介護職ニーズ高！金剛寺や高野街道などで有名な河内長野市で働こう

河内長野市は大阪府の南東に位置する市で、人口は10万人ほどの複数の町や村が集まってできた市です。市の面積のかなりの部分が森林という非常に自然に恵まれた地域で観光地としても有名です。市内には歴史を感じさせる風景も多く残り国の重要文化財などに指定されている物も多く存在します。

河内長野市ってどんなところ？

河内長野市は大阪府の南東、南河内地域に位置する、6つの町村が集まってできた市です。市の面積の7割は森林という自然の多い地域で、市内南部には奥河内と呼ばれる国定公園などを含む山麓があり観光地としても有名です。さらに大阪府最古の木造建築物である金剛寺や高野街道など歴史的な風景も多く残る地域です。国内でも特に歴史的価値のある建造物の多い地域で市内には国宝や重要文化財が数多くあります。大阪中心部へも40分ほどとアクセスも良く、治安も良いので昔ながらの景色や生活の残る安心して暮らせる地域としても人気です。

河内長野市の気候は内陸性気候のため湿潤温暖で農業にも適した地域となっています。市内ではお祭りも盛んなので近所との交流など昔ながらの人付き合いを楽しむ市民も多いかもしれません。

河内長野市の高齢化状況

河内長野市の人口は2022年12月末の時点で101,838人となっています。このうち36,491人が65歳以上の高齢者ですから高齢化率は約36％ということになります。これは大阪府全体の中でも全国と比較してもかなり高い割合です。高齢者数のうち65歳から74歳の前期高齢者数は17,500人となっています。河内長野市の人口自体は減少傾向にありますが、高齢者数はここ数年増加しており、高齢化率は年々高くなっています。また、2019年には後期高齢者数が前期高齢者数を上回りました。2020年の人口ピラミッドでは男女とも71歳が最も多くなっており、これからさらに後期高齢者数が増加していくことがわかります。

また、市が実施した要支援者・要介護者移管する調査によると市内の高齢者の介護者として最も多かった回答は60代となっており、介護する側も高齢という状況になっていることがわかります。施設等への入所に関してはあまり積極的ではなく施設の入所を検討しているという回答は最も多かった単身世帯の回答者でも2割強となっています。支援や介護が必要になっても自宅に住み続けようと考えている高齢者が多いということがわかります。一方で介護者が仕事などを調整して介護をしているという回答も多くあり、自宅に住みながら介護サービスを受けられる訪問介護サービスなどが必要とされていることがわかります。

河内長野市の介護施設数から見る介護職のニーズ

河内長野市には延べ180件の介護サービス施設があります。サービス別に見てみると、訪問型介護施設が57、通所型介護施設が50、入所型介護施設が24、老人ホームのような特定施設が4、居宅介護支援施設が34、福祉用具の販売や貸与を行っている施設が11となっています。

河内長野市では、現在も小規模特別養護老人ホームや広域型特別養護老人ホームなどで待機者がおり解消のために施設の整備などを進めているようです。また、その他の施設でも今後のニーズの高まりが予想されている施設があり整備を進めていくことが計画されています。介護職のニーズは十分にある地域です。

河内長野市の介護職の平均給料

河内長野市の介護職の収入に関して求人サイトなどを参考に見てみましょう。時期でも変動がありますが大阪府全体の介護職正社員の平均月収が270,000円程度となっています。パートやアルバイトでは時給1,070円程度、派遣社員だと時給1,300円程度となっているようです。河内長野市は大阪府の中では賃金が高い方ではないようです。これより少ない金額を目安にすると現実的でしょう。

実際に河内長野市の求人を見てみると経験と資格、働き方次第で平均を超える収入も可能なことがわかります。ご自身の実力に合った求人を見つけ、ステップアップの機会を有効に活用することで将来的な収入アップを目指すと良いでしょう。

河内長野市の介護職求人例

例1）河内長野市末広町にある介護付有料老人ホームでの介護職員（ヘルパー）(正社員)

例2）河内長野市末広町にある介護付有料老人ホームでの介護職員（ヘルパー）(パート・アルバイト)

河内長野市で介護職として働くメリット

介護サービスの質の向上に力を入れている

河内長野市で介護職として働くメリットの一つは、河内長野市は介護サービスの質の向上に力を入れているという点です。介護サービス相談員が介護サービスの利用者の相談に乗ったりすることによって利用者の不満や不安を早期に知り、解決するようにしているようです。また、問題を解決するとともに必要な場合にはその問題点を介護サービス事業者に共有することで同じ問題が他の場所でおこることを防げるようにしています。このように事前に利用者の不満点や問題になりうる点を知ることは、問題が起こる前や大事になる前に対策をしておくのに役立ちます。サービスを提供する介護職にとっては安心して働ける環境だと言えるでしょう。

認知症施策が多くある

河内長野市で介護職として働くメリットの2つ目は、認知症施策が多くあるという点です。認知症の可能性がある時点からの本人への援助施策だけでなく家族への援助、市民全体の理解を高める施策などさまざまな方向性の施策があります。市民の認知症に関する理解を高めるという点に関しては小中学生から始めることになっています。認知症に関してきちんとした知識を持っていることは認知症の人を助けたりするのに役立つだけでなく、自分が高齢になって認知症の可能性が出てきたときにも早い段階で気付くことができるというメリットもあるでしょう。
河内長野市では、「もの忘れ相談会」など気軽に相談できる相談会も実施されており、認知症に早く気づき適切な援助を得やすく、生活しやすい地域だと言えるでしょう。

介護職ニーズ高！金剛寺や高野街道などで有名な河内長野市で働こう

河内長野市は高齢化率が36％と非常に高く、介護者の側も高齢というケースが多くなっています。人口ピラミッドでもこれから後期高齢者に入る年代の市民が最も多くなっており、介護職のニーズがかなり高まる地域だと言えます。特に自宅での介護を希望する高齢者が多く、今後ますます訪問介護の分野の充実が求められることになるでしょう。
ぜひ、あなたも河内長野市で介護職として働いてみませんか？