訪問看護の志望動機例文一覧
著者: ゲートウェイ
更新日:2023/12/22
公開日:2022/07/12
看護師は病院で働くだけではありません。利用者宅を訪問し、医療を提供する訪問看護があります。では、訪問看護で採用されるための志望動機にはどのようなものがあるでしょうか。ここでは、未経験やブランクがあった場合でも採用者にアピールができる志望動機を紹介します。看護師としての経験やスキルが低いと感じている場合でも、コミュニケーション力や他業種の強みを活かした志望動機を見ていきましょう。
未経験だけど、自分のスキルを活かせると感じたから
私は、学生時代野球部のマネージャーを3年間努めてきました。その経験から、人のため・チームのために行動するということにやりがいを持って取り組むことができます。働く場所を考えた時に、自宅で医療を必要としている人にケアができることや、他の職種とチームで連携するという部分に魅力を感じ、訪問看護の応募に至りました。経験はありませんが、訪問看護は自宅で行う医療ケアで、一人で判断しないといけないこともあると思います。不安はありますが、個人のスキルアップができると確信しています。医師やケアマネジャー、その他の職種と連携を図り、チームで活動する仕事内容に魅力を感じました。自宅内の問題にも着目し、支援できる職員を目指していきたいと考えています。
未経験だけど、コミュニケーションスキルを活かせると感じたから
訪問看護には医療的なスキルはもちろん、サービス時間内を利用者さま宅で過ごすため、他にも必要となるスキルがあると思います。私は、看護の仕事経験はありませんが、人と関わることが好きで、学生時代から多くの友人たちと学校行事や部活動を行ってきました。初めて逢う人でも、人見知りすることなく、話しかけられることが強みです。相手のニーズに応えられるように積極的に話しかけ、利用者さまの求める医療を提供していきたいと考えています。私はコミュニケーションスキルには自信があります。実際の業務をこなしながら、コミュニケーションをとるのは難しいとは思いますが、持ち前の明るさと元気で乗り切り、習得していきたいと思います。
看護師としてのスキルを活かせると感じたから
私は以前、急性期病院で看護師として従事してきましたが、退院後どのように生活されているのかに大変興味があります。利用者さまが過ごしている自宅の状況や、退院後のケアが行なえる訪問介護に魅力を感じたため、貴社に応募いたしました。病院で学んだ医療サービスを活かし、在宅で生活する上でのアドバイスや体調の管理をして、利用される方の力になりたいと思っています。病院では家族とはあまり関わることも少ない状況でしたが、訪問先で、積極的にコミュニケーションをとり、家族の支えになっていきたいです。また、医師や看護師だけでなく、ケアマネジャーや福祉用具専門相談員など、他職種とのチームを作れる環境なので、自身のスキルを向上できると感じています。
前職でのコミュニケーションスキルを活かせると感じたから
私の前職は飲食店勤務だったため、挨拶や言葉使いなどの接遇は心得ています。自宅内でコミュニケーションをとるうえで、円滑に関わることに自信を持っています。訪問看護の仕事はチームで行う仕事のため、他の職種とも円滑に連携をとり、チームで協働していくことに魅力を感じて応募いたしました。様々な職種と関わるため、それだけ多くの知識や情報が必要になると感じています。必要な知識を取り入れられるように、他職種へ積極的にコミュニケーションをとり、よりよいケアにつなげていきたいと考えています。まずは利用さえる方との信頼関係を構築できるように、元気な挨拶で訪問し、来てもらえることを楽しみにしてもらえるように頑張っていきたいです。
ブランクから復帰したいと感じたから
私の前職は飲食店でのホール勤務だったため、挨拶や言葉使いなどの基本的な接遇は心得ています。そのため、自宅内でコミュニケーションをとるうえで円滑に関わることに自信があります。また、学生時代にはバスケットボール部のキャプテンを務めていました。チームをまとめるために指揮をとり、チームのために活動してきました。卒業後でも連絡を取り合い、食事や遊びに行く関係性を保っています。訪問看護の仕事はチームで行う仕事のため、他の職種とも円滑に連携をとり、チームで協働していくことに魅力を感じて応募いたしました。今あるチームに早く馴染み、気兼ねなく話合えるチームの一員になれるように努力していきたいと思います。
やりがいがあると感じたから
今まで、急性期病院で7年間働いてきました。急性期病院は、入院期間も短く、関係性を築いてもすぐに退院となります。退院になると、それまでの関係性が終わってしまう感覚があり寂しく感じていました。また、病院では、業務に追われ、一人ずつ納得のいくケアができないと感じていました。しかし、訪問看護では、一人ひとりと向き合い、長期間ケアさせていただけることに魅力とやりがいがあると思っています。病院とは違い、すぐに助けてもらえる環境になく、医師も近くにいないため、責任は大きくなることはわかっています。しかし、自分自身の役割がもて、判断していける環境があるので、やりがいがあると思い訪問看護を選びました。訪問看護を通して、自分の学びやスキルアップを目指していきたいです。
人と関わるのが好きだから
私は、幼少期より祖母と暮らし、祖母の介護をしてきました。その経験から看護師を目指すことになりました。病院での勤務も人のために役に立っている実感があり、とてもやりがいを感じられました。業務を続けるにつれ、不安や悩みを持つ家族の存在に気づき、家族の悩みを直接解決したいと感じるようになり訪問介護を志望しました。人と関わることが自分自身の大きな成長が期待できるので、利用者さまのため、チームのためにも、努力していきたいと思います。利用者さまや他の職種だけでなく、家族との関わりも重要なことと認識し、在宅生活を継続できるように支援していきたいと思います。
人を世話するのが好きだから
私は、小さいときから看護師になることを目標に生きてきました。看護師を選んだキッカケは母が看護師だったことです。幼少期に母の勤める病院にいった際、多くの患者さまに笑顔で接していた母の姿を見て私も母のようになりたいと思うようになりました。看護師を志してからは、人の世話をすることに興味を持ち、兄妹の世話を中心に行ってきました。また、3年前に要介護の認定を受けた祖母の世話を積極的に行っています。人の世話をすると、感謝されることがあり感謝をされるとさらに世話をしたいという気持ちが大きくなります。もっと多くの困っている人たちの世話をして、お互いが気持ちよく生活できる仕事がしたいと思い、訪問看護の仕事を志望しました。
親族が訪問看護と関わった経験から
私の祖父は、数年前から認知症が発症し要介護3の認定を受けています。薬の飲み忘れも多く、家族が心配することも多かったのですが、ケアマネジャーの判断で、訪問看護の利用を開始しました。訪問看護の利用が始まった当初、自宅に他人が来ると大騒ぎしていた祖父ですが、次第に訪問看護師に心を開き、笑顔で接するようになったのです。元々、好き嫌いの多い祖父が他人を受け入れ、笑顔で接する姿は想像していませんでした。薬の飲み忘れが減った効果もあるとは思いますが、私はそれだけではなく、訪問看護師の対応のおかげだと思っています。認知症のため、物忘れが多い祖父ですが、訪問看護師が来る日をカレンダーに付け、楽しみに待っている姿を見て、私もこんな風に高齢者と関わっていきたいと思うようになりました。貴社に入社した際には、利用者さまに楽しみに待っていてもらえるよう丁寧なサービスを心がけたいと思います。
利用者の笑顔を引き出したいから
私が看護師を目指したのは、人の健康を維持し、笑顔で過ごしてもらいたいという気持ちがあったためです。しかし、病院では、業務に追われ自分自身にも余裕が作れず、笑顔を引き出すことができなかったように感じました。もっと一人ひとりと接する時間を作り、笑顔で過ごしてもらえる状況を作りたいと考えるようになりました。そこで、新規一転して利用者さまと向き合うことができる訪問看護に志望しました。元々、目標にしていた「笑顔」を追求するために、看護スキルやコミュニケーションスキルを磨いていきたいと考えています。自宅に訪問すると、利用者だけではなく家族とも関わることが増えると思います。家族の方にも、安心して任せてもらい、家族の笑顔を引き出せる訪問看護師になりたいと思います。
この記事は役に立ちましたか?
このコラムをシェアする
著者プロフィール
ゲートウェイ
異業種含め、人事採用担当として15年以上のキャリアを積んだ経歴を持つ40代男性。現在はソラストの介護採用スタッフとして活躍している。スタッフの負担軽減のため、IT導入や業務ルールの改善に強みを持つ。