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医療秘書の仕事内容は?なるには資格が必要?給料や目指す方法を徹底解説

著者: そだねー

更新日:2024/12/13

公開日:2020/07/30

秘書の女性と男性

医療機関で働く人のスケジュール管理や来客対応など、多岐にわたる業務を担当する「医療秘書」は病院の運営にとっては欠かすことのできない存在です。本記事では、これから医療秘書を目指す人に向けて仕事の内容、必要な資格はあるのかなどについて解説します。

医療秘書とは

医療秘書とは、病院やクリニックなどにおいて、医師や看護師などの医療スタッフのサポートをする役割を担う仕事です。

医療秘書は医療機関において、来客の応対や資料の整理、医療スタッフのスケジュール管理など、多岐にわたったサポート業務を行う職種です。院長専属の秘書であったり、組織所属の秘書であったり、職場によって配属先はさまざま。医療スタッフを陰からサポートし、医業に専念できる環境を整えることが医療秘書の役目です。

医療秘書と医療事務の違い

医療秘書 医療スタッフのスケジュール管理や資料整理などの業務を行う。
医療スタッフが患者さんの治療に集中できる環境を作る役割がある。
医療事務 患者さんの受付やレセプト作成などの業務を行う。
患者さん対応を中心に行う。

医療事務は病院の窓口において、患者さんの受付やご案内、レセプト作成などを担当します。一方、医療秘書は院内の医療スタッフや関係者に向けた対応をメインに行います。「主に誰を相手に仕事をするか」という点が違いです。
医療秘書の仕事には、医療事務などが担当している業務に、医療スタッフのサポートやスケジュール管理、来客・電話の対応などの秘書業務も行います。患者さんよりも取引先や機関との対応が多いです。

医療秘書と医師事務作業補助者の違い

医療秘書 医療スタッフが安心して医療行為に専念できるよう、他の業務をサポートする。
医師事務作業補助者 医師の指示のもと、電子カルテの入力、診断書や紹介状の作成などを行う。医師の医療業務の負担を軽減する役割がある。

医師事務作業補助者は、電子カルテの入力や診断書など各書類の作成といった事務業務をメインに担当します。医師のスケジュールを管理するなどの秘書業務は担当しないケースが多いでしょう。
ただし、病院によっては医師事務作業補助者の役割でありながら、職種の名前が異なる場合もあります。転職する際は、業務内容をよく確認しておくことが大切です。

医療秘書の仕事内容

カレンダーと医師

医療秘書の仕事内容は、大きく分けると「秘書業務」「事務・管理業務」の2つです。なお、紹介する仕事内容は医療秘書の業務の例(一部)であり、施設の規模や方針によっても異なる場合があります。

秘書業務

・医師や施設のスケジュール管理、出張手配、アポ取り
・学会発表の資料作成、同行
・施設全体への情報伝達
・電話、来客対応(大学、製薬会社、関係医療機関など)

秘書業務としては、医師のスケジュール管理や関係部署との連携、学会準備や資料の作成といった多岐にわたる業務があります。医師のもとには、製薬会社や関係医療機関など多くの人が訪れる場合もあるため、窓口としての役割も担います。マネジメントスキルや対人スキルが重要です。

事務・管理業務

・診療報酬請求の手続き
・カルテ管理、診療記録の入力
・診断書や証明書などの文章作成
・行政上の届け出、報告
・窓口での患者さん対応

事務・管理業務の中には、カルテの管理や診療記録の入力、窓口での患者さん対応など一部医療の知識も必要とされる業務もあります。一般的な会社の秘書業務とは大きく異なる点でもあるため、医療秘書としてのやりがいを感じることのできる業務といえるでしょう。

医療秘書の働き方【1日のスケジュール例】

8:00 出勤
8:15 関係部門との朝礼
8:30〜 【午前の業務】
・担当医師に1日のスケジュールを伝達
・来客、電話対応
・会議のための資料作成、資料整理
・今後のスケジュール調整
12:00 昼食
13:00〜 【午後の業務】
・学会への同行
・議事録の作成
・関係者との打ち合わせのための、会議室等の準備
・病院に戻り、報告書の作成
18:00 退勤

医療秘書の1日スケジュール例は上記のとおりです。担当医のスケジュール管理、来客対応など院内で行う業務に加え、ときには学会へ同行し議事録や報告書の作成などを行う場合もあります。1日の業務の流れは、職場やイベントの有無などによって異なることを頭に入れておきましょう。

医療秘書の給料相場

医療秘書の給料は、雇用形態や医療機関によって差があります。ただ、一般的に資格が必要な職業ではないため、医師や看護師のように国家資格が必要な職業と比べると低めです。給料を上げたい場合は、経営の安定している総合病院の正社員求人を探すといいでしょう。

医療秘書のやりがいは?向いているのはこんな人!

秘書業務をしている女性

医療秘書の業務や1日の流れについて理解をしたところで、仕事のやりがいや向いている人の特徴について解説します。

医療秘書の仕事のやりがい・魅力

・医師を支える重要な役割を果たせる
・医療スタッフや患者さんとの信頼関係が築ける
・多岐にわたる業務でスキルが磨かれる
・医療現場の第一線に携われる
・社会的に意義の高い仕事である

医療秘書は医療スタッフが医業に集中できるよう、スケジュールの管理や書類の作成などを助けるサポート役で、なくてはならない存在です。医療スタッフの活躍を影で支える実感を得られる点が、やりがいや魅力といえます。
また、高齢化社会を迎えた日本においては需要も高まっており、社会的にも意義の高い仕事です。

医療秘書に向いているのはこんな人!

・コミュニケーション能力が高い人
・気配りや配慮ができる人
・責任感が強い人
・マルチタスクが得意な人
・計画性のある人

医療秘書の主な業務は医療従事者のサポートであり、裏方で活躍できる縁の下の力持ち的なポジションです。「目立つ必要はないけど、誰かの役に立ちたい」という気持ちが強い人にぴったりといえます。
また、人と連携をとったりスケジュールを立てたりする仕事が多いので、まめに連絡を取ることが苦でない人、計画性の高い人も向いているでしょう。

医療秘書になるには?おすすめの資格4選

医療秘書になるために必須の資格はありません。

医療秘書として働くために、必須の資格はありません。学歴や年齢、資格の有無を問わず求人を出している医療施設も多いです。求められるスキルとしては、コミュニケーション能力や接遇マナー、PC操作やスケジュール管理など一般的な秘書能力、事務能力に加えて、医療に関する知識があります。
医療秘書になるのに必須の資格はありませんが、業務知識を学び、信頼を得るためにも資格を取得しておくと有利です。職場によっては資格手当があり、給料アップにもつながります。専用の対策をした通信講座やスクールもありますので、資格取得を目指す際は調べてみるといいでしょう。下記、医療秘書を目指す人におすすめの資格を4つ紹介します。

【医療秘書の仕事に役立つおすすめの資格】

医療秘書技能検定

<医療秘書としての専門知識と技能を、医療秘書教育全国協議会が認定してくれる民間資格です。1級、準1級、2級、3級とあり、試験は年に2回、誰でも受験することができます。準1級から難易度が大きく上がるといわれており、取得すれば大きな信頼を得られるでしょう。

日本医師会認定医療秘書

「専門的な医療事務の知識と最新の情報処理技能を兼ね備えた人材を養成」するために開設された、日本医師会が認定する民間資格。資格を取得するためには、日本医師会が認定した養成機関でカリキュラムを受け、試験に合格、さらに既定の技能科目を取得します。
養成機関は通信制(2年間)と全日制(1年間)とあって道のりは長いですが、合格率が9割以上と高く、日本医師会認定ということもあり信頼性のある資格です。

2級医療秘書実務能力認定試験

医療事務としての実務能力だけではなく、医学基礎や関連法規に関する知識、患者接遇や院内コミュニケーション能力を含めた医療秘書としてのスキルを客観的に判断する試験です。全国医療福祉教育協会が実施を監督する民間資格で、マークシートと診療報酬明細書作成の実技試験で構成されており、合格率は60〜80%程度といわれています。
医療現場ではスタッフ一人ひとりの接遇が患者の病院に対する満足度に影響するため、正しい知識を持って対応することが必要などといった背景から生まれた資格です。

医療管理秘書士

医師の機能の一部を担い、広くその業務を補佐するためのスキルを証明する資格です。一般社団法人 医療教育協会が主催しています。
資格を習得するためには、指定の大学や専門学校に通学し、医療管理学概論や医療秘書の実務に関する内容を学ぶ必要があります。試験は10月と1月の年に2回開催され、合格率は90%前後と比較的高水準です。学校に通いしっかりと知識を身につければ、資格取得の道が見えてきます。

医療秘書になるための具体的な方法

秘書業務について勉強する女性

医療秘書になるために必須の資格はないものの、ある程度の知識は事前に身につけておくことが重要です。ここでは、資格取得に向けたそれぞれの学習法のメリット・デメリットを解説します。

通信講座や市販のテキストで独学する

メリット デメリット
・時間を気にせず自分のペースで学習できる
・市販のテキストであれば費用を抑えることができる
・モチベーションの維持が難しい
・不明点が出た場合、質問できる環境が限られる

通信講座や市販のテキストでの独学は、学校へ通う時間や講義の時間に自身の予定を合わせる必要がありません。社会人として働いている忙しい方におすすめです。
一方で、不明な点が出た場合に質問をする相手がいない、試験に向けてのモチベーションを一人で維持していかなければならないなどのデメリットがあります。

資格スクールに通って学ぶ

メリット デメリット
・カリキュラムに沿って学ぶため、効率的な勉強ができる
・講師に対して気軽に質問ができる
・通学に時間がかかる
・決まった時間に受講する必要があるため、スケジュール調整が難しい

資格スクールでの学習は、効率的で効果的な学習計画に沿って講義が実施されるため、限られた時間を有効活用して必要な知識を学べます。不明点がある場合もその場で質問ができる、一緒に勉強する仲間と悩みなどを共有できるといった点もおすすめです。
一方で、通学や講義の時間はあらかじめ確保しておく必要があるため、仕事や学校などとスケジュール調整をする必要が生まれます。

専門学校や大学へ進学して学ぶ

メリット デメリット
・体系的な知識とスキルを習得できる
・病院やクリニックでの実習ができる場合もある
・就職サポートが充実している
・学費が高額である
・学校に通う期間(1〜4年)を考慮する必要がある

専門学校や大学では、カリキュラムに沿って体系的に学習ができるのはもちろん、病院やクリニックなどで実務研修ができる場合もあります。資格の取得だけでなく、将来の就職を見据えたサポートを用意している点も魅力です。
一方で、学習期間については1〜4年程度が必要であり、時間がかかる点がデメリットといえます。他の学習方法に比べて費用大きくかかる点も注意が必要です。

医療秘書の仕事に関するQ&A

最後に、医療秘書の仕事に関するよくある質問をQ&Aの形式で解説します。

Q.医療秘書は国家資格?

A.国家資格ではありません。

医療秘書になるために必要な国家資格はありません。また、医療秘書は仕事の名称の一つであり、無資格でも従事できます。
一方で、医療秘書としてのスキルを証明する民間の資格が複数存在し、医療秘書技能検定・日本医師会認定医療秘書などがこれに当たります。

Q.医療秘書の主な職場は?

A.大規模病院やクリニックなどが主な職場です。

医療秘書は、スタッフの少ない医療施設では他の役職の人が兼任していることもあり、主に規模の大きな病院で働いていることが多いです。しかし、最近では個人経営のクリニックでも求人募集されていることもあります。医療従事者の負担軽減を目的に、外来、病棟、内科、産婦人科、眼科など、さまざまな診療科でも必要とされている職業です。

Q.医療秘書になるのは難しい?

A.資格は不要ですが、専門的な知識は必要です。

医療秘書になるために必須の資格はないため、未経験や無資格からでも業務につくことができます。
ただし、患者さん対応やカルテの整理など医療に関する専門的な知識が必要な場面が多いため、ある程度の学習やスキルは必須です。また、多くの人と関わりながら仕事をするので、コミュニケーションスキルも求められます。

Q.医療秘書の仕事で大変なことは?

A.専門的な知識が求められる他に、対人関係で苦労を感じる場合もあります。

医療秘書は医師、スタッフ、患者さん、医療機関関係者などさまざまな人と連携をとります。職場次第でもありますが、人それぞれの考え方の違い、自分以外の人同士の相性など、気を遣うシーンは多いでしょう。そんな中で幅広い業務も行い仕事が重なってしまうと、つらい、きついと感じてしまうかもしれません。

Q.医療秘書と医療事務、目指すならどっちがいい?

A.院内の関係者を相手に仕事をしたい場合は医療秘書、患者さんと接する仕事をしたい場合は医療事務がおすすめです。

医療秘書は主に院内のスタッフや関係者を相手にした仕事が多いです。一方で、医療事務は受付やレセプト発行業務など患者様を相手にします。どちらがよいかではなく、どんな相手との仕事を希望するかを考え、目指す方向性を決めるのがおすすめです。

医療秘書は医療従事者のサポート役として無資格から目指せる仕事

医療秘書は、事務業務に秘書業務などさまざまな仕事を行います。医療事務と同じ業務もありますが、主なのは患者さん対応よりもスタッフや行政との連携です。関連する資格を取得することで就職しやすくなったり、資格手当を受けられたりしますが、なくても医療秘書に就くことはできます。今後ますます需要の上がる医療業界で頼りにされる存在になるために、医療秘書を目指してみてはいかがでしょうか。
ソラジョブでは日本各地の医療機関と連携を行い、医療秘書に関する求人を多数掲載しています。働き方や給与体系など、さまざまな条件で検索ができるのも強みの一つです。医療秘書として働きたいと考えている方は、ぜひ求人を検索してみてください。

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著者プロフィール

そだねー

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北国出身。前職はコールセンターの採用を担当し、ソラストに転職後、医療事務採用業務に6年従事している。営業や現場とのパイプを持ち、日々変化し続ける医療事務の情報をキャッチアップすることに強みを持つ。

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