも資格取得は目指せる

診療情報管理士を目指すうえで「仕事を続けながら資格って取れるの?」と思う方も多いと思います。私は医療事務の仕事を続けながら通信制課程を受講して、診療情報管理士の試験に合格できました。通信制過程であれば自分のペースで勉強ができるので、仕事との調整もしやすいので勉強に関してはやる気があれば問題ありません。
診療情報管理士は周囲のスタッフとの連携が大切な仕事なので、医療事務で培ったコミュニケーション能力をアピールするのがおすすめです。

医療事務から診療情報管理士への転職を目指してみよう

今回は、医療事務から診療情報管理士への転職を成功した方の体験談を紹介しました。
Gさんは最初、医療事務の仕事と比べて、より専門的な医療知識が求められる診療情報管理士を目指すことに不安を感じていました。しかし、医療事務の経験で培ったコミュニケーション能力やPCスキルを強みに、未経験の診療情報管理士への転職にチャレンジしました。さらに、試験合格のために仕事と並行して勉強がしやすい通信制過程を選んで受講し、見事合格。無事、転職活動に成功されました。より専門的な業務を通じてステップアップをしたい方にとって、診療情報管理士はぴったりな仕事だったようですね。
ソラジョブでは、診療情報管理士求人を豊富に掲載しています。資格を持っていても実務経験がないと転職できないのでは?と不安な方もいるでしょう。ソラジョブなら未経験OKの求人も探せます。条件も細かく絞って探せるので、あなたに合った求人をみつけられるでしょう。ぜひ、ソラジョブを活用して、ステップアップを目指しましょう。

※本記事で使用している画像はすべてイメージ画像です。

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