生きがいを持った高齢者が多い街、千葉県市川市で介護求人を探してみよう!

市川市は千葉県の北西部に位置する、県内で4番目に人口が多い自治体です。江戸川区と隣接しており、千葉県にありながら東京メトロや都営地下鉄が通る、ビジネス街へのアクセスが良いベッドタウンです。ニッケコルトンプラザなどのショッピングセンターもあり、暮らしやすく便利な街として人気です。そんな市川市での高齢化状況や介護職員の募集状況について、この記事で紹介していきます。

市川市ってどんな市?

市川市は、千葉県の北西部に位置する市です。人口は500,000人弱で、2020年時点では千葉県の中で4番目に人口の多い市となっています。市川駅から東京駅まで約20分と、都心までのアクセスも非常に良い地域です。後述しますが、多くの文化人が住んだ土地であり、市内には学校や教育施設が多くあるため「文化都市」「千葉の鎌倉」とも言われます。マンションの立ち並ぶベッドタウンや、文化財や遺跡などの歴史を感じられる場所がある一方、郊外には特産品である梨畑の広がる自然の多い地域もあり、市の中には非常に様々な個性があります。

市川市の気候は、比較的穏やかで年間平均気温は16℃位です。冬は関東平野内部から吹く北西風の影響により寒くなりますが、千葉県全体が基本的に温暖なので、心配するほどではありません。

市川市の高齢化状況

実は市川市は千葉県の中でも特に高齢化率が低い市です。

2021年1月時点で人口491,537人、うち高齢者数は105,004人。高齢化率は21.4%となっています。現時点では、前期高齢者数と後期高齢者数にそれほど違いはありませんが、市の推計によると、他の自治体と同じように、前期高齢者数は減り、後期高齢者が増えると見込まれています。

2019年に実施した市川市の調査では、市川市の「高齢者のみの世帯」は49,579世帯。このうち「高齢者一人暮らし世帯」は30,102です。また、要支援・要介護認定者数は18,722人となっています。

同調査では、普段の生活で気になったり、困ったりした場合の生活支援に関してアンケートを行っています。要介護認定者からの最も多い回答は「家族・身内に支援を受けたい」で60%以上。その次に多いのは「介護保険等サービスを利用したい」で約46%を占めています(複数回答)。身内の支援を望む方が多いですが、別居している場合などは支援が難しいケースもありますので、高齢者のみ世帯数の増加とともに介護サービスの必要は高まることが予想されます。

市川市の介護施設数と介護ニーズ

市川市には、延べ468の介護施設があります。具体的には、訪問型介護施設が122、通所型介護施設が145、入所型介護施設が49、老人ホームのような特定施設が16、居宅介護支援施設が103、福祉用具の販売や貸与を行っている施設が33となっています。

多くの施設数があるように思えますが、例えば介護老人福祉施設(定員30人以上の特養)に多数の待機者がいるなど、引き続き高齢者福祉のニーズは高い状態です。第8期市川市高齢者福祉計画・介護保険事業計画によると、特養や、その受け皿として介護付き有料老人ホームやケアハウスの整備も進める予定です。

市川市の介護職員の給与は千葉県内でも高い方!

大手求人サイトによると、市川市で働く介護職員の平均月収は25.4万円程度。千葉県全体の平均月収が24.3万円程度ですので、かなり高収入を期待できるエリアです。市川市は東京都へのアクセスが便利なことから、介護職員確保のために給与を高めに設定する事業所が多いということでしょう。

実際に求人を見てみると、役職の付いた30万円を超える収入の求人も見つけることができます。経験と資格次第では高収入を期待できるエリアです。

市川市の介護求人例

例1)八幡にある地域密着型デイサービスでの主任介護スタッフ

地域密着型デイのスタッフ募集です。主任としての採用のため、実務のほかにスタッフへの技術指導・労務管理なども対応いただきます。今後介護業界でステップアップしたい方の、最初の1歩としてもおすすめです!

例2)新田にある住宅型有料老人ホームでの介護福祉士

こちらは住宅型有料老人ホームの介護福祉士のお仕事です。一般的に要介護度の低い方が多く、また、入居系なので時間に追われることがすくないので、利用者さまのペースにあわせながら介護を行いたい方におすすめ。介護福祉士の資格や経験を活かし、スタッフの中心として活躍いただきます。

介護士が市川市で働くメリットは?

生きがいを持つ高齢者が多い

市川市の実施した高齢者への調査によると、生きがいの有無について「生きがいがある」と回答した方は約53%となっており、多くの高齢者が人生に前向きである様子がわかります。
生きがいの上位にあるのが仕事です。実際、同調査の中で「収入を伴う仕事をいつまで続けたいか」という質問がありますが、高齢者一般の回答で最も多かったのは「働けるうちはいつまでも(34%以上)」というものでした。

社会との関わりに関する質問では「誰とも話をしない日」が週何日あるかのアンケートも行っています。最も多い回答は「週1回以下」で5割程度を占めており、次に多いのは「週2、3回」で3割程度です。これらの実態は介護予防や認知機能の維持を進める上で大事な要素です。いきいきしたお年寄りが多いエリアで働くことは、介護職員さんにとってもメリットになるでしょう。

都心へアクセスが良く住みやすい

市川市は東京都江戸川区と接してり、八重洲・丸の内のビジネス街や九段下の官庁街へのアクセスに恵まれた場所にあります。2015年の国勢調査によると「23区への通勤率」は47.1%と高く、市川市をベッドタウンとして住まう住民が多いことを示しています。

JR総武線・京葉線はもちろん、都営地下鉄新宿線・東京メトロ東西線の駅もあり、東西方向へのアクセスが特に便利です。自動車でのアクセスも、国道298号線や東京外環自動車道の開通により非常に便利になりました。アクセスが良い上に、千葉県ということで、23区内よりは地価や物価が安い傾向なため、市川市は暮らしやすい市としてファミリー層・単身層の流入が増加しています。

文学作品が多く生まれた文化都市

市川市は多くの文化人が住んだ土地です。小生「五重塔」で有名な幸田露伴、「からたちの花」「ペチカ」の作詞で親しまれる北原白秋、「吉里吉里人」の作者である井上ひさしなどが居を構えていました。また、文人だけでなく、東山魁夷や、山下清も市川市内に居住していたことがあります。

市川市内には遺跡や文化財も多くあります。近場の文化財や文化人ゆかりの地を訪れることで、心身ともにリフレッシュしてお仕事に臨むことができるでしょう。

生きがいを持った高齢者が多い街、千葉県市川市で介護求人を探してみよう!

市川市は千葉県の中でも高齢化率が低い地域です。しかし、人口そのものが多いことから高齢者の絶対数は多く、市の介護計画において、今後入居系の介護施設を増やすことを予定しています。現在も市内には多くの介護サービス施設がありますし、平均給与も高めで、介護職にとっては活躍の場が多いエリアです。

市川市は都内へのアクセスのしやすさや、温暖な気候、落ち着いた文教都市としての性格から、住みやすさに定評があり、ファミリー層や若年単身世帯の流入が多く見られます。職場探しに迷っている方は、ぜひ、市川市でご自身に合う介護職求人を見つけましょう。