京都府で介護職を始めよう!求人の特徴や働くメリット、支援制度などを紹介!

介護職は今後も需要の高い仕事であり、手に職をつけるには最適です。また介護は地域密着のサービスであることからも、どのエリアにおいても就職・転職しやすいといえます。今回は京都府で介護職を始めようと検討している方に向けて、京都府の求人特徴や京都府で働くメリット、資格支援の状況などをご紹介します。

京都府にある介護職の求人

まずは、京都府の介護職の平均給料や求人数、求人例をご紹介します。

京都府の介護職の平均給料

2019年賃金構造基本統計調査で確認すると、京都府の平均月給は24.6万円です。同条件で計算した全国の介護職の平均月給は24.6万円となるため、京都府の介護職は平均的な給料水準であることがわかります。なお、平均月給から換算した時給は1,398円です。京都府の最低賃金時間額は937 円となるため、介護職の時給は高い水準にあるといえます。介護職は処遇改善により賃金も見直されており、年々給料水準は上昇傾向にあります。そのため京都府の介護職も、今後給料水準アップに期待できます。

京都府の介護職の求人数

京都府は関西エリアでも都市圏であるため、求人数も多いといえます。京都府統計書「介護保険施設の状況」によると、令和元年(2019年)10月1日時点での介護保険施設数は以下の通りです。

なお、民間施設も含めると介護施設数はさらに増加します。「介護事業所・生活関連情報検索」でヒットした京都府の介護施設・事業所は、2022年1月時点で3,881件です。

京都府の介護職の採用状況

介護労働安定センター「令和2年度介護労働実態調査結果　都道府県版」によると、京都府の介護職採用状況は以下の通りです。

全国の3種合計の採用率は16.0%、離職率は14.9%です。京都府は全国と比較すると離職率は0.6%高いものの、採用率は1.8%高い状況にあります。また京都府全体を見ても採用率が離職率を上回っており、全国平均よりも採用率が高い点で採用状況は良好といえます。

京都府の介護職の求人例

ここではソラストの求人からピックアップした求人例を参考に、京都府の介護職求人の特徴についてみていきます。

例1)介護スタッフの求人

デイサービスの介護スタッフの正社員求人です。デイサービスなので日中のみ勤務、日曜定休日でライフワークバランスを考慮して働くことができます。無資格OKの求人であるため、初めての介護業界チャレンジにもおすすめです。

例2)ホームヘルパーの求人

訪問介護事業所のホームヘルパーのパート求人です。週1・1時間以上からの勤務が可能であるためゆったり働きたい、ブランクありでいきなり本格的に働くのは不安という方にもおすすめ。時間帯や曜日に応じて時給もアップするため、パートでも稼ぎやすい点が特徴です。資格取得支援制度もあるため、働きながらスキル・キャリアアップも目指せます。

京都府で介護職を始める3つのメリット

京都府で介護職をするメリットを3つご紹介します。

採用状況は良好!求人も多数

前述したように京都府は全国平均よりも採用率が高く、採用状況は良好といえます。また2025年における介護人材の不足数をみても、京都府の不足率は関西エリアの中でも高い点が特徴です。

不足率が高いと求人もそれだけ多いと考えられるため、希望の求人が見つけやすいといえるでしょう。そして需要が高いため、雇用の安定にも期待できます。また人材不足解消のため、国や自治体では処遇改善加算や介護報酬の引き上げなどによる賃金アップの政策が行われることも。今後介護職の給料は徐々に上がっていく傾向にある点も、働くメリットの1つといえます。

アクセスの利便性が良く住みやすい

京都府は市バス・私鉄が充実しており、府内の移動に不便はありません。大阪や名古屋、東京のような大都市に比べると、電車もそこまで混雑していないため、ゆとりを持って通勤できます。
また京都府は都会感もある一方、郊外に出るとゆったりとしたちょうどよい地方感も持ち合わせています。都会すぎず、かといって田舎すぎない環境は居住面でもよいポイントです。

歴史と文化ある地域

京都には観光地となるエリアも多く、豊かな自然と歴史ある美しい街並みは働くメリットと言えます。
ただし、観光エリアは人気が高く、その分家賃も高めです。そのため京都に住む場合には、交通の便やエリアの雰囲気、住環境など総合的にみて決めてみましょう。

京都府にある介護職に関する支援

介護職は人材不足が課題でもあることから、各都道府県・自治体などで介護職に関する支援も多数実施されています。京都府福祉人材・研修センターでは、介護職を含む福祉の仕事を希望する方を対象に無料職業紹介をはじめ、就職フェア・相談や施設見学などさまざまなイベントを開催しています。ここでは、介護職を目指す方や再就職を希望する方、介護福祉士へのステップアップを検討している方が活用できる支援制度をご紹介します。

介護分野就職支援資金貸付

他業種で働いていた方が介護職員として就職した場合、下記条件を満たす方を対象に必要経費を最大20万円まで貸し付けています。

必要経費は就職に伴う転居費、参考書購入費や就業に必要な被服費、通勤自転車やバイクなどの購入費が対象です。なお、2年間継続して介護職員として従事した場合は全額返済免除となります。他業種から介護職に転職し、長期的な就業を目指している方はぜひ活用してください。

介護人材再就職準備金貸付

一度介護職から離れた方で再就職する場合、下記条件を満たす方を対象に準備金を最大40万円貸し付けています。

準備金と認められるものは、子供の預け先を探す際の活動費、転居費用、資格取得のための受験手数料や参考書等の購入費などです。こちらも、2年間継続して従事した場合には全額返済が免除されます。

介護福祉士実務者研修受講資金貸付

実務者研修施設で研修を受講し、卒業後に京都府内で介護福祉士の業務に従事しようとする場合、下記すべての条件を満たす方を対象に受講資金を最大15万円まで貸し付けています。

研修修了後に介護福祉士として登録し、かつ京都府内の事業所に継続して2年以上従事した場合は貸付金が全額免除となります。

介護職を始めるなら採用状況が良好な京都府がおすすめ!

京都府の介護職は採用状況が良好であり、人材不足率は今後も高い水準にあることから働き口に困らないでしょう。他業種から介護職に就職する方、一度介護職を離れたが再就職する方は支援制度も受けられます。
歴史あるディープな都市、京都で介護職を始めてみてはいかがでしょうか。ソラストでは京都府の介護求人を多数掲載しているため、ぜひチェックしてみてください。