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【保育士の職務経歴書】書き方や自己PR例文・テンプレートをご紹介

著者: めんたいパスタ

更新日:2024/05/21

公開日:2022/08/12

子供と遊ぶ保育士

保育士の転職活動において重要な「職務経歴書」。前職での経験やスキルを証明する書類ですが、詳しい書き方やフォーマットがわからない方もいるでしょう。本記事では、保育士の転職活動を成功につなげる職務経歴書の書き方やテンプレートをご紹介。自己PR例文や採用担当者に見られるポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

目次

保育士の転職に必要な職務経歴書とは

履歴書との違い

職務経歴書の種類

保育士の職務経歴書のテンプレート

【項目別】保育士の職務経歴書の書き方と例文

1. タイトル、日付、氏名

2.職務要約・概要

3.職務経歴

4.保有資格・免許

5.保有スキル・得意分野

6.自己PR

保育士の職務経歴書の自己PR例文4選

【例文1】保育士経験がある場合の自己PR

【例文2】保育士としてブランクがある場合の自己PR

【例文3】保育士としての経験が浅い場合の自己PR

【例文4】異業種から保育士に転職する場合の自己PR

保育士の職務経歴書を作成するときの5つの注意点

志望先が求める保育士像を理解する

読みやすさとわかりやすさを重視する

誤字脱字や変換ミスに気をつける

履歴書や面接で伝える内容と一貫性を持たせる

退職理由は前向きな表現を選んで書く

保育士の職務経歴書で採用担当者が注目していること

前職の保育園の特色

前職で行っていた具体的な業務

これまでに培ってきたスキル

保育士の職務経歴書に関するQ&A

Q.パートの保育士経験も職務経歴書に書いてよい?

Q.保育士の職務経歴書は手書き・パソコン・スマホどれで作成する?

Q.保育士の転職で職務経歴書がいらない場合もある?

職務経歴書で保育士経験やスキルをアピールし、転職を成功させよう

保育士の転職に必要な職務経歴書とは

職務経歴書とボールペン

職務経歴書とは、これまで保育士として「どのような保育園で」「どのような業務を」「どのように取り組んできたか」をまとめた書類です。単に経歴を書くだけでなく、どのような実績・成果を上げたか、どのような資格・スキルを身につけたかなどを記載してアピールします。
転職では即戦力が求められるため、採用担当者は応募者がこれまでどのような業務を経験し、どのようなスキルを持っているかを職務経歴書から判断します。

【職務経歴書の主な役割】

・過去の経験、スキル、資格などを採用担当者にアピールする
・即戦力の人材として、経験やスキルなどを活かして働けることをアピールする

履歴書との違い

職務経歴書 過去の経歴やスキルを記載し、採用担当者にアピールする。履歴書のように決まったフォーマットはない。
施術目標 応募者のプロフィールや志望動機など基本情報を記載する。

履歴書にも職歴を書く項目があるため、職務経歴書と被る部分があります。しかし、履歴書はより自己紹介にフォーカスした書類であり、職歴では「どこに所属していたか」という情報しか記載できません。
対して、職務経歴書は職歴についてより詳細に書くことができます。そのため、職務経歴書は履歴書よりも自分の魅力やスキルがアピールできる、いわば「自分自身のプレゼンテーション資料」です。履歴書の職歴をまとめ直しただけの資料にならないよう、職務経歴書の役割を理解した上で作成することがポイントです。

職務経歴書の種類

職務経歴書は、履歴書のように決まったフォーマットがありません。そのため基本的には自由に作成して問題ありませんが、主なフォーマットには下記3種類があります。

編年体形式 履歴書の職歴欄と同じく、時系列に職歴を記載する形式
逆編年体形式 最新の職歴から過去にさかのぼって職歴を記載する形式
キャリア形式 時系列ではなく、業務や役職などをカテゴライズして記載する形式

必ずしも上記形式に則って書かなければならないという決まりはありませんが、基本のフォーマットは履歴書と同じく時系列で職歴を記載する「編年体形式」です。編年体形式であれば、採用担当者が履歴書と合わせて職歴を確認しやすいため、指定がない場合は編年体形式での作成がおすすめ。
一方、「逆年編年体形式」は職歴が多く最新の職歴からアピールしたい場合に、「キャリア形式」は役職ごとの経歴やスキルをアピールしたい場合に向いています。それぞれの特徴を押さえ、ご自身の経歴やスキル、実績が最もわかりやすくアピールできるフォーマットを選んでみてください。

保育士の職務経歴書を作成するときの5つの注意点はこちら

保育士の職務経歴書で採用担当者が注目していることはこちら

保育士の職務経歴書のテンプレート

下記は、基本フォーマットである編年体の職務経歴書テンプレートです。


 

職務経歴書

20XX年X月X日
氏名

【職歴要約】
ここに職歴要約を書きます

【職務経歴】
◼︎在籍園名(例:株式会社×× ◎◎保育園)
事業内容:
資本金:
従業員数:
雇用形態:

期間 業務内容
20XX年X月~20XX年X月 【所属歴】
例)担当クラス

【業務内容】

【業務において力を入れたこと】

 

◼︎在籍園名(例:社会福祉法人○○保育園)
事業内容:
資本金:
従業員数:
雇用形態:

期間 業務内容
20XX年X月~20XX年X月 【所属歴】
例)担当クラス

【業務内容】

【業務において力を入れたこと】

【保有資格・免許】
・資格名(取得年月)

【保有スキル・得意分野】
・ピアノ(10年間習っており、即興での演奏も可能です)

【自己PR】
ここに自己PRを書きます


 

前述したように、職務経歴書は自由に記載してよい書類です。テンプレートを参考に、ご自身でわかりやすいよう調整してみてください。

【項目別】保育士の職務経歴書の書き方と例文

職務経歴書を記入している女性

職務経歴書は、下記項目で構成されています。

ここでは、項目別に保育士の職務経歴書の書き方と例文を解説します。

1. タイトル、日付、氏名

書き初めには、書類中央に「職務経歴書」と大きめの字・フォントサイズで記入します。パソコンで作成する際は、太字にするとさらに見やすくなるでしょう。タイトルの左下には、日付・氏名を行に分けて記入しましょう。日付は職務経歴書を作成した日ではなく、応募先に提出する日付を書きます。西暦・和暦の表記は書類全体で統一、かつ履歴書とも統一できるとベストです。

2.職務要約・概要

職務要約・概要では、これまでの職歴を200字程度でまとめます。これまでの経歴によって文量は異なりますが、可能な限り200字程度で要約できると読みやすくなるでしょう。時系列に沿ってこれまでの職歴を要約します。

▼書き方の例

社会福祉法人○○保育園に正社員として入職。約X年間、XX〜XX歳児クラスを担当しました。主にクラス運営や保護者対応、行事運営に携わりました。その後、20XX年に株式会社◯◯ △△認可保育園へと転職し、副主任としてX年間XX歳児クラスを担当。現在はX歳児クラスを担当しながら、新人教育や採用などマネジメント業務にも携わっています。業務では園児や保護者との信頼関係を大切にし、保育士が働きやすい環境づくりにも努めています。

3.職務経歴

職務経歴では「所属先の基本情報」と「業務内容」の主に2つを詳細に記載します。

所属先の基本情報
所属先の基本情報では「法人名・保育園名」「事業内容」「資本金」「従業員数」「雇用形態」について記入します。法人名は略さず正式名称で、事業内容や資本金、従業員数などは園や会社のホームページを参考に記入しましょう。ホームページなどに書いておらず正しい情報がわからない場合は、わかる範囲の記入で問題ありません。
業務内容
業務内容は期間と合わせて、「所属歴」「業務内容」「業務において力を入れたこと」に分けて具体的に記入しましょう。期間は、その園への入職から退職、または現在までの大きな括りです。所属歴で、各クラスの担当期間を明記しましょう。

▼書き方の例

期間 業務内容
20XX年X月~現在 【所属歴】
・20XX年X月~20XX年X月:3歳児○名のクラス担任
・20XX年X月~現在:5歳児○名のクラス担任
【業務内容】
・クラス運営
・イベント企画
・保育記録の作成
・保護者面談
・採用面接
・新人教育
【業務において力を入れたこと】
・保護者が子どもたちの園での様子がわかるようにクラスだよりを作成したり、お迎え時に詳しく様子を伝えました。
・子ども同士の仲が深まるだけでなく、協力することや友達の大切さが理解できるようなイベントの企画に努めました。
・新人保育士が仕事を覚えやすいよう、マニュアル作成や細かいサポートに努めました。その結果、新人保育士からも高いマネジメント評価をいただくことができました。

業務内容は、職務経歴書のなかでもメインとなる項目です。「どのような業務を担当したか」「どのような実績・成果を挙げたか」「どのように取り組んだか」が簡潔ながらもわかるように書くことがポイントです。志望先の園が力を入れていることや理念に合う点があれば、積極的にアピールしましょう。

4.保有資格・免許

保有資格・免許は、履歴書と同じように記入すればOKです。資格・免許名は正式名称で、取得年月も忘れずに書きましょう。基本は資格を取得した時系列で記載し、量が多い場合にはカテゴライズするなどして工夫してみてください。

▼書き方の例

【保有資格・免許】
・TOEIC公開テスト 680点(20XX年X月)
・普通自動車第一種免許(20XX年X月)
・保育士資格(20XX年X月)
・食育アドバイザー(20XX年X月)

5.保有スキル・得意分野

保育士業務に関連する保有スキルや得意分野を記載します。ピアノやものづくり、ペン習字やPCスキルが一例です。PCスキルは、どういったソフトを使ってどのレベルのことができるかも記載してみてください。

▼書き方の例

【保有スキル・得意分野】
・ピアノ(10年間習っており、即興での演奏も可能です。)
・ものづくり(趣味でハンドメイドアクセサリーを作ったりDIYをしたりしています。)
・PCスキル(Microsoft Word/Excel/PowerPointを使用した資料・書類作りができます。)

6.自己PR

自己PRでは、これまでの職歴やスキルなどを踏まえて、より強調したいことやアピールしたいことを記載します。「これまでどのような経験を積み」「何を身につけ」「どう貢献できるか」を軸に内容を考えましょう。熱意や採用後の活躍がイメージできるよう書くことがコツです。
また、スキル別やアピールしたいこと別にタイトルをつけて記載するなど自由に工夫して書いて問題ありません。文量は少なすぎず多すぎず、300〜400字程度でまとめられるとよいでしょう。

【自己PRを書く際のポイント】

・最初に結論(=自分の強み、培った経験)を書く
・結論を裏付ける根拠(経験やエピソード)を書く
・自分の強みをもとに実務でどう貢献できるかを書く

保育士の職務経歴書の自己PR例文4選

保育士の職務経歴書には、即戦力の人材であることをアピールできる自己PRを書くことが大切です。保育士経験の程度や転職状況別に、職務経歴書に記載する自己PRの例文を4つ紹介します。

【例文1】保育士経験がある場合の自己PR

保育の専門学校を卒業後、約10年間にわたり園児数200人程度の大型の幼稚園で勤務いたしました。10年間の勤務の中で、園児達への教育、保護者との連携、園の運営業務など一通り経験し、最後の2年間では10名程度の職員をまとめるリーダーとしての業務を担当。保育士としての基本的な業務だけではなく、マネジメントの能力も身につけることができたと考えております。新しい職場ではこれまで培ってきた技術や経験を活かし、園の運営の即戦力として、まずはクラス担任のポジションを担当したいと希望します。また、1〜2年程度の経験を積んだあとは、主任など一つ上の管理職のポジションを目指し、自身のスキル向上や園の業務に貢献をしてまいります。

保育士として長く培った経験があるのであれば、実際の現場でどのような業務をしてきたのか、そこで学んだことは何であるのかなどを、具体的なエピソードを用いて記載してください。培った経験を応募先でも活かせることをアピールすることが大切です。
また、将来的にどのような業務に就きたいかなどの展望についても触れておきましょう。

【例文2】保育士としてブランクがある場合の自己PR

保育士として復職するにあたり、子育てに悩む保護者への対応やケアの仕方についても、自身の子育ての経験を大いに活かせるのではないかと考えております。前職では大学を卒業後、6年程度保育士として勤務し、結婚・出産を気に退職。子育てが落ち着き、改めて保育業界で仕事がしたいと思い応募いたしました。保育士として勤務していた頃は、園児のお世話や学習計画の立案などを主に担当し、基本的な業務を一通り習得。退職後は自身の子どもの世話が中心の生活となり、一人の母親として子育ての難しさや大変さを経験しました。内定をいただいた際には、園児・保護者・保育園の3者の橋渡しになるよう、母としての目線を大切に業務に邁進していく所存です。

保育士としてブランクがある場合については、なぜまた保育士として働きたいのか、ブランク中に何を学び、転職の際にどのように活かすことができるのかを記載すると面接官にプラスの印象を与えられます。離職をした理由を聞かれることもあるため、マイナスな印象を持たれない工夫をした記載の仕方も大切です。

【例文3】保育士としての経験が浅い場合の自己PR

保育士としての経験は浅いものの、日常の業務においては園児がより楽しく活動できるよう意識した活動計画の策定・実践に取り組んでいます。現在保育士として3年程度の実務経験があり、スキルアップを目指すために、より多くの園児と触れ合うことのできる大規模な施設への転職を目指しています。最近では、経験やスキルが身についてきたことから、新入保育士への教育なども任せていただけるようになりました。新しい職場でも、現職で評価されてきた点を継続しつつ、小規模幼稚園では学ぶことのできなかった大勢の園児への接し方、マネジメント能力などを身につけ、業務に貢献したいと考えています。また、新入保育士への教育にも面白みややりがいを感じているため、将来は主任やマネージャーなども目指していく所存です。

経験が浅い場合でも、今まで保育士として学んだことや経験をしたことは必ずあるはずです。些細なことでもよいので、自分自身で工夫をして取り組んだ点などを盛り込みましょう。また、転職後に将来目指す姿、目標などにも触れておくと前向きでプラスな印象を与えられます。

【例文4】異業種から保育士に転職する場合の自己PR

保育士の実務経験はありませんが、現職である出版メーカーで営業職として支店の年間売上No1を達成するなど、コミュニケーションや企画の能力には自身があります。昔から子どもたちと接する保育の仕事に興味があり、このたび転職を決意しました。転職を進めるにあたり2年前から夜間制の専門学校に通い、今年3月に保育士資格を取得しています。保育士としても、園児や保護者等とのコミュニケーション、指導計画の作成などで今まで培ってきた能力を活かせる場面は多いと考えます。また、資格取得と現職の業務を並行して行ってきたため、保育士としては必須のマルチタスク・タスクの管理についても自身があります。

異業種からの転職の場合であれば、資格取得など保育士になるために努力をしたポイントについては必ず触れるようにしましょう。面接官に対して、志望度の高さが伝わります。また、異業種であっても、必ず保育の現場で役立つ経験があるはずです。自身の業務や経験と保育の業務を照らし合わせ、自己PRに盛り込みましょう。

保育士の職務経歴書を作成するときの5つの注意点

職務経歴書は、応募者の保育士としての資質を見極める重要な書類です。採用担当者に書類からよい印象を持ってもらうためにも、下記注意点を押さえて職務経歴書を作成しましょう。

志望先が求める保育士像を理解する

職務経歴書は自分の書きたいことだけを書くのではなく、自分が志望する保育園でどんな保育士が求められているか、必要な人材・保育士像を理解して、記入をすることが大切です。求められている人材の特徴を押さえることで、それに沿った自己PRや志望動機を盛り込みやすくなります。文章を作成する際は、いかに自分が要件とマッチしている人材であるかを分かりやすく伝える工夫をしてください。

読みやすさとわかりやすさを重視する

職務経歴書は記載内容が多く、かつフォーマットが自由であるため、読みやすくするには工夫が必要です。各項目には簡単な見出し・タイトルをつける、詳細は括弧内に記載するなどして工夫してみましょう。また、具体的に書こうとした結果、レポートのような文章量になってしまわないよう注意が必要です。要点を絞って、簡潔に書くことを意識することがポイントです。

誤字脱字や変換ミスに気をつける

どんなに注意していても、誤字脱字や変換ミスなどは発生してしまうもの。提出前は必ず読み直し、不安な場合は家族や友人など第三者にチェックしてもらいましょう。

履歴書や面接で伝える内容と一貫性を持たせる

職務経歴書と履歴書は対で見られることが多いため、双方の内容にブレがなく、一貫性を持たせることが大切です。話の軸や内容に行き違いがあると、信頼性を欠く恐れがあります。とくに、志望動機や自己PRの内容には注意が必要です。職務経歴書や履歴書などの応募書類は提出前に必ずコピーを取り、面接が終わるまでは見返しできるように保管しておきましょう。

退職理由は前向きな表現を選んで書く

基本的に、職務経歴書に退職理由を書く必要はありません。しかし、なかには退職理由や転職理由の記載が求められるケースもあります。その場合、退職理由は前向きに書くようにしましょう。本当の退職理由が職場の人間関係や待遇への不満のようなネガティブなものであっても、正直に書くことでマイナスな印象を与えてしまいます。「自身の成長のため」「キャリア・スキルアップのため」など、熱意や意欲が伝わるような前向きな理由を書きましょう。

保育士の職務経歴書で採用担当者が注目していること

保育士の面接試験を受けている女性

次に、面接官が職務経歴書のどのようなポイントに注目して面接を行っているかについて解説します。採用担当者が見ている部分を理解することで、保育士として転職につながるよりよい職務経歴書を作成できるでしょう。

前職の保育園の特色

保育園ごとに方針や理念が異なるため、過去に勤めていた施設がどのような場所であったか気になる採用担当者は多いです。面接の際に詳細を聞かれることもあるため、実態だけでなく、自身が共感した部分やそうでない部分なども答えられるようにしておきましょう。マイナス面だけを話すと印象がよくないため、バランスのよい会話が重要です。

前職で行っていた具体的な業務

既存社員とのバランスや業務分担を考えるために、今まで担当してきた業務内容やその範囲はとくに注目されます。職務経歴書を作成する際は、採用担当者が応募者の具体的な実績や経験をより詳細にイメージできるような文章を作ることが大切です。また、「自分を採用するメリット」を伝えられるように、実績に合わせた自己PRなども盛り込んでおきましょう。

これまでに培ってきたスキル

即戦力を求めている施設は多いため、現場で活かせるスキルはあるか、業務に役立つ資格や実績はあるかなども注目されます。とくに、資格や表彰などは能力の証明に客観性があるため、保有している場合は自己PRとして積極的に記載しましょう。
一方で、求められているスキルと関連が深くない場合、あまり効果的なアピールにはつながりません。応募先が必要とする要件について正しく把握しておきましょう。

保育士の職務経歴書に関するQ&A

最後に、保育士が職務経歴書を記載する際によくある質問をQ&Aの形式で紹介します。

Q.パートの保育士経験も職務経歴書に書いてよい?

A.問題ありません。実績があれば記載をするようにしてください。

雇用形態を問わず、保育士の経験がある場合は職務経歴書に記載を行います。短い職歴の場合も同様です。ただし、読み手のことを考え、わかりやすさを損なわないように注意する必要があります。
また、複数の職歴・短い職歴は、その理由について面接で問われることも。変に隠したり嘘をついたりすると不信感を持たれるため、臆することなく正直に伝えることが重要です。

Q.保育士の職務経歴書は手書き・パソコン・スマホどれで作成する?

A.職務経歴書は、パソコンで作成するのが効率的です。スマホでも作成は可能です。

職務経歴書は、A4サイズの用紙に1〜3枚程度でまとめるのが基本です。フォーマットが自由であり記載内容も多いことから、パソコンで作成を行うのが効率的でしょう。
面接官からも、手書きではないからといって、悪印象を受けることはほとんどありません。パソコンがない場合は、スマホの専用アプリなどから作成をすることも可能です。その際には、コンビニなどに設置されたプリンターを利用し印刷を行います。

Q.保育士の転職で職務経歴書がいらない場合もある?

A.応募先によっては不要な場合もあります。

職務経歴書は、一般的に中途採用であれば提出を求められるケースが多いです。雇用形態や応募先の園のルールによっては不要とされるケースもあります。求人情報が載った媒体に必要書類やルールが必ず記載されていますので、応募先に合わせて対応してください。また、応募から書類提出までの期限は定められているケースが多いので、あらかじめ準備しておくことをおすすめします。

職務経歴書で保育士経験やスキルをアピールし、転職を成功させよう

保育士の転職を成功させるための、職務経歴書の書き方や注意点について解説しました。職務経歴書は、応募者の経験やスキルを伝え、応募先に貢献できる人材であるとアピールする重要な書類です。応募先の求める人材像などと照らし合わせ、自身の強みをアピールしましょう。履歴書の内容や面接での会話と軸がずれないよう、自己分析も合わせて行うことが大切です。
ソラジョブでは、首都圏を中心とした保育士の求人情報を多数取り扱っています。給料や事業所区分の他に、勤務時間帯やブランクOKなどさまざまな条件での検索が可能。保育士として転職をお考えの方は、ぜひ求人をチェックしてください。

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人材紹介業、サービス業、障がい者雇用の分野で採用業務に従事した経験がある女性スタッフ。現在は保育分野の採用担当として、業務を通じて保育園で働くスタッフの負荷軽減になることを目標として活動している。

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