ひらかたパークでおなじみの枚方市は介護施設が多い街!

枚方市は大阪府北東部に位置する市で、京都や奈良との県境に位置します。交通アクセスの良い地域のためベッドタウンとしても人気のエリアです。市内にはショッピングモールなどもあり生活に便利な環境がありながら自然も豊かです。市内にあるひらかたパークはさまざまな年齢層が楽しめる場となっています。

枚方市ってどんなところ？

枚方市は大阪府北東部、北河内地域に位置する市です。尾坂と京都の間にあり、両方へのアクセスも良いことからベッドタウンとしても人気のある地域です。自然も豊富で大きな公園も複数あり季節ごとの自然を楽しむことができます。枚方市にはショッピングモールや文化芸術センターなどもあり、充実した生活を楽しむための環境の整ったエリアです。
そして、関西圏ではCMでおなじみ、枚方市内には日本最古の遊園地である通称ひらパーこと「ひらかたパーク」があります。敷地内にはローズガーデンや動物と触れ合えるミニ動物園もあり、スケートやプールなど季節を感じながら遊ぶこともできる、市民だけでなく大阪府民に人気の施設です。

枚方市の気候は、瀬戸内海式気候に属しており温暖で穏やかな気候です。日照時間も長く恵まれた気候だと言えるでしょう。

枚方市の高齢化状況

枚方市の人口は2022年10月の時点で396,954人となっています。このうち65歳以上の高齢者は114,216人です。65歳から74歳までの前期高齢者が52,570人、75歳以上の後期高齢者が61,646人となっています。枚方市の人口は減少傾向にありますが、高齢者人口は増え続けています。

高齢者の家族構成に関してみてみると、2019年に実施された市の調査によると最も多いのは高齢者夫婦の2人暮らしで、調査に回答した高齢者の半数近くを占めています。次に多い回答が1人暮らしで約2割程度となっています。つまり7割が高齢者のみの家族だと回答していることになります。また85歳以上では高齢者夫婦の2人暮らしと1人暮らしの回答の割合が両方とも3割超と同じくらいになっています。

在宅で生活している要支援・要介護認定者に対する聞き取り調査によれば、施設への入所を検討、申し込みしているという回答は要支援では1割程度ですが、要介護3になると半数を超えています。介護者は全体でみると子が5割、配偶者が3割強となっていますが、要介護度別にみると要介護度が高いほど配偶者が介護している割合が増えており、配偶者も高齢者の家族構成が多いことを考えると将来的に介護サービスのニーズが高くなることが予想されます。

枚方市の介護施設数から見る介護職のニーズ

枚方市には延べ674件の介護サービス施設があります。サービス別に見てみると、訪問型介護施設が234、通所型介護施設が167、入所型介護施設が77、老人ホームのような特定施設が19、居宅介護支援施設が137、福祉用具の販売や貸与を行っている施設が40となっています。

すでにかなり介護サービス施設の数の多い地域ではありますが、枚方市の計画によると、現在も待機者の状況等を見て整備を進めており、2040年に向けてさらに整備を進めていく施設が多くあるようですから、今後も介護職の求人が十分にある地域だと言えるでしょう。介護人材の確保に向けてもさまざまな取組みがなされているようです。

枚方市の介護職の平均給料

枚方市の介護職の収入に関してですが、求人サイトによって多少に違いがあるものの、まず大阪府全体の介護職の平均月収は270,000円程度となっています。時給だとアルバイトで1,000円を超えるくらい、派遣で1,300円を超えるくらいです。日本全体での介護職の平均収入と比較すると同じくらいか少し高い収入を期待できるエリアだと言えます。また関西地方の中では特に介護職の収入の高い地域となっています。枚方市は大阪府の中では平均的な収入を期待できる地域ですから介護職としては比較的高収入を期待できると言えるでしょう。

実際に枚方市の求人を見てみると、実際に平均と同じくらいの収入を得るにはそれなりの資格や経験が必要なことがわかります。現時点で介護職としての資格や経験が十分でないという方は、働きながらステップアップしていくことで将来的に経験を活かした責任ある立場で働けるようになるとかなりの高収入を期待できるようになるでしょう。枚方市は介護施設の数も多い地域なので、役職のついた求人も多く見つかる地域です。資格や経験がある方は十分にそれを活かして働ける求人を選ぶなら350,000円を超える月収も夢ではありません。

枚方市の介護職求人例

例1）枚方市岡本町にある訪問介護事業所での介護福祉士（正社員）

例2）枚方市茄子作にある居宅介護支援事業所でのケアマネージャー（パート）

枚方市で介護職として働くメリット

認知症支援策が充実

枚方市で介護職として働くメリットの一つは、認知症支援策が充実しているという点です。地域住民の認知症への理解促進のために小学生や中学生への認知症サポーター養成講座の実施や初期段階での専門職等による支援チームによる支援だけでなく、大阪府と連携した医療・介護職への研修の開催や情報提供が施策として挙げられています。介護職として、認知症に関する経験を積みたいという方やこの分野に興味がある方にとっては知識を身につける機会が多くある地域だと言えるでしょう。

介護保険サービス事業者主体の交流や連携

また枚方市は、介護保険サービス事業者主体の交流や連携が積極的に行われている地域です。事業者間の連絡会も多く、情報共有や意見交換、研修が行われているようです。自分の働いている施設での情報だけでなく市内の他の施設での情報を得られるということは大きなメリットになります。さらに業者間で連携することで問題への対処やサービスの質の向上などに取り組みやすい環境が整っていると言えるでしょう。介護職としての経験を積むのに大きな魅力のある地域です。

ひらかたパークでおなじみの枚方市は介護施設が多い街!

枚方市は大阪府だけでなく近隣の京都や奈良のベッドタウンとなっている便利で住みやすい市です。高齢化率は大阪府の平均と比べると高くはありませんが、高齢者数は年々増加しており、介護職のニーズは十分にあります。
枚方市では介護事業者主体の連携が積極になされており、介護職としてもっと知識を身につけたい、経験を積みたいと思っている方にとって非常に魅力のあるエリアです。ぜひ、枚方市で介護職求人を探してみましょう。