歯科医療事務の仕事内容は?必要な資格って?

2020/06/19

歯科医療事務と医療事務の違いがあるのか気になる方も多いのでは?今回の記事では、歯科医療事務の仕事内容や給料、資格について徹底解説。医療事務だけでなく、歯科助手との違いについても紹介するので、この機会にしっかり確認しておきましょう。

歯科医療事務とは

歯科医院での診療報酬計算をし、請求業務を行うのが歯科医療事務です。歯科医院での治療は内科や小児科とはまた違った独自の診療報酬なのが特徴です。医療事務と違い、歯科医療事務には診察サポート業務が含まれる場合もあります。

歯科助手、歯科衛生士と歯科医療事務の違い

歯科助手 歯科衛生士 歯科医療事務
必要資格 不要
(民間資格が数種類ある)
国家資格が必要 不要
仕事内容 ・患者への直接診療はない
・診察が円滑に行えるように補助をする
・診察に必要な器具の準備、診察後の後片付け
・歯科医師指導の下、診察補助や治療の補助を行う ・受付、会計など
・歯科助手と兼務する場合もある

歯科助手や歯科衛生士と歯科医療事務はどのような点が違うのでしょうか。歯科助手は歯科医師の業務サポートを行いますが、歯科衛生士のように直接的な患者さんへの治療行為はできません。歯科医療事務の場合、医院によってはサポート業務を兼任する場合もあり、歯科助手のような仕事を行う場合もあります。

場所によっては、歯科医療事務と歯科助手の仕事は完全に分かれていることもありますが、職場によってまちまち。もし気になる場合は求人などで事前に確認しておきましょう。

歯科医療事務の仕事内容

・受付対応
・会計業務
・サポート業務
・レセプト業務

歯科医療事務の仕事内容は主に上記4つに分類できます。それぞれ詳しく見ていきましょう。

受付対応

来院した患者さんへ受付対応を行うのは、歯科医療事務の仕事の1つ。保険証、診察券の確認や、初診の場合には問診票への記載をお願いし、カルテの作成を行います。

会計業務

カルテをもとに、患者様の自己負担額を計算し、会計を行います。もし次回予約が必要な場合は、予約手続きもその場で行います。

サポート業務

治療に必要な器具や薬品を準備する、もしくは片付けや消毒を行います。また歯科医師や歯科衛生士の指示の下、カルテ記入することもサポート業務に含まれています。歯科医師や歯科衛生士の仕事全てのサポートを行うため、その業務範囲はかなり広いのが特徴です。

レセプト業務

当月に来院した患者さんのレセプト集計を行い、印刷します。医師によるチェック後、各支払機関に分けて期日までに郵送します。記入漏れやミスがあると返戻されるため、気の抜けない業務です。

歯科医療事務の給料について

正社員 パート・アルバイト
月給約20~26万円 時給約1,015~1,200円

歯科医療事務の平均的な給料は主に上記のような結果に。しかし歯科医療事務の給料は地域や職場によっても異なります。さらに詳細に知りたいという方は、実際の求人を確認してみましょう。

歯科医療事務として働くメリット

・活躍の場は全国に多数!
・少数先鋭の環境
・業務の幅が広い

活躍の場は全国に多数!

歯科医院の数は年々、増加傾向にあり、全国の医療機関の約4割を占めています。働き先は豊富にあると言え、そのため全国どこでも働くことができるでしょう。突然の引っ越しで生活の場が変わっても、次の職場を探しやすいのは大きなメリットです。

少数先鋭の環境

歯科医院の場合、規模は比較的小さく、職場の人数が少ないことも多いのが特徴です。そのため、病院などに比べると少数先鋭ともいえる環境です。人数が少ない分、アットホームな雰囲気の職場も多く、また地域に根ざした働き方ができるでしょう。

業務の幅が広い

歯科医療事務の場合は業務の幅が広いのも特徴です。病院勤務の医療事務職に比べるとレセプト業務や会計業務に特化していくわけではなく、サポート業務など1人で何役もこなす傾向があります。事務以外の仕事にも積極的にかかわっていきたいと言う方には、こうした特徴はメリットと言えるでしょう。

歯科医療事務管理士とは

JSMA(技能認定振興協会)が実施する歯科医療事務管理士技能認定試験の合格者に与えられる資格です。歯科医療事務管理士になるには医療保険制度や診療報酬の仕組みを理解し、正確に診療報酬を算定できる知識・スキルが必要です。

有資格者が18万人を超えていることから信頼の高い民間資格とされており、歯科医療事務として働く場合に役立つ資格の1つです。

歯科医療事務管理士の試験について

試験内容 【学科・・・マークシート形式10問】
・法規(医療保険制度・公費負担医療制度等についての知識)
・保険請求事務(歯科 診療報酬点数の算定
・歯科 診療報酬明細書の作成・医療用語等の知識)
・医学一般(生理機能・傷病等についての知識)
【実技・・・3問】
・レセプト点検問題(1問)
・レセプト作成(外来2問)
受験資格 年齢制限もない為、どなたでも受験可能
試験日程 年6回 奇数月の第4土曜日
試験時間 実技…09:30~12:30(3時間) 学科…13:45~14:45(1時間)
合格率
難易度
70%程度

合格に必要な勉強時間の目安は350~450時間(6ヶ月程度)と言われています。では歯科医療事務管理士を目指す場合には独学と通信講座、どちらが適しているのでしょうか?2つの勉強方法のメリット・デメリットをそれぞれ見ていきましょう。

歯科医療事務管理士の取得方法

1)独学

メリット デメリット
・通信講座に比べ負担する費用が少ない
・苦手な範囲を中心に勉強できる
・スケジュール管理がしにくい
・モチベーション維持が難しい

独学の場合は通信講座に比べて費用が少なくなりますが、その分モチベーションを保ちにくいこともあります。しかし独学では学習計画も自分で立てるため「苦手な範囲を中心に勉強する」など柔軟に対応することができるでしょう。すでに医療事務の知識がある場合は、こうした勉強法でも十分に合格を狙えます。

2)通信講座

メリット デメリット
・資格試験に詳しい講師によりカリキュラムが組まれる
・疑問点をすぐに質問することができる
・独学と比べると負担費用が高い

負担費用は高くなりますが、独りではモチベーション維持が難しいと言う方には、通信講座の受講がおすすめです。また基礎知識がない場合は、質問をするなどして疑問点をすぐに解消できるのも大きなメリットです。より効率的に学習していけるでしょう。

歯科医療事務はやりがいある仕事!興味のある人は求人もチェック!

歯科医療事務は医療事務と違ってサポート業務を任されることが多い職種です。しかしその分、少数先鋭で地域密着型の職場も多くやりがいがある仕事です。歯科医療事務管理士などの資格取得によってキャリアアップを目指せるのも魅力。興味を持った方はぜひ実際の求人も参考にしてみてください。

ソラジョブでは、歯科医療事務の求人も多数掲載。あなたの希望に合った職場がきっと見つかるはずです。

新着記事