看護助手に役立つ資格とは?代表的な2つの資格とメリットをご紹介

2019/02/26

看護助手にはどんな資格があるのかご存知ですか?本記事では、看護助手の資格として代表的な2つの資格を紹介します。他にも、看護助手は資格なしでもできるのか、資格を取得することで得られるメリットなども解説します。

看護助手とは?

看護助手とは、病院やクリニックなどの医療現場で看護師のサポートを行う仕事です。具体的な仕事内容は、主に看護師の指示を受けてサポート、患者のお世話、介助などがあります。ただし、看護師と違って国家資格を持たないため、採血などの医療行為を行うことはできません。

看護助手の代表的な2つの資格

・メディカルケアワーカー(看護助手)
・看護助手実務能力認定試験

看護助手には看護師のように国家資格があるわけではありません。しかし、民間資格ならあります。その資格として挙げられるのは上記の2つが代表的です。

資格1 メディカルケアワーカー(看護助手)

メディカルケアワーカーは「医療福祉情報実務能力協会」が認定する、看護助手業務において初の民間資格です。看護助手従事者の地位向上や看護助手技能の向上を図るために設けられました。メディカルケアワーカーを取得することで、看護助手職に求められる能力があることの証明ができます。

合格率、費用

メディカルケアワーカーには1級と2級があり、試験の合格率は共に65%前後。受験料は2級が7700円、1級が8700円です。2級は年に4回程度、1級3回程度の頻度で試験が開催されています。

2級の受験資格

既に看護助手の仕事を経験している場合、医療福祉情報実務能力協会が規定している実務経験を1年以上積むと受験資格が得られます。その際には実務経験証明書が必要です。

実務経験がない場合は、医療福祉情報実務能力協会が指定する教育機関において、メディカルケアワーカー(R)講座の受講を修了すると、受験資格が得られます。

2級の試験内容

2級の試験は学科20問と800字程度の記述問題があります。試験内容は、看護助手の役割や看護理論、病気や薬学の知識、敬語や電話対応などのマナーについても問われます。

1級の受験資格

メディカルケアワーカー検定試験2級を合格することで、1級の受験資格を得られます。

1級の試験問題

1級の試験は学科25問と800字程度の記述問題があります。試験内容は2級の学科範囲に加えて、基礎心理学や看護助手の実技に対する知識も問われます。

資格2 看護助手実務能力認定試験

看護助手実務能力認定試験は、全国医療福祉教育協会が認定する民間資格。受験するために必要な条件がなく、誰でも挑戦しやすい資格です。合格者は、看護助手が医療施設において即戦力として活躍するための知識、技能があることが客観的に証明されます。受講する講座によっては修了課題をクリアすることで、試験を受けることなく資格の取得できるところもあります。

合格率、費用

合格率はおおむね60%~80%と言われており、年3回程度、試験が実施されています。受験費用は一般では7500円、団体受験では7000円です。

試験内容

試験は90分間で学科25問、記述問題が5問あり、正答率6割以上で合格となります。出題の内訳は以下の表の通りです。医療に関わる法律や人体の構造、病気、介助の方法など、さまざまな内容を問われます。

【学科問題】
看護助手業務と役割の理解:10問
患者の理解:10問
看護助手業務を遂行するための基本技術:5問
【記述問題】
看護助手業務を遂行するための基本技術に関する記述問題: 5問

看護助手になるのは資格なしでも大丈夫?

看護助手になるために必ず手に入れなければならない資格はありません。看護助手は無資格、未経験からでも求人募集がある、誰もが目指しやすい仕事です。しかし、資格を手にすることで得られるメリットは複数あります。

看護助手の資格を手に入れるメリット4つ!

今回解説した資格を取得することで得られるメリットを4つ紹介します。

1. 看護助手に必要な知識や技術が身に付く
2. 周りから信頼される
3. 採用に有利になる
4. 自分自身の自信になる

1. 看護助手に必要な知識や技術が身に付く

看護助手の仕事を行う際に、資格を取得するために得た知識が役に立ちます。医療施設で働く際には、専門的な医療用語や医療器械の知識や技術が必要な場面は多いです。看護助手について全く知らない状態で働き始めると、わからないことが多く戸惑ってしまうかもしれません。しっかりと知識を身に付けておくことで、業務をスムーズに理解できるようになり、働きやすくなります。

2. 周りから信頼される

資格の取得に伴って身に付けた力を発揮し、仕事を上手に行うことで一緒に仕事を行う人たちから信頼を得ることができます。また、医療について必要な知識を持つことで、看護師の指示を正確に読み取れるようになり、職場での連携がスムーズになります。

3. 採用に有利になる

資格を持つと、看護助手に関する能力を持っていることが客観的に証明されます。看護助手は無資格でも応募可能な求人も多い仕事ですが、資格を持っている方が能力、モチベーション共に認められやすいです。

4. 自分自身の自信になる

資格を得るために行った努力や、勉強して得ることができた知識がそのまま自分の自信へと繋がります。自信は、看護助手業務への挑戦を邪魔する不安や恐怖心をやわらげてくれます。

看護助手は介護関係の資格・経験も活かせる!

看護助手の仕事は、「介護福祉士」や「ホームヘルパー」などの介護関係の資格や経験も活かすことができます。看護助手は、施設利用者の入浴や食事の介助、利用者の生活を手助けする点など、介護関係の仕事内容と共通している点が多くあるからです。

また同じように、看護助手の資格・経験を介護の仕事に活かすことも可能です。今回解説した「メディアケアワーカー」や「看護助手実務能力認定試験」は、介護業界にも有効な資格です。仕事の幅を増やすという意味でも、看護助手の資格の取得は役に立ちます。

看護助手は資格なしでもできるが、取得することのメリットは多い!

看護助手に国家資格はありませんが、代表的な民間資格は2つあります。これらの資格を持つことで得られるメリットは多く、試験の合格率はどちらも60%以上なので、特別難しいわけではありません。看護助手は無資格でも始めることができるので、先に看護助手として働き始めてから、実務経験を積みながら資格の勉強を行うことも可能です。看護助手の仕事に興味を持っている場合は、無資格で行える求人もチェックしてみましょう。

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