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介護職の志望動機例文27選|未経験・職種別の書き方や思いつかない時の対処法

著者: ゲートウェイ

更新日:2026/02/25

公開日:2020/02/14

介護の志望動機は、履歴書や面接で必ず求められる重要な項目です。未経験の方や転職回数が多い場合、どのように伝えればよいか悩むこともあるでしょう。
本記事では、介護職の志望動機例文を中心に、職種別・職場別の書き方も整理しています。書き方のポイントやNG例も紹介し、自分の言葉でまとめる方法を解説します。

目次

【介護職の志望動機】書き方の3つのポイント

応募先を選んだ理由を明確にする

経歴などを活かしたアピールポイントを入れる

将来のビジョンや目標を盛り込む

介護職が志望動機を書く前にすべきこと

【未経験・無資格】介護職の志望動機例文3選

【ケース別】介護職の志望動機例文8選

【経験がある場合】介護職の志望動機例文2選

【ブランクがある場合】介護職の志望動機例文2選

【転職回数が多い場合】介護職の志望動機例文2選

【40代・50代の場合】介護職の志望動機例文2選

【職種別】介護職の志望動機例文8選

【ケアマネジャーへの転職】介護職の志望動機例文2選

【生活相談員への転職】介護職の志望動機例文2選

【サービス提供責任者への転職】介護職の志望動機例文2選

【訪問介護への転職】介護職の志望動機例文2選

【職場別】介護職の志望動機例文8選

【デイサービスへの転職】介護職の志望動機例文2選

【グループホームへの転職】介護職の志望動機例文2選

【有料老人ホームへの転職】介護職の志望動機例文2選

【サービス付き高齢者向け住宅】介護職の志望動機例文2選

介護職の志望動機が思いつかない場合は?

これまでの経験を振り返る

介護職に興味を持ったきっかけを整理する

働きながら成長したい気持ちを伝える

介護職の志望動機の書き方がNGな例文

ありきたりで印象に残らない内容である

ネガティブな内容が含まれている

なぜその施設を選んだのか明確でない

待遇面にしか言及していない

【介護職の志望動機】採用担当者が見ている3つのポイント

介護職を志望した理由が具体的かどうか

人柄や仕事への向き合い方が伝わるかどうか

長く働く意欲や成長意欲が感じられるかどうか

介護職の面接で志望動機を話すときの3つのポイント

提出した志望動機の内容と合わせて話す

結論から簡潔に伝える

前向きに長く働きたい気持ちを伝える

介護職の志望動機に関するよくある質問

Q. 40代・50代で未経験の場合、介護職の志望動機はどう書けばいい?

Q. 介護職の志望動機は履歴書と面接で内容を変えても問題ない?

Q. 介護職の志望動機は短くなってもいい?

Q. 志望動機が複数の施設で同じでも問題ない?

介護職の志望動機が整ったら自分に合う職場を探そう

【介護職の志望動機】書き方の3つのポイント

就職や転職時に採用担当者に必ずチェックされる志望動機。ここでは、志望動機を書くときのコツを紹介します。

応募先を選んだ理由を明確にする

数ある介護職の職場の中からなぜ応募先を選んだのか、その理由を明確に書きます。具体的には、応募先の特徴や運営方針などを盛り込むとよいでしょう。
応募先の施設に関する特徴や職場の魅力などを志望動機に盛り込むことで、志望動機に説得力が生まれます。どんな職場にも当てはまる特徴ではなく、「応募先施設ならではの特徴」を書きましょう。

経歴などを活かしたアピールポイントを入れる

これまでの職歴や経歴の中で介護職に活かせるものがあれば、アピールポイントとして書きます。仕事で学んだ知識や経験、特殊なスキルなどが介護職の現場でどのように貢献できるのかを具体的に説明しましょう。
社会経験以外でも、自分の得意なことや好きなことなどを介護職に絡めてアピールポイントにできます。たとえば、人と話をするのが好きであれば、コミュニケーションの必要な介護職のアピールポイントとして活かせるでしょう。

将来のビジョンや目標を盛り込む

実際に職場で働くことになったときに、具体的に何をして、何ができるようになりたいのか将来のビジョンや目標を書きます。介護職の業務について、目標を持ち成長に意欲のあることを伝えることが大切です。
たとえば、介護職に関する資格を取得して、キャリアアップを図りたいとアピールすればやる気が伝わります。

介護職の志望動機が思いつかない時の対策を確認する

介護職が志望動機を書く前にすべきこと

利用者と会話する介護職員の女性

【志望動機を書く前のポイント】
・介護職で働きたい理由を明確にする
・応募先の職場が求めている人物像などのニーズを調査する
・自分の強みや経験・身につけたスキルを整理する
・簡潔にまとめることを意識する

志望動機は、読み手がイメージしやすいように書くことが大切です。まず「なぜ介護職で働きたいのか」を最初に書き、介護職で働きたいと考える理由を明確に伝えましょう。
次に、応募先に合わせた動機を書くことも重要なポイントです。どの介護施設でもよい、という考えではなく、「ここでなければならない」と伝えられるような動機があるとよいでしょう。
事前に応募先の特徴を確認して、施設がどのような介護職員を求めているのか具体化し調べておくのがおすすめです。
また、同じ表現は繰り返さず、簡潔に内容をまとめることも意識しましょう。

【未経験・無資格】介護職の志望動機例文3選

【書き方のポイント】
・介護職に就きたいと思った具体的な理由を入れる
・自分の経験や長所を仕事でどう活かせるのかアピールする
・介護職として成長していきたい意欲や学ぶ姿勢を伝える

志望動機には、なぜ介護職に就きたいと思ったのか具体的な理由を入れます。自分のこれまでの具体的な経験や長所がどのように介護職で活かせるのかを書くと効果的です。身内の介護の経験や接客の経験などはアピールをしやすいでしょう。自身の過去を振り返り、介護職に活かせる経験や長所がないか探すことが大切です。

【例文1】

前職では接客の仕事をしていました。高齢のお客様も多く介護が必要な方もいらっしゃり、とくに認知症の方への対応の難しさを痛感していました。次第に介護の仕事に興味がわくようになり、認知症の方々の社会との関わりを支援したいと考えるようになりました。貴社のグループホームでは認知症の利用者さんの方々が社会や人々と関わりを持ちながら生活することを大切にしていると伺い、その理念に共感いたしました。前職で得たスキルを活かしてお役に立てるよう頑張りたいです。

接客経験を介護職につなげており、未経験でも強みが伝わる内容です。認知症の方への対応に難しさを感じた経験から、介護への関心が生まれた流れが自然で説得力があります。応募先施設の理念に触れて共感を示している点も評価されやすく、企業研究ができている印象を与える志望動機です。

【例文2】

身内が高齢になり、介護が必要となったことをきっかけに、介護の奥深さを知りました。家族の介護はとても大変でしたが、プロの方に助けてもらい、心が軽くなる経験を何度もしました。次は私が介護の必要な方とその家族の役に立ちたいと感じ、介護の仕事に就きたいと考えるようになりました。前職で培った接遇マナーを活かしながら、常に学ぶ姿勢を忘れずに腰を据えて勤務していきたいと考えています。

立場と支援を受ける側の気持ちを理解している点が強みです。また、前職の接遇マナーを活かす姿勢と、学び続ける意欲が伝わり、長く働く意志を感じさせる内容になっています。

【例文3】

介護職は専門性が高く、学び続けることが大切な仕事だと感じています。未経験ではありますが、日々の業務を通して知識や技術を吸収し、一人ひとりに合った支援ができる介護職員を目指したいと考えています。先輩方から積極的に学び、資格取得にも挑戦しながら、利用者さんに安心していただける存在へ成長していきたいです。

未経験であることを前向きに捉え、学ぶ姿勢と成長意欲を明確に示した例文です。具体的に先輩から学ぶ、資格取得に挑戦すると行動がイメージできる点が好印象につながります。長期的に介護職として成長したい意志が伝わり、学びながら働ける環境に向いている内容です。

【ケース別】介護職の志望動機例文8選

履歴書とペンの画像

介護職の志望動機は、これまでの経験や状況によって伝え方を工夫することが大切です。経験の有無やブランク、年齢などに応じて強みは異なります。

【経験がある場合】介護職の志望動機例文2選

【書き方のポイント】
・経験を活かし、新しい環境で何をしたいのかをアピールする
・具体的に何に対応できるのか、どんなことができるのかを伝える

介護職経験者の場合は、自身のスキルや資格、知識について具体的にどんな業務に対応できるのか、何ができるのかを伝えることが重要です。事前に応募先の特徴を調べておき、自分の経験を活かせるポイントを確認しておきましょう。

【例文1】

在宅復帰のための支援に多大な実績のある貴社の介護理念に深く共感しています。とくに、市民に向けた講演会やサロンの開催など、介護が必要となっても住みよい町づくりを何年も続けておられることに感激しました。前職では、介護職部門の主任を勤めており、一連の仕事は経験しています。これからは施設の中に留まらず、地域住民の近くにある専門職として努力したいと考えています。

【例文2】

長年、介護福祉士として施設に勤務しておりましたが、このたびケアマネジャーの資格を取得しました。自宅で生活する高齢者とその家族が、無理なく安心して暮らせるように支援したいと考えるようになり、転職を決意いたしました。ケアマネジャーとしての勤務経験はありませんが、これまでの仕事で身に付けた知識や経験と、常に相手の立場にたって考える謙虚な気持ちを忘れず、より一層成長したいと考えています。

【ブランクがある場合】介護職の志望動機例文2選

【書き方のポイント】
・ブランクの理由やブランク期間は何をしていたのかを書く
・復帰を考えるようになったきっかけを書く

介護職のブランクがある場合は、志望動機にブランクの理由とブランクの間に何をしていたのかを書きます。子育てや身内の介護など正直にブランクの理由を書きましょう。また、なぜ介護職に復帰したいと考えるようになったのか、説得力のある理由やきっかけも書いておきます。復帰する理由を志望動機と絡めることで説得力が生まれるでしょう。

【例文1】

学生時代に介護福祉士を取得し、しばらくは高齢者福祉施設の介護職として勤務しておりました。結婚・出産を機に退職しましたが、仕事への情熱は続いており再び介護職として働きたいと思い、応募いたしました。貴社が、さまざまな学会等でケアの成果を報告されていることは、以前より知っておりました。私も常に勉強し、よりよいケアが提供できるよう努力し続けたいと考えています。これからは、新たな資格取得にも積極的に挑戦し、貴社に貢献していきたいです。

【例文2】

大学を卒業してから10年ほど介護職として働いていました。子育てに専念するために業界を離れていたのですが、子育てが落ち着いたため再び介護職に就きたいと考えました。子育て中も介護の勉強をしていて、資格取得を目指しています。今後は、自身のスキルや経験を活かして、貴社で常勤として勤務したいと考えております。

【転職回数が多い場合】介護職の志望動機例文2選

【書き方のポイント】
・過去の勤務先で培った経験をポジティブに書く
・これから長期で働きたい意思を明確に書く

転職が多い場合、今まで働いてきた勤務先での経験、身につけたスキルや知識などを具体的な内容を含めてアピールするとよいでしょう。異業種の転職が多い場合でも、経験を整理して介護職につながるような経験を伝えると好印象です。
また、転職回数が多い場合は、転職してもすぐ辞めるのでは、と思われがちなので、長く働きたい意思を伝えましょう。

【例文1】

私はデイサービスで介護の仕事を始めて以来、特別養護老人ホーム、グループホーム、訪問介護事業所と複数の職場で介護職として勤務してきました。ひと口に介護施設といっても、施設によって利用者さんの状況も異なります。さまざまな事情がある利用者さんのケアに携わってきた経験から、コミュニケーションを上手に取りながら介助ができるようになりました。貴社においても、コミュニケーションスキルを活かして、柔軟な声かけや介助を行ってまいりたいと思います。

【例文2】

新卒で就職した企業では営業職として勤務しました。次第に、もっと人の役に立つ仕事がしたい、コミュニケーションを取りたいと考えるようになり、介護施設に転職して在宅介護と施設介護の両方を経験しました。さまざまな視点から介護職に必要なスキルを得ることができたと自負しております。今後この経験を活かし、長いスパンで勤務したいと考えています。

【40代・50代の場合】介護職の志望動機例文2選

【書き方のポイント】
・培ってきた経験やスキルを介護のどんな場面で活かせるのかアピールする
・家族の介護経験など身近な実体験を盛り込む

これまでの仕事で培ってきた経験や知識、スキルが介護においてどんな場面で役立つのか具体的に書きます。たとえば、営業職についていた場合は、コミュニケーション力をアピールできるでしょう。
また、40代や50代であれば、身近なところで家族の介護を見てきたり、経験したりするケースも増えるでしょう。介護に関わったことがある経験をアピールすると、志望動機の説得力が増します。

【例文1】

父親が介護施設でリハビリを受けた経験から介護職に興味を持ち、リハビリに力を入れている貴社を志望しました。これまで介護とは直接関わりのない営業職に従事してきましたが、幅広い年齢層の人たちとコミュニケーションを取ってきた経験は、貴社での介護業務に活かせると考えています。介護に関する勉強も始めており、貴社で働きながら資格取得を目指して、ケアの質を高めていきたいです。

【例文2】

これまで勤めてきた会社を早期退職し、今後は誰かのためになる仕事に就きたいと考えました。前職は建築関係であり、体を動かす機会の多い仕事に取り組んできたため、体力には自信があります。身内が訪問介護を受けていたため興味を持ち、訪問介護に力を入れている貴社を志望しました。利用者さんと年代が近いことから、きめ細かなケアや気配りができると考えております。

【職種別】介護職の志望動機例文8選

履歴書とボールペン

介護職にはさまざまな職種があり、仕事内容や求められる役割はそれぞれ異なります。そのため、志望動機も職種に合わせて伝え方を工夫することが大切です。

【ケアマネジャーへの転職】介護職の志望動機例文2選

ケアマネジャーになるためには資格が必要です。なぜ資格を取得しようと思ったのか、きっかけを具体的に書くとよいでしょう。ケアマネジャーとして働きたい熱意を伝えることができます。
また、今までの介護職での経験も書き、さまざまな視点から介護について考えられる人材であることをアピールしましょう。

【例文1】

介護福祉士として8年間、有料老人ホームで経験を積んできました。利用者さんとコミュニケーションを取る中で、利用者さん一人ひとりに合うケアを考えたいと思うようになり、ケアマネジャーの資格を取得しました。
ケアマネジャーとしての業務経験はありませんが、介護福祉士として介護ケアに携わってきた経験を活かし、利用者さんはもちろんご家族からも頼っていただけるようなケアマネジャーになれるよう、頑張りたいと考えております。

【例文2】

数年前より祖母の介護が必要となり、ケアマネジャーの方にお世話になりました。祖母や私たち家族のことも考えてケアプランを作成していただいたおかげで、本人はもとより家族の負担も減り、生活も安定しました。この経験から居宅介護支援に興味を持ち、ケアマネジャーの資格を取得しました。在宅での介護を必要とする方と、ご家族の気持ちに寄り添ったサポートができるようになりたいと思っています。

【生活相談員への転職】介護職の志望動機例文2選

生活相談員は、介護施設の利用を希望する方の相談を受け、必要な手続きや関係機関との連携・調整を行う職種です。基本的には社会福祉士や精神保健福祉士といった資格が必要ですが、一定以上の介護業務経験(※)があれば生活相談員になれる自治体もあります。未経験の応募が可能な求人もありますが、介護経験がある場合にはアピールするとよいでしょう。
※自治体によって条件は異なります。

【例文1】

私はこれまでデイサービス施設で、介護福祉士として5年ほど勤務してまいりました。利用者さんと触れ合う中で、より近くで利用者さんをサポートできるスキルを身につけたいと思い、社会福祉士の資格を取得しました。これまで介護福祉士として現場で勤務した経験を活かし、利用者さんやご家族に安心感を提供できる生活相談員になりたいと考えています。

【例文2】

特別養護老人ホームに4年間勤務した中で、利用者さんと介護職員の間に立ち課題を解決する生活相談員になりたいと考え、社会福祉士の資格を取得しました。前職では生活相談員のポジションに空きがなく、生活相談員になるために転職を希望しています。これまでの経験を活かし、利用者さんの希望を叶えられる生活相談員になりたいです。

【サービス提供責任者への転職】介護職の志望動機例文2選

サービス提供責任者は、訪問介護事業所に配置が義務づけられている職種で、ケアマネジャーとヘルパーを結ぶ役割を担っています。ケアマネジャーが作成したケアプランをもとに、実際に提供するサービスの計画を立案したり、利用者さんやご家族に方針の説明をしたりします。
志望動機は、数ある介護職の中でもなぜサービス提供責任者に転職したいのかを具体的に書きましょう。過去の介護職の経験を踏まえて、きっかけを書くのもおすすめです。

【例文1】

3年間ホームヘルパーとして勤務していた中で、ケアマネジャーとヘルパーをつなぐサービス提供責任者になりたいと思い、介護福祉士の資格を取得しました。コミュニケーションを密に取り、利用者さんやご家族へ分かりやすく説明をするなど、サービス提供責任者としての職務を全うしたいと考えています。

【例文2】

私はこれまで、ホームヘルパーとして介護に携わってきました。綿密に組まれた訪問看護サービスの計画などを見るたび、利用者さんのために私もこのような仕事がしたいと感じ、サービス提供責任者への転職を決意しました。ヒアリングやモニタリングから課題や改善点を見つけ、よりよいサービスが提供できるよう頑張りたいです。

【訪問介護への転職】介護職の志望動機例文2選

訪問介護では、利用者さんの自宅で一対一の支援を行うため、より一人ひとりに合わせたケアが求められます。なぜ施設介護ではなく訪問介護を選んだのか、その理由やきっかけを具体的に伝えることが大切です。これまでの介護経験を踏まえ、利用者さんの生活に寄り添いたい思いを表現すると、志望動機に説得力が生まれます。

【例文1】

介護施設で勤務する中で、多くの利用者さんと関わってきましたが、一人ひとりの生活に深く寄り添うケアに関心を持つようになりました。訪問介護であれば、利用者さんの自宅で生活全体を支えられると考えています。これまで培った介助技術やコミュニケーション力を活かし、安心できる在宅生活を支援したいです。

【例文2】

特別養護老人ホームでの勤務を通して、住み慣れた自宅で生活を続けたいという利用者さんの思いに触れてきました。訪問介護では一対一で向き合い、より丁寧な支援ができると感じています。施設での経験を活かし、信頼関係を大切にしたケアを提供していきたいと考えています。

【職場別】介護職の志望動機例文8選

介護職は職場によって利用者さんの状態や関わり方が大きく異なります。そのため、志望動機では施設の特徴を理解したうえで、自分がどのように関わりたいかを伝えることが大切です。

【デイサービスへの転職】介護職の志望動機例文2選

なにかきっかけがあってデイサービスへの転職を考える場合には、具体的に書くとよいでしょう。仕事でなくても家族を介護した経験があるなども有効です。また、施設の理念などを確認し、合致する部分があればアピールしましょう。

【例文1】

これまで介護老人保健施設で勤務してきました。研修に参加した際に、デイサービスで仕事をされている方のお話を伺い、地域で暮らす高齢者の生活を支える仕事について興味を持ちました。身体介助のみならず生活全般をサポートすることは、私が理想とする介護に近いと感じ志望いたします。

【例文2】

私は、アパレル業界で販売員をしてきました。しかし、介護が必要となった母がデイサービスに通うようになったのを機に、デイサービスの役割の大きさやありがたみを実感しました。もともとコミュニケーションを取ることが好きで販売員をしていたこともあり、利用者さんやご家族とコミュニケーションを取りながらサポートできるデイサービスへの転職を希望しています。

【グループホームへの転職】介護職の志望動機例文2選

グループホームは、認知症の症状をもつ方や知的障害をもつ方などが少人数で共同生活を送る施設です。その特色から、なぜ自分がグループホームを志望しているのか、具体的に伝えるようにしましょう。グループホームにおける介護業務で、自分の強みや経験をどう発揮できるか、アピールすることをおすすめします。

【例文1】

数年前に祖父が認知症になり、介護の重要性を痛感しました。介護職は未経験ですが、介護の仕事がしたいと思い、介護職員初任者研修を取得しました。身近な家族が認知症となったことで、ご家族の気持ちも理解できると思います。つらい経験でしたが、仕事に活かしたいと考え、グループホームでの勤務を志望いたします。

【例文2】

私は訪問介護事業所で働いてきました。在宅介護にやりがいも感じていましたが、短い時間ではなく1日をとおして利用者さんを支えられる仕事がしたいと考えるようになりました。利用者さんの日常生活により密接に関わるケアをしたいと考え、グループホームへの転職を希望しています。

【有料老人ホームへの転職】介護職の志望動機例文2選

有料老人ホームはいくつか種類があり、運営元や提供するサービスなど施設によって特色があります。介護付きであっても医療的ケアや看取りに特化したり、季節ごとのイベントに力を入れたりするなどさまざまです。施設の特徴をよく確認し、特色と絡めた志望動機を書くとよいでしょう。

【例文1】

私はデイサービスで介護経験を積んできました。何年も通っていらっしゃる利用者さんも状態が悪化し、特養や有料老人ホームに入られる方も多くいました。認知症の症状が出てコミュニケーションが取りづらくなるなど、自分の介護に悩むこともありました。介護度の高い方や認知症の方にも適切な介護ができるようになりたいと、貴社を志望いたします。

【例文2】

これまで特別養護老人ホームで介護職として働いていました。貴社の「入居者さんが自身の力でできることは可能な限り自分で行えるようにサポートをする」という理念に強く共感しました。介護職としての経験を活かしながら、有料老人ホームならではのケアを学び、利用者さんのサポートをしたいと考えております。

【サービス付き高齢者向け住宅】介護職の志望動機例文2選

サービス付き高齢者向け住宅は、自立度の高い方から介護が必要な方まで、幅広い高齢者が生活する住まいです。介護だけでなく、見守りや生活支援を通じて日常を支える役割が求められます。施設の特徴や入居者さんとの関わり方を理解したうえで、志望動機を書くことが大切です。

【例文1】

これまで介護施設で勤務し、身体介護を中心に利用者さんの支援を行ってきました。その中で、できることを続けながら自立した生活を送る支援の大切さを感じるようになりました。サービス付き高齢者向け住宅では、見守りや生活支援を通して入居者さんの暮らしを支えられる点に魅力を感じています。これまでの経験を活かし、安心して生活できる環境づくりに貢献したいと考えています。

【例文2】

前職では特別養護老人ホームで介護業務に携わってきましたが、より生活に近い場面で入居者さんと関わりたいと考えるようになりました。貴社が入居者さんの自立した生活を大切にしている点に共感しています。介護職としての経験を活かしながら、一人ひとりの生活リズムを尊重した支援を行い、長く安心して暮らせる環境づくりに携わりたいです。

介護職の志望動機が思いつかない場合は?

介護職に興味はあるものの、志望動機がうまく言葉にできず悩む人も少なくありません。そのような場合は、特別な経験を探そうとせず、身近な出来事を振り返ることが大切です。

これまでの経験を振り返る

介護職の志望動機は、必ずしも介護に直接関わった経験である必要はありません。接客業や事務職、家庭での役割など、人と関わる中で培ってきた力を振り返ってみましょう。相手の話を丁寧に聞く姿勢や、周囲に気を配りながら継続して取り組んできた経験は、介護の現場でも活かせます。

介護職に興味を持ったきっかけを整理する

なぜ介護職に興味を持ったのか、そのきっかけを思い返すことも大切です。家族の介護を身近で見た経験や、高齢者との何気ない交流など、小さな出来事でも構いません。そのときに感じた気持ちや考え方の変化を言葉にすることで、自分なりの志望理由が見えてきます。きっかけを整理すると、無理のない志望動機につながります。

働きながら成長したい気持ちを伝える

未経験の場合は、完璧さよりも前向きな姿勢を伝えることが評価につながります。介護の仕事を通して学びたい思いや、長く続けていきたい意欲を言葉にするとよいでしょう。資格取得やスキル向上に挑戦したい気持ちを添えることで、将来性も伝えられます。誠実に向き合う姿勢を示すことが、好印象を与えるポイントです。

介護職の志望動機の書き方がNGな例文

手で×をつくっている女性

介護職の志望動機は、なるべく印象に残り伝わりやすい内容にすることが大切です。上記の4つの点に注意して書くとよいでしょう。OK例とNG例と合わせて詳しく紹介します。

ありきたりで印象に残らない内容である

NG例文 介護職は人の役に立てる仕事だと思い、責任感を持って働きたいと考え志望しました。利用者さんに寄り添い、やりがいを感じながら頑張りたいです。
OK例文 前職で高齢のお客様と接する機会が多く、相手の体調や気持ちに配慮しながら対応してきました。その経験を通して、一人ひとりの生活に寄り添う介護の仕事に魅力を感じるようになり、志望しました。

今はネットを探せば志望動機はいくらでも出てきます。他の人も書きそうな漠然とした志望動機は印象に残りません。たとえば、「介護職として責任感のある仕事がしたい」などは今ひとつ具体性がなく、どの施設・事業所でも言える言葉です。
できるだけ自分の言葉で経験などを踏まえながら、具体的な内容を述べるようにしましょう。

ネガティブな内容が含まれている

NG例文 前職は人手不足で忙しく、十分なケアができない環境に不満を感じていました。そのため、もっと落ち着いて働ける職場を探して介護職を志望しました。
OK例文 前職では多くの業務を経験する中で、利用者さん一人ひとりと丁寧に関わる時間の大切さを実感しました。今後は、より身近に寄り添える環境で介護の仕事に取り組みたいと考え、志望しました。

転職の面接では、前職について触れることもあります。転職理由がネガティブな理由であることもあるでしょう。しかし、それをそのまま志望動機にしてしまうと印象がよくありません。なるべく前職の不平不満は表に出さず、前向きな言葉に変えて伝える工夫をするとよいでしょう。

なぜその施設を選んだのか明確でない

NG例文 介護の仕事を通して利用者さんの役に立ちたいと考え、貴社を志望しました。これまでの経験を活かし、丁寧なケアを行っていきたいと思っています。
OK例文 貴社が少人数制を採用し、利用者さん一人ひとりの生活リズムを大切にした支援を行っている点に魅力を感じました。その環境であれば、これまで大切にしてきた寄り添う介護を実践できると考え、志望しました。

「この施設でないと実現できない目標がある」と伝わる志望動機は、好印象を与えます。どこの施設でも同じことが言える志望動機を並べてしまうと、「別にこの施設でなくてもよいのでは?」と思われてしまいます。同じ役割の介護施設であっても、ここでしかできない、と伝わるように書きましょう。
介護職に就きたい理由ももちろん大切ですが、そのうえでさらにその施設を選んだ理由を明確にしておく必要があります。

待遇面にしか言及していない

NG例文 貴社は給与や休日の条件が良く、安定して働けると感じたため志望しました。待遇が整っている環境で、長く介護の仕事を続けたいと考えています。
OK例文 貴社が職員の働きやすさを大切にし、研修やサポート体制を整えている点に魅力を感じました。その環境で経験を積みながら、利用者さんにより良いケアを提供できる介護職員として成長していきたいと考え、志望しました。

働いていく中で、待遇面は重要な部分です。しかし、待遇面のみを言及した志望動機では、印象が悪くなってしまいます。「他により好待遇な施設が見つかれば、そちらに転職するのでは?」と思われることもあるでしょう。
どうしても譲れない待遇面での希望がある場合は、志望動機では触れず、最終面接などで直接「待遇・条件の内容を確認する」という形で述べるのがスマートです。

【介護職の志望動機】採用担当者が見ている3つのポイント

介護職の志望動機では、経験やスキルだけでなく、その人の考え方や姿勢も見られています。どのような点が評価につながるのかを知っておくことで、伝える内容を整理しやすくなります。

介護職を志望した理由が具体的かどうか

志望動機では、なぜ介護職を選んだのかが具体的に語られているかが重視されます。きっかけとなった出来事や背景を、自身の経験と結び付けて説明できると納得感が高まります。また、施設の役割や仕事内容を理解したうえでの理由が伝わると、安易な応募ではないことが伝わりやすくなります。

人柄や仕事への向き合い方が伝わるかどうか

介護の仕事は人と向き合う場面が多いため、言葉の端々から人柄や考え方が見られています。利用者さんや同僚にどのように接してきたか、日頃大切にしている姿勢を具体的に伝えると印象が残りやすくなります。思いやりや丁寧さが行動として表れているかが評価につながります。

長く働く意欲や成長意欲が感じられるかどうか

採用担当者は、継続して働いてくれるかどうかも重視しています。そのため、短期的な理由だけでなく、今後どのように成長していきたいかを伝えることが大切です。資格取得への関心や学び続ける姿勢を示すと、前向きな印象になります。将来像を簡潔に伝えることで、定着意欲が伝わりやすくなるでしょう。

介護職の面接で志望動機を話すときの3つのポイント

介護職の面接では、志望動機の内容だけでなく、伝え方も見られています。話し方を少し意識するだけで、準備ができている印象につながります。

提出した志望動機の内容と合わせて話す

面接で話す志望動機は、履歴書や職務経歴書に記載した内容と軸をそろえることが大切です。書類と話す内容が大きく異なると、準備不足や一貫性のなさを感じさせてしまいます。補足説明を加える場合でも、考え方の方向性は変えず、書類の内容を広げる意識で話すと安心感が伝わります。

結論から簡潔に伝える

志望動機を話す際は、最初に介護職を志望した理由を一文で伝えると、話の方向性が分かりやすくなります。前置きが長くなると、伝えたいポイントがぼやけてしまうため注意が必要です。理由と背景を整理しながら簡潔にまとめることで、面接官にも内容が伝わりやすくなります。

前向きに長く働きたい気持ちを伝える

面接では、介護職として成長していきたい気持ちや、継続して働く意欲があるかどうかも確認されています。未経験であっても、学び続けたい姿勢や前向きな考え方を伝えることで評価につながります。将来の目標や働き方を添えると、長く活躍したい意欲がより伝わりやすくなるでしょう。

介護職の志望動機に関するよくある質問

Q. 40代・50代で未経験の場合、介護職の志望動機はどう書けばいい?

A. 年齢よりもこれまでの経験と前向きな姿勢をどう伝えるかが大切です。

40代・50代で未経験の場合は、これまでの人生経験や仕事を通して培ってきた力をどう活かせるかを意識するとよいでしょう。思いやりや責任感、相手の立場に立って考える姿勢は、介護の現場でも大切にされます。未経験であることを無理に隠す必要はなく、学ぶ姿勢や長く働きたい意欲を伝えることで、前向きな印象につながります。

Q. 介護職の志望動機は履歴書と面接で内容を変えても問題ない?

A. 内容は統一しつつ面接では具体例を加えて説明しましょう。

基本となる考え方は、履歴書と面接でそろえておくことが大切です。内容が大きく異なると、一貫性がない印象を与えてしまうことがあります。ただし、面接では履歴書に書いた内容を補足し、具体的なエピソードを交えて話すのは問題ありません。軸を変えずに広げる意識がポイントです。

Q. 介護職の志望動機は短くなってもいい?

A. 長さよりも理由が伝わるかどうかを意識しましょう。

志望動機は、必ずしも長く書く必要はありません。大切なのは、なぜ介護職を選んだのかが分かりやすく伝わることです。短くても、きっかけや大切にしたい思いが含まれていれば十分です。内容を詰め込みすぎず、要点を整理した方が、かえって印象に残ることもあります。

Q. 志望動機が複数の施設で同じでも問題ない?

A. 軸は同じでいいですが施設ごとの特徴を少し加えることが大切です。

志望動機の軸が複数の施設で同じになること自体は問題ありません。介護職を志した理由や大切にしたい考え方は、簡単に変わるものではないためです。ただし、施設ごとの特徴や理念に触れず同じ内容のままだと、どこでもよいという印象を与える可能性があります。基本の内容は共通にしつつ、共感した点を一言加えるとよいでしょう。

介護職の志望動機が整ったら自分に合う職場を探そう

介護職の志望動機は、正解を探すものではなく、自分の経験や思いをどう伝えるかが大切です。本記事では、未経験や職種別、職場別など幅広い例文を通して、考え方のヒントを紹介してきました。書き方のポイントを押さえることで、無理のない志望動機が整理できるでしょう。

志望動機の方向性が見えてきたら、次は実際に働く職場を探す段階です。施設によって働き方や雰囲気は異なるため、求人を見比べることで自分に合う環境も見つけやすくなります。準備した志望動機を活かせる職場を探し、次の一歩につなげてみてください。

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介護相談員とは?なるには資格が必要?その仕事内容も解説!

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ゲートウェイ

ゲートウェイ

異業種含め、人事採用担当として15年以上のキャリアを積んだ経歴を持つ40代男性。現在はソラストの介護採用スタッフとして活躍している。スタッフの負担軽減のため、IT導入や業務ルールの改善に強みを持つ。

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