有料老人ホームの志望動機例文一覧
著者: ゲートウェイ
更新日:2023/12/22
公開日:2022/06/20
様々なサービスを提供しており、魅力のある有料老人ホームですが、志望動機にはどのようなものがあるでしょうか。ここでは、未経験・転職・ブランクがあるなど様々な条件から作成する志望動機を紹介します。企業理念や自分の目標などを志望動機に入れたパターンも紹介していますので、順番にみていきましょう。
未経験だけど、自分のスキルを活かせると感じたから
私は介護の仕事は初めてですが、前職はホテルで接客業を10年務めてきました。ホテルでは、接客やマナーが厳しく多くの研修に参加して、自身のスキルとして身に付けることができたと思っています。そのため、接遇やマナーの部分では、介護業界でも貢献していけるのではないかと感じています。また、有料老人ホームでは、入居一時金が高額な施設も多く、接遇や接し方に過度に期待する人も多いと聞き、自分の習得してきた接遇やマナーを活かせる環境があると思います。貴社の「質の高いケアの提供」という理念のもと、接遇面だけでなく、介護技術と知識を学び、利用者さまがここにいて良かったとおもっていただけるようなケアの提供を目指し、日々努力していきたいと思い志望しました。
コミュニケーションスキルを活かせると感じたから
私は、学生のころより、飲食店で仕事をしてきました。毎日多くのお客様がいる中、笑顔を絶やさず、コミュニケーションを図ってきた自信があります。お客様との関係性に特に注力した結果、リピートしてもらえるお客様もいました。多くの方と接していくうちに、コミュニケーションの大切さや笑顔で接することの大切さを勉強できました。有料老人ホームでは、高齢の利用者さまが日々生活している中に入り、支援していく仕事だと認知しており、貴社の「素敵な毎日の創造」という理念に大変共感いたしました。業種は違いますが、私が実践してきたコミュニケーション力を活かし、毎日を楽しく過ごしてもらいたいと思い志望させていただきました。
介護職で培った経験を活かせると感じたから
私は、介護老人保健施設〇〇で4年間、介護職として働いてきました。介護老人保健施設は、3ケ月~6カ月で退所となる場合も多く、利用者さまと別れることに寂しさを覚えるようになりました。どれだけ、気持ちを込めていても最期まで視線できない環境に歯がゆさを感じました。貴社の「最期まで安心した毎日を提供」という理念を見て、利用者さまを最後までケアができるかもしれないと思い志望させていただきました。また、キャリアアップ制度が充実していることもあり、自身のやりがいにつなげられるのではないかと期待しています。今後はこれまでの経験やスキルを活かしながら認知症の勉強を行い、認知症ケアの実践につなげていきたいと考えています。
ブランクから復帰したいと考えたから
私は6年前に出産のため、一度介護職を離れました。子どもがまだ小さいため、夜勤や残業ができず、介護施設に戻ることは難しいと考え、日中、飲食店でパートをしていました。今まで介護職しか経験がなかったのですが、飲食店で働くことで接遇や経営について学ぶことができました。お店に来られる高齢者と接していく中で、もう一度介護の仕事がしたいと思うようになり、貴社を志望しました。6年間のブランクはありますが、その分パートで培った経験をもとに、今まで以上の働き方ができると考えています。今まで、現場の職員というだけで、接遇や経営については無知でしたが、接遇の大切さやお金の流れなどを意識すると、利用者さまへの接し方や、物品ひとつひとつを大切に扱うことができます。できるだけ早く介護のスキルを取り戻し、成長した力を発揮していきたいと思います。
やりがいがあると感じたから
私は、学生の頃に介護施設のボランティアに参加させてもらうことがありました。その際に、高齢者の方から「ありがとう」と言っていただけたことがとても印象的で、忘れられません。何事にも自信を持てなかった私でも役に立つことができるかもしれないと思うようになりました。また、やりがいを持って働くことができる仕事だと感じました。その後、介護の資格取得を目指し、実習やボランティア活動を経験しましたが、やはり「ありがとう」と言ってくださることも多く、やりがいのある仕事だと確信しました。感謝の言葉だけもらえるような甘い仕事ではないことはわかっているつもりですが、それでもやりがいと感じられる仕事は介護の仕事しかないと思い志望させていただきました。
人と関わるのが好きだから
私は昔から人と関わることが好きで、学生時代も学校行事や部活動などに積極的に関わってきました。特に学校行事には力を入れて参加し、高校3年生のときは体育祭・文化祭の実行委員長を任せてもらうほどでした。学校の行事に積極的に関わることで、仲間が増えました。一緒に相談したり、悩んだりと様々な時間をともにしてきたことが良い思い出です。元々、人と関わることが好きな性格が幸いし、多くの経験と仲間を手に入れた経験を、今後の仕事に活かしていきたいと考えています。
介護はチームワークの仕事だと思います。学校行事のようにうまくいかないことも多くあるでしょうが、持ち前のポジティブ思考で円滑な関係性を作っていきたいです。
人を世話するのが好きだから
私は、4人姉妹の長女です。両親が仕事で家を留守にすることが多かったので、必然的に妹たちの世話をする生活を送っていました。また、近所の小さい子どもたちの世話も行うこともありましたが、苦痛に思うことがなかったです。人の世話をすると、喜んでもらえる人がいるため、それをやりがいや役割として考えてきました。6年前に参加したボランティアで高齢者と関わることがありました。そこで介助させていただいた方から「ありがとう」と喜んでもらえたことが嬉しく、介護の施設で働きたいと思うようになりました。介護の技術はまだまだ足りないことは自覚していますが、人の世話が好きなので、この気持ちを大切に求められる介護士に慣れるように努力していきたいと思います。
終の住処としても活用される有料老人ホームでサービスを提供したい
私は、これまでに訪問介護事業所で勤務してきました。これまで、多くの利用者さまとの関わりを持ってきました。しかし、突然亡くなられる方も多く、どこかやりきれないという気持ちがありました。せっかくご縁のあった利用者さまとできるだけ、深く関わりたいと強く考えています。今回、転職を考えたときに、終末期ケアができる施設で働きたいという気持ちがあり、終の住処として活用される有料老人ホームに興味を持ちました。介護施設の中でも娯楽施設や温泉などの環境がある有料老人ホームでは、終末期でも生きがいを感じて生活してもらえるのではないかと考えています。最期まで関わることの喜びと、大変さがあるとは思いますが、ひとつひとつ学び、習得していきたいと思います。
利用者さまの笑顔を引き出したい
私は利用者さまの笑顔を引き出すことを自身の役割として、デイサービスで勤務してきました。介護の仕事をしていると、利用者さまの笑顔の少なさに気づくようになりました。私は、「利用差さまに笑顔や楽しく生活できる環境を提供したい」と思っています。しかし、作業のように業務をこなす毎日になっていることに気づきました。当時は自分自身、笑顔がなく疲れた表情になっていたと思います。このままでは、笑顔にするどころか、心配や不安を与えてしまうことになると感じ退職を決意しました。デイサービスでは夜勤や、終末期ケアを通して多くのことを勉強し、利用者さまに安心していただけるサービスを提供していきたいと考え志望しました。
1人ひとりの利用者さまに寄り添いたい
私は、特別養護老人ホームで7年勤務してきました。介護の基本から、レクリエーション・終末期ケアまで様々な業務を行ってきました。しかし、業務の忙しさがあり、なかなか1人ひとりと向き合って対応できないことが歯がゆかったです。作業的な業務になっているように自分自身が感じてくるようになりました。この先、介護の仕事を継続していくにあたり、気持ちや考え方をリセットして初心を取り戻すために転職を決意しました。これから目指したい介護士像として「1人ひとり利用者さまに寄り添いたい」と考えています。貴社の「最後まで寄り添うケア」という企業理念に共感し、志望させていただきました。有料老人ホーム特有の設備や環境を利用者さまと一緒に楽しみながら、1人ひとりの生活に寄り添ってケアしていきたいと考えています。
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著者プロフィール
ゲートウェイ
異業種含め、人事採用担当として15年以上のキャリアを積んだ経歴を持つ40代男性。現在はソラストの介護採用スタッフとして活躍している。スタッフの負担軽減のため、IT導入や業務ルールの改善に強みを持つ。