介護事務におすすめの資格!合格率や勉強方法・仕事内容も解説
著者: ゲートウェイ
更新日:2024/11/28
公開日:2019/03/05
介護事務への転職やキャリアアップを考える方の中には、資格を取得したい方も多いでしょう。この記事では、介護事務におすすめの資格や試験の合格率などを解説します。おすすめの勉強方法や介護事務の仕事内容も紹介するのでぜひ参考にしてください。
目次
介護事務とは?
介護事務とは、施設の受付やレセプト作成を専任する事務職です。具体的には、介護報酬請求業務やレセプト作成、ケアマネージャーのサポートなどを担当します。介護保険やレセプトに関する専門知識はもちろんのこと、介護に関する幅広い知識やスキルが求められます。
介護事務の仕事内容
主な業務 | 業務内容 |
---|---|
介護報酬請求業務 | 介護施設は毎月、前月の介護報酬を市町村に請求する義務があります。この業務は、利用者に提供したサービス費用を請求する重要な仕事です。報酬は原則として1割が利用者から、9割が介護保険から支払われます。正確な請求書の作成は、施設運営の基盤を支える責任ある任務です。 |
管理業務全般 | 財務状況を把握し、年間運営費用の総括や備品購入、修繕費の執行、補正予算の作成を行います。職員の労働管理や労働条件通知書、契約書の作成も業務のひとつです。また、事業所と出入り業者との窓口役として、施設全体の管理業務を総合的に行う役割もあります。 |
臨機応変な電話対応 | 介護事務は、福祉関連の施設で多くの電話対応を行います。医療機関や保健、福祉関連の会社からの問い合わせや事務的処理を行うことが多く、相談員への電話の取り次ぎも頻繁にあるのが特徴です。スムーズな業務のためには、福祉用語の理解と専門的な知識が求められます。 |
利用者さんの対応 | 介護事務の業務には、窓口での受付対応も含まれます。来客を応接室に案内したり、相談員との面会の取り次ぎを行うこともあるでしょう。そのため、一般的な接遇マナーやコミュニケーション能力が重要です。利用者に安心感を与えるための丁寧な対応が必要になります。 |
介護事務は、介護施設の運営に欠かせない役割を果たします。仕事内容は多岐にわたるため、幅広い管理能力が重要です。請求業務には正確性が、介護保険制度や関連法令については専門的な知識が必要になります。日々情報はアップデートするため、積極的に学ぶ意識を心がけましょう。
介護事務に資格は必要?
介護事務として働くために資格は必須ではありませんが、資格を取得することで大きなメリットがあります。資格を持つことで介護事務として重宝されやすくなり、就職活動でのアピールポイントになるでしょう。
また、さまざまな医療・介護施設で活躍する機会も広がります。さらに、資格取得を通じて身に付けた知識やスキルを向上させ、かつその証明ができるため転職でも有利に働くでしょう。
介護事務におすすめの資格8選
資格 | 合格率 | 難易度 |
---|---|---|
ケアクラークⓇ | 約70% | ★★☆ |
介護事務管理士Ⓡ | 約70% | ★★☆ |
介護事務認定実務者(R)試験 | 約60~80% | ★★☆ |
介護報酬請求事務技能検定 | 約80% | ★☆☆ |
介護事務実務士 | 非公表 | – |
介護保険事務士 | 非公表 | – |
介護保険事務管理士 | 非公表 | – |
介事管理専門秘書検定資格 | 非公表 | – |
以下で、上記5つの介護事務資格について詳しくご紹介します。
ケアクラークⓇ
正式名称(試験名) | ケアクラークR技能認定試験 |
---|---|
受験資格 | 誰でも可能 |
試験内容 | 居宅介護サービス機関、介護保険施設等での日常的な事務処理、窓口業務、居宅・施設サービス報酬請求事務等の業務に関する職業能力など |
試験実施日 | 年3回(5月/9月/1月) |
合格率 | 約70% |
受験料 | 6,900円(税込) |
この資格がおすすめの人 | ・介護事務関連の知識を幅広く身に付けたい人 ・責任感が強い人 ・柔軟な対応が得意な人 |
ケアクラークⓇ技能認定試験は、事務の要となる計算の正確さや日常の事務処理能力、さらにはコミュニケーションや患者さんの心理、医学一般の知識について認定する介護資格です。
主な仕事である介護報酬請求業務、一般事務の処理、窓口業務の正しい知識を持って業務に従事できます。介護事務関連の資格の中で、受験者数が最も多く介護施設から最も高い評価を得る資格です。
介護事務管理士Ⓡ
正式名称(試験名) | 介護事務管理士Ⓡ技能認定試験 |
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受験資格 | 誰でも可能 |
試験内容 | 法規、介護請求事務、レセプト点検問題など |
試験実施日 | 毎月第4土曜日翌日の日曜日(在宅受験) |
合格率 | 約87% |
受験料 | 5,500円(税込) |
この資格がおすすめの人 | ・問題解決能力がある人 ・継続的な学習意欲がある人 |
介護サービスに要する費用請求や、ケアプランを立てる居宅介護支援事業所のケアマネージャーの業務をサポートするのが介護事務管理士®の業務です。
利用者さんへの接遇マナーをはじめ、ケアプランの内容把握、介護報酬を計算する知識とスキルが求められるポジションなため、この資格によって採用が有利に働く可能性が高いといえます。
介護事務認定実務者(R)
正式名称(試験名) | 介護事務認定実務者(R)試験 |
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受験資格 | 誰でも可能 |
試験内容 | 介護保険制度・介護給付・介護報酬算定・介護給付費明細書に関する知識、介護給付費明細書作成 |
試験実施日 | 毎月第4日曜日(在宅受験) |
合格率 | 約60~80% |
受験料 | 5,500円(税込) |
この資格がおすすめの人 | ・専門的な知識がある人 ・専門的な知識を高めたい人 |
「介護事務認定実務者(R)」は、介護事務の専門知識を証明する資格です。試験では介護保険制度や介護報酬請求、書類作成に関する知識が問われます。この資格を取得することで、介護事務の専門家としての信頼性が向上し、就職や昇進に有利になるでしょう。
また、スキルが高まることで業務効率やサービスの質が向上し、介護施設や関連機関でのキャリアアップが期待できます。質の高いサービス提供に貢献できることも大きな魅力です。
介護報酬請求事務技能検定
正式名称(試験名) | 介護報酬請求事務技能検定試験 |
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受験資格 | 誰でも可能 |
試験内容 | 学科:正誤問題(全20問) 実技:介護給付費明細書の作成(2問)、介護給付費明細書の穴埋め問題(1問) |
試験実施日 | 年6回第3日曜日(偶数月) |
合格率 | 約80% |
受験料 | 6,600円(税込) |
この資格がおすすめの人 | ・事務処理能力がある人 ・正確性と注意力がある人 |
介護報酬請求事務技能検定試験は、居宅介護事業所や介護福祉施設などでの請求事務に必要な知識・技能を審査する試験です。国の職業訓練や各専門学校などでも実施されています。
資格を取得することで、施設の利用者さんに提供する1ヵ月間の介護サービスをまとめた「介護給付費明細書」の作成ができるようになるでしょう。また、ケアマネージャーが作成する書類の理解にも役立ちます。ケアマネージャーのサポート役として、利用者さんやご家族からの相談対応も可能になるでしょう。
介護事務実務士
正式名称(試験名) | 介護情報実務能力認定試験 |
---|---|
受験資格 | 誰でも可能 |
試験内容 | 学科:介護保険法および関連法規、介護保険制度、介護報酬の請求(全20問) 実技:介護給付明細書の作成(全3問) |
試験実施日 | 協会教育指定校における団体受験のみの実施 |
合格率 | 非公開 |
受験料 | 7,700円(税込) |
この資格がおすすめの人 | ・情報処理能力がある人 ・業務の流れを理解する力がある人 |
介護情報実務能力認定試験は、介護保険や給付など介護事務に関する知識や技能を、客観的に判断する試験です。福祉施設において重要な業務である、介護保険請求事務を円滑に進められるでしょう。福祉施設のほか、長期療養型病床を持つ医療機関で役立つ能力も養えます。
新しく介護事務に転職したい方から、さらなるスキルアップを目指したい方まで、幅広くおすすめです。
介護保険実務士
正式名称(試験名) | 介護保険事務士認定試験 |
---|---|
受験資格 | 誰でも可能 |
試験内容 | 非公開 |
試験実施日 | 認定教育機関によって異なる |
合格率 | 非公開 |
受験料 | 非公開 |
この資格がおすすめの人 | ・コンプライアンス意識が高い人 ・法規や制度に対する理解がある人 |
「介護保険実務士」は、介護保険制度に関する専門知識と実務能力を証明する資格です。この資格を取得することで、介護保険に関する専門家としての信頼性が高まり、介護施設や福祉関連機関での就職やキャリアアップに有利になります。
また、知識が深まることで、利用者さんに対する適切なアドバイスやサービス提供が可能になり、現場での業務効率や質の向上に貢献できるでしょう。
介護保険事務管理士
正式名称(試験名) | 介護保険事務管理士 |
---|---|
受験資格 | 日本病院管理教育協会の教育指定校で、必須カリキュラムを修了 |
試験内容 | 教育指定校における履修内容 介護保険法制度論、介護報酬算定理論と実務 など |
試験実施日 | 各教育指定校により異なる |
合格率 | 非公開 |
受験料 | – |
この資格がおすすめの人 | ・管理能力がある人 ・コミュニケーションスキルがある人 |
医療や介護関連の施設で介護報酬給付請求業務ができるようになる資格で、介護事務には欠かせない能力を保証します。協会指定の学校や教育機関での履修が必須となるため、基本的に、所定科目の講座を完了すれば100%獲得できる資格です。
介事管理専門秘書検定
正式名称(試験名) | 介事管理専門秘書検定 |
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受験資格 | 認定教育機関において2014年4月30日までに所定の履修を開始し、全カリキュラムを修了された方が対象 |
試験内容 | 介護保険制度、介護報酬請求、介護に関する知識、要介護者やその家族のメンタルケア、介護現場のスタッフのメンタルケア |
試験実施日 | カリキュラム修了後、随時、在宅にて受験 |
合格率 | 非公開 |
受験料 | 5,600円(税込) |
この資格がおすすめの人 | ・秘書業務に対する理解がある人 ・時間管理能力がある人 |
「介事管理専門秘書検定」は、介護事務における専門的な秘書業務とメンタルケアのスキルを学ぶための資格です。試験では、介護関連の法律や制度、文書作成、コミュニケーションスキル、業務の効率化に加え、メンタルヘルスに関する知識も問われます。
この資格を取得することで、介護現場での事務管理能力や職員のメンタルケアへの理解が向上し、業務の円滑な運営に携われるでしょう。さらに、介護施設や関連機関で、質の高いサービス提供をサポートする役割を果たすことが期待され、よりよい職場環境の構築にも貢献できます。
介護事務資格を取得する4つのメリット
介護事務の資格を取得することで、就職の際や実際の業務においてメリットがあります。具体的なメリットをみていきましょう。
就職や転職で有利になりやすい
介護事務は無資格でも就業可能ですが、資格を有することで就職や転職において有利になる傾向があります。資格保有者は即戦力として働けることをアピールできるため、施設側からの優先採用が期待できるでしょう。とくに、月初めなどの業務が集中する時期には、介護事務以外の職種が兼任することで本来の業務にしわ寄せが生じることがあります。このような状況では、専門的な知識と資格を持つ介護事務員の需要が高まるため、資格取得が就職活動を成功に導く大きなポイントです。
職場の選択肢が増える
介護事務は無資格でも働けますが、求人の中には有資格者を優遇または取得必須としているものも存在します。資格を持つことで、選べる求人の幅が広がり、自分の希望に沿った職場を見つけやすくなるでしょう。高齢化社会の進展に伴い、福祉施設の利用は増加しており、介護事務は医療機関・介護サービス派遣会社・訪問介護事業所・在宅介護支援センターなど、多様な現場で求められる職業です。資格と実務経験を兼ね備えることで、全国各地の事業所で活躍できる機会が増え、転勤や転職もスムーズに行えるメリットがあります。
知識やスキルが高まる
資格取得の最大のメリットは、専門職としての知識が深まることと、事務処理能力の向上です。資格勉強を通じて、介護保険や報酬計算などの専門知識が身につくでしょう。一般事務の経験があっても、介護や福祉の分野では特有の用語や業務知識が求められます。これらを理解したうえで実務に取り組むことで、より効率的な業務遂行が可能になり、プロフェッショナリズムも向上するでしょう。また、専門的な知識を持って仕事をすることで、信頼される介護事務員として成長できます。
独学でも資格を取得できる
介護事務の資格は、受験資格が求められるものが少なく、全体的に合格率が高い傾向にあります。そのため、独学での取得が可能です。しかし、介護保険事務管理士のように指定校でのカリキュラム修了が受験資格となる資格もあるため、受験する試験の要件を事前に確認しましょう。独学の際には、テキストの選択や法改正の情報を逃しやすい点に注意が必要です。スクールや通信教育に比べ、独学は最新情報を意識して収集する必要があります。学習費用を抑えながら自分のペースで勉強したい方には向いていますが、法改正など情報のアップデートには注意を払いましょう。
介護事務の資格取得を目指す方法
介護事務の資格取得は、さまざまな方法で目指すことができます。それぞれの特徴を理解し、自分に合った方法を選びましょう。
資格取得のためのスクールに通う
スクールでは体系的なカリキュラムが組まれ、講師からの指導を受けることで、効率的に最新の知識を習得できます。自分が通える時間帯や期間、費用などを考慮して選ぶことが大切です。実務に必要なスキルを短期間で身につけられますが、授業料やスケジュール調整の負担があるため注意しましょう。
【スクールでの資格取得がおすすめの人】
・体系的に学びたい人
・自己管理が苦手な人
通信講座を受講する
通信講座はオンラインで教材を受け取り、自分のペースで進めることができるため、忙しい方や時間に制約のある方に最適です。通学の必要がなく、ライフスタイルに合わせて学習できるのは大きなメリットでしょう。
また、学費が比較的安価であることも魅力です。一方、自己管理が求められるため、しっかり計画を立てないと学習が進まないことがあります。
【通信講座での資格取得がおすすめの人】
・学習環境を選びたい人
・遠方に住んでいる人
独学で勉強する
独学は、最も費用をかけずに学習を進められる方法です。まずは、必要な教材を揃え、学習計画を立てましょう。とくに、過去問を繰り返し解くことで、試験の傾向を把握し、実践的な知識を身につけることができます。
独学のメリットは、自由に時間を調整できる点や、学習スタイルを自分に合わせられることです。しかし、自己管理が必要でモチベーションの維持が難しいことや、最新の情報を追いかけにくいことがあるため注意しましょう。
【独学での資格取得がおすすめの人】
・自主的に学ぶ意欲がある人
・学習にかかる費用を抑えたい人
介護事務として働くには?
介護事務は、未経験からでも目指せる職業です。資格は必須の条件ではありませんが、取得しておくと転職に有利かつスキル向上に役立つでしょう。
介護事務として必要なスキル
・正確性や注意力
・経理能力や管理能力
・コミュニケーションスキル
・接遇マナー
介護事務の仕事内容は多岐にわたるため、必要なスキルもさまざまです。介護報酬の計算や請求書の作成では、誤りのないよう正確性や注意力が求められます。また、介護施設を運営していくうえで、財務状況を把握し適切な経理処理を行うことが重要です。
さらに、利用者さんや外部の業者とも関わる機会が多いため、コミュニケーション能力も必要になります。
介護事務に向いている人
・コミュニケーション能力がある
・デスクワークが苦にならない
・細かい作業が苦にならない人
・責任感が強い人
介護事務に向いている人は、細かい作業をミスなく丁寧にこなせる人です。主な業務は介護報酬の請求や書類作成で、正確さが求められるため、計算や事務作業が得意な人が向いています。
また、介護報酬の請求には期日が定められているため、計画性やスケジュール管理能力も重要です。期限内に効率よく業務を進める能力がある人が、とくに活躍しやすいでしょう。
介護事務の資格や仕事に関するQ&A
介護事務の資格について、よくある質問をまとめました。資格取得をお考えの方は、ぜひ事前に疑問点を解決しておきましょう。
Q.介護事務の資格は独学でも取得できる?
A.資格の種類や自分の意識次第で、独学で取得可能です。
介護事務資格の難易度はそれほど高くなく、試験にテキストを持ち込める場合もあります。よって、独学でも介護事務の資格取得を目指せるでしょう。
ただし、独学はテキスト選びやモチベーションの維持が難しい傾向があります。確実な合格を目指すのであれば、通信講座やスクールでの受講を検討するのもおすすめです。
Q.介護事務の資格は意味がない?
A.実務で役立ちます。
介護事務の資格取得に向けて学ぶことで、介護保険制度やレセプトの作成方法に関する知識と技術を身につけられます。
また、資格という形で介護事務の知識を持っていることをアピールできるため、採用に有利になる可能性もあるでしょう。何より、自分に自信を持つきっかけにもなります。
Q.介護事務の資格取得に向いている人はどんな人?
A.介護事務に転職したいや介護事務の知識をさらに深めたい人に向いています。
介護事務の資格を持っていることで、他の仕事から転職する際のアピール要素として役立ちます。すでに介護事務の仕事をしていて、今よりも知識や技術を高めたい方にも向いています。
また、介護の仕事に興味があるものの、体力に自信がなくデスクワークを希望する方にもぴったりです。介護事務の資格を取得するために学んだ知識で、利用者さんやご家族のサポートもしやすくなるでしょう。
Q.介護事務の主な就職先は?
A:介護施設や訪問介護事業所、在宅介護支援センター、介護サービスの人材派遣会社など、さまざまな就職先があります。
介護事務の主な就職先には、介護施設や訪問介護事業所、在宅介護支援センター、介護サービスの人材派遣会社などがあげられます。しかし、多くの職場では介護事務の業務だけでなく、ほかの仕事を兼任するケースも少なくありません。
そのため、求人情報を確認する際には、介護事務以外の業務内容もしっかりとチェックし、具体的な仕事内容を理解してから応募することが重要です。
【介護事務の就職先の具体例】
・民間の有料老人ホーム
・特別養護老人ホーム
・介護老人保健施設
・療養型医療機関
・グループホーム
・ショートステイ
・デイサービス
・訪問介護ステーション
・訪問看護ステーション
・福祉用具レンタル会社
・在宅介護サービス事業所
・損害保険会社 など
Q.介護事務の平均年収は?
A. 一般的に360万円程度です。
介護事務の平均年収は、360万円程度です。ほかの介護職と比較すると、介護職員や介護士の平均年収(約400万円)に比べてやや低い傾向にあります。
介護事務の給与は、業務の専門性や責任の範囲が影響し、地域や職場の規模によっても異なるため注意が必要です。介護報酬請求などの専門知識を持つことでキャリアアップし、収入が増えることもあります。
資格取得でキャリアアップを目指そう
介護事務は無資格でも働けますが、資格を持つことで就職や転職が有利になり、職場の選択肢も広がります。専門的な知識を身につけることで事務処理能力が向上し、介護報酬請求などで即戦力として活躍できるでしょう。資格取得にはスクールや通信講座、独学など多様な学習方法があり、自分のライフスタイルに合った方法を選ぶことが大切です。
ソラジョブ介護では、介護事務を含む幅広い介護業界のお仕事が揃っています。ライフスタイルの変化に合わせて、柔軟に働きたい方にぴったりの求人が満載です。自分の希望条件で簡単に検索・絞り込みができるので、ぜひソラジョブ介護で理想のお仕事を見つけてみてください。
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著者プロフィール
ゲートウェイ
異業種含め、人事採用担当として15年以上のキャリアを積んだ経歴を持つ40代男性。現在はソラストの介護採用スタッフとして活躍している。スタッフの負担軽減のため、IT導入や業務ルールの改善に強みを持つ。