高齢化率は低め!落ち着いた街並が魅力の国立市で介護求人を探してみよう

国立市は東京都の中央部に位置する市です。面積の小さい市で人口は約75,000人です。経済学で有名な一橋大学があることで有名ですが、市内の文教地区エリアは教育上良くないとされている業種が規制されています。そのこともあり国立市はおしゃれで治安の良い街としての評判があり、自然が多く、散歩できるような遊歩道が多くあるのが魅力です。そんな国立市における介護職員の状況を、この記事でご紹介します。

国立市ってどんなところ？

国立市は多摩地域の中央に位置する市で、東京都のちょうど真ん中あたりに位置しています。面積の小さい市で全国では4番目、都内では2番目に小さい市です。

国立駅前には一橋大学国立キャンパスや国立音楽大学附属中学・高等学校があり、学生も多い街です。市内には文教地区に指定されているエリアがあり、パチンコ店など、教育上好ましくないとされる業種の進出が規制されており、このことは国立市が安心できる治安の良い街であることに大きく貢献しています。
一方、国立市北部は住宅街の中に農地が点在し、のどかな雰囲気があります。特に小松菜やホウレンソウが栽培されています。

国立市の高齢化状況

国立市の人口は2020年1月の時点で76,280人です。このうち65歳以上の高齢者人口は17,756人で、高齢化率は約23%となっています。全国の高齢化率と比較すると低く、東京都全体の平均高齢化率とほぼ同じくらいです。多摩地域の他の市と比較しても比較的低くなっています。一方で、国立市の高齢者人口は今後増えていくことが推計されており、それに伴って高齢化率も上がっていくことが推計されています。国立市にとっても高齢者福祉は今後ますます重要な分野となっていくことでしょう。

また、現時点では後期高齢者と前期高齢者の割合はそれほど変わりませんが、今後後期高齢者数が増えていくことが予想されます。2020年8月の時点では、要支援・要介護認定者数は3,758人ですが、この数字についても今後増えていくことでしょう。
市が2019年に市内の一部の高齢者を対象に実施した調査によると、市内の一人暮らしの高齢者は高齢者全体の約25%を占めています。

国立市の介護施設数から見る介護職のニーズ

国立市には延べ93件の介護サービス施設があります。サービス別に見てみると、訪問型介護施設が31、通所型介護施設が19、入所型介護施設が12、老人ホームのような特定施設が6、居宅介護支援施設が21、福祉用具の販売や貸与を行っている施設が4となっています。

国立市の高齢者福祉計画によると、介護老人福祉施設に関しては近隣の状況も考慮し、現時点では整備の予定はないようですが、今後、認知症対応型共同生活介護施設など一部の介護施設に関しては市内のニーズを見ながら必要に応じて整備を検討していくようです。また、計画の中では介護職人材の確保も挙げられていますから、国立市の介護職のニーズは高いと言えるでしょう。

国立市の介護職の平均給料

国立市の介護職の収入に関してですが、求人サイトなどを参考に見てみると、多摩地区の平均収入は24区などと比較すると全体的に低くなっています。国立市の平均収入は東京都の平均と比較すると低くなることが予想されます。東京都の介護職の平均月収は240,000円程度となっていますから、これよりはすこし少ない月収になると考えられます。

実際に介護職の求人サイトで求人を見てみると、基礎的な資格だったり、無資格の場合200,000円を欠けるくらいが相場のようです。しかし、持っている資格によっては250,000円以上の求人も多くあり、資格や経験を活かすことで東京都の介護職の平均以上の収入を期待できる地域であることがわかります。また、国立市には無料で資格が取れる「東京都介護職員就業促進事業」の対象の求人もあります。働きながら経験を身につけ、資格を取得することで、将来的にキャリアアップし高収入も得られるように準備していくことができる地域です。これから介護職としてのキャリアを築いていたいという方は、このような制度を利用するのがおススメです。

国立市の介護職求人例

例1）国立市中にある訪問介護事業でのホームヘルパー（正社員）

例2）国立市北にある訪問介護事業所でのサービス提供責任者（正社員）

国立市で介護職として働くメリット

認知症高齢者に対する施策

国立市で介護職として働くメリットの一つは、国立市は認知症高齢者施策に積極的に取り組んでいるという点です。「認知症一人歩き探索模擬訓練」を行ったり、2019年から認知症高齢者生活見守り事業を始めています。具体的な内容としては研修を受けた市民が希望者に対し日常的な見守りを行ったり、外出に付き添うなどの活動をしています。このような制度が存在しているということは、介護職として認知症の高齢者に介護サービスを提供する際の安心につながるのではないでしょうか。

介護職に対する実際的なサポート

もう一つの国立市で介護職として働くメリットは、国立市は介護職人材を確保するために実際的な施策を検討しているという点です。介護職をフォローするボランティアなどの体制の整備や、市内の介護保険事業所で働く介護職への家賃助成なども検討が進められているようです。今後、介護職にとって働きやすい市になることが期待できる地域です。

高齢化率は低め!落ち着いた街並が魅力の国立市で介護求人を探してみよう

国立市の高齢化率は、多摩地域の他の市と比較すると低い方です。しかし、今後高齢者数は増えていくことが予想されており、介護職の活躍の機会はますます多くなることが期待できます。国立市は介護職人材を確保するための実際的な施策を検討しており、今後介護職にとってはメリットの多い地域になっていくことが期待できます。

国立市は文教地区もある市で、落ち着いた暮らしの住民が多く、生活しやすいエリアなのが魅力です。介護職の平均収入は決して高くはありませんが、資格や経験がある方は介護職の平均より高収入の求人を見つけることが可能です。
ぜひ、一度国立市の介護職求人を見てみましょう。