東京で介護職を始めよう!資格取得支援や奨学金などのフォローが充実
著者: ゲートウェイ
更新日:2023/12/22
公開日:2019/02/08
介護職は経験、資格があれば転職のし易い職業です。そのため、もしさまざまな事情により現在の職場から転職することになっても、介護の仕事を続けられます。そこで、今回は介護職を「東京」で始めようと検討している方へ、東京の介護施設の特徴や、どのような環境なのか、また資格支援の状況など、東京における介護職の求人についてご紹介していきます。
目次
東京にある介護職の求人
東京の介護職の平均給与、求人数、求人例をご紹介します。
東京の介護職の平均給料
東京の介護職の平均給料は、25~26万円が相場です。 (厚生労働省「毎月勤労統計調査(平成19年)」より)これは、全国トップクラスの平均給料です。
介護職といえば、給料が安いというイメージを持っている人もいるでしょう。実際に、厚生労働省の統計によると、介護職の平均月収は全産業平均を10万円近く下回っていると発表されています。しかし、東京の場合は、平均給料が25~26万円、平均時給の場合でも約1300円を上回っているため、介護職の中で高い給料水準であるエリアといえます。
東京の介護職の求人数
東京の介護職の求人数は、他の都道府県にある求人数と比較して多いです。介護職の求人を扱う「ソラスト 」に掲載されている東京の介護職の求人数は、全国で最も多く掲載されています。
また日本の統計が閲覧できる政府統計ポータルサイト「e-Stat 」によると、東京の介護老人福祉施設数は全国で最も多い数字となっています。
東京都の介護職の求人例
例1)ケアワーカーの介護求人
職種 | 介護職ヘルパー(ケアワーカー) |
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仕事内容 | ケアハウス(都市型軽費老人ホーム)において、清掃、食事配膳や、 見守り、レクリエーション等の生活援助業務に携わっていただきます。※原則介護は行いません。 |
給与 | 月給200000円から 資格手当あり 昇給あり ※残業代別途支給 ※通勤交通費全額支給 |
雇用形態 | 正社員 |
勤務時間 | 月~土、日(午前)、日(午後) ① 7:00 ~ 16:00 ② 09:00 ~ 18:00 ③ 11:00 ~ 20:00 ※シフト制 【休日】年間休日120日以上! 4週あたり8休 夏季・冬季休暇 その他法人が認める休日(祝日) |
応募資格 | ・介護福祉士 ・介護職員初任者研修 ・介護職員基礎研修 ・実務者研修 ・ヘルパー1級 ・ヘルパー2級 ※長期継続によるキャリア形成を図る観点から50歳位まで |
社会保険 | 厚生年金 健康保険 雇用保険 労災保険 ※勤務状況に応じて付与 |
福利厚生 | 産前産後休暇 育児休業 介護休暇 有給休暇 健康相談センター ■各種社会保険完備(雇用/労災/健康/厚生年金) ■制服貸与 ■資格取得支援制度 ■保養施設利用 ■労働組合あり |
求人の特徴 | ケアハウス、正社員、未経験OK、週5日 |
ほとんどの求人では、介護関連の資格を取得している必要があります。また、基本的に介護施設は休みがないため、休みが不定期になりがちなのが特徴です。それでも、社会保険や福利厚生などは充実しており、資格支援制度なども設けられています。
例2)身体介護専任ホームヘルパーの介護求人
職種 | ホームヘルパー |
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仕事内容 | 身体介護(移動介助・入浴介助・排せつ介助・食事介助)が基本的なサービスです。(※生活援助はありません) ご自宅で暮らす高齢者にとって、なくてはならないヘルパーの存在。地域で暮らすことを支える大切なお仕事です。 「ヘルパーさんの笑顔を見ることが楽しみ」 「ヘルパーさんのおかげでずっと自宅で親と暮らすことができるよ」 そんな言葉をいただけることもあります。在宅生活を支え、「しあわせ」を支えるお仕事です。 |
給与 | 時給1930円から 資格手当あり 昇給あり 交通費全額支給 ◎1930円~2755円 ■早朝・夜間は生活援助:2230円~2605円 ■日曜日は:2350円~2755円 |
雇用形態 | 非常勤職員(パート) |
勤務時間 | 月~日 ① 10:00 ~ 12:00 ② 12:00 ~ 14:00 ③ 14:00 ~ 16:00 ※シフト制 |
応募資格 | ・介護福祉士 ・介護職員初任者研修 ・介護職員基礎研修 ・実務者研修 ・ヘルパー1級 ・ヘルパー2級 |
社会保険 | 厚生年金 健康保険 雇用保険 労災保険 ※各種保険については法定通り付与 |
福利厚生 | 産前産後休暇 育児休業 介護休暇 有給休暇 健康相談センター ・年2回活動奨励金支給 ・交通費全額支給 ・各種社会保険完備(雇用/労災/健康/厚生年金) ・健康診断(会社負担) ・各種研修 ・資格取得支援制度 ・ホテル等会員割引 ・損害保険・傷害保険(団体割引) ・財形貯蓄 ・試用期間50時間 |
求人の特徴 | パート、ホームヘルパー、週1日OK、未経験OK、ブランクOK |
子育てをしながら働きたいという人も少なくないでしょう。資格を持っていれば、どのタイミングからでも働くことができます。時給も他の職種と比べたら非常に高くなっているため、時短でも満足できる給料をもらうことが可能です。
東京で介護職を始める3つのメリット
東京で介護職をするメリットを3つご紹介します。
・求人が最も多い
・お店やイベントが多いから休日が楽しい
・介護職へのサポートが厚い
求人が最も多い
厚生労働省「毎月勤労統計調査(平成19年)」によると、東京都の介護職員の有効求人倍率は6倍を超えています。全産業の東京都の有効求人倍率が2.5倍以上なので、東京都の介護職の求人数は非常に多いといえます。
そのため、東京で介護職の転職は、非常にチャンスがあります。実際に、東京の介護福祉施設のほとんどは人手が足りていないのが現状です。そのため、経験者や有資格者は待遇面で優遇されることが多くなっています。
お店やイベントが多いから休日が楽しい
利用者から笑顔で「ありがとう」といわれる介護職にやりがいを感じている人も少なくありません。とは言っても、夜勤があるなど体力的にキツイのも事実です。ときにはストレスが溜まってしまうこともあるでしょう。そんなときは、街に出掛けて休日を満喫しましょう。東京なら話題のお店やイベントがたくさんあるので、地方にいるよりも休日を楽しむことができます。美味しいグルメやイベントなどで、身体をリフレッシュさせてみて下さい。
介護職へのサポートが厚い
東京都では、少しでも介護職の労働環境を整えるために、さまざまなサポートを行っています。たとえば、介護士として働きながら奨学金を返済している人向けに、返済金相当額を手当てとして支給するなどです。このほかにも、キャリアアップできる環境を確保するための手厚いサポートが充実しています。東京の介護士になると、このようなサポートを利用できるので、キャリアアップがしやすくなったり、手当を受けたりできます。
東京都にある介護職の資格支援
介護職として働くためには、介護福祉士やホームヘルパーといった資格を取得しなければいけません。無資格でも働くことはできますが、それだけ給与が低くなってしまいます。東京都では、介護職として働きたい人向けにさまざまな資格支援を行っています。
介護資格取得に関する各種支援
介護職で必要な資格を取得することは、決して簡単なことではありません。それでも資格を取得したい人向けに、東京都では「介護職員初任者研修資格取得支援事業」により、職場体験事業に参加して、資格取得のための研修を無料で開いています。また「トライアル雇用事業」では、介護業界への就労を希望する人を介護施設で雇用しながら、介護職員初任者研修の受講を支援しています。その他にも「現任介護職員資格取得支援事業」と呼ばれる、介護保険サービス施設・事業所を運営する人を対象に、所属介護職員の介護福祉士国家資格に必要な経費の補助を行うなどがあります。
介護資格取得に向けた修学資金貸付制度
もっと多くの人に介護職を目指してほしいという願いから、東京都では「介護福祉士等就学資金貸与事業」を行っています。これは、厚生労働大臣の指定する養成施設または実務者研修養成施設に在学する人を対象に、修学資金を無利子で貸与する制度です。また、養成施設を卒業した後、東京都が指定する社会福祉施設において、介護福祉士または社会福祉士として一定年数従事すれば、償還が免除されます。
介護職を始めるならサポートが充実した東京都がおすすめ!
東京都であれば資格支援などが充実しているだけでなく、給与設定も他の地域と比べて高くなっています。さらに、東京は魅力的なエリアや観光施設、お店もたくさんあり、とても楽しく過ごせる街です。魅力の多い東京都で介護職を探して、仕事もプライベートも充実させてみてはいかがでしょうか。たくさんの東京都の介護求人を紹介しています。ぜひチェックしてみて下さい。
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著者プロフィール
ゲートウェイ
異業種含め、人事採用担当として15年以上のキャリアを積んだ経歴を持つ40代男性。現在はソラストの介護採用スタッフとして活躍している。スタッフの負担軽減のため、IT導入や業務ルールの改善に強みを持つ。