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ケアマネジャー(介護支援専門員)の資格を取るには?受験概要や難易度を解説

著者: ゲートウェイ

更新日:2025/01/29

公開日:2019/02/20

メモを取るケアマネの女性

介護の現場にとって、欠かせないケアマネジャーですが、「資格取得は難しそう」と不安に思う方もいるでしょう。本記事では、受験するための条件や取得するまでの流れ、難易度などについて詳しく解説します。ケアマネジャーの資格取得のメリットや注意点、よくある質問についても紹介するので、介護職に興味のある方はぜひ参考にしてください。

目次

ケアマネジャーの資格とは?取得の方法や流れを解説

ケアマネジャーとは

ケアマネジャーの資格とは

ケアマネジャー資格を取得するまでの流れ

ケアマネジャーの資格を取得するまでにかかる学習期間

ケアマネジャー資格を受験できる条件とは?

1.指定の国家資格に基づく業務に従事

2.指定の相談援助業務に従事

ケアマネジャーの受験資格が緩和される?

ケアマネジャーの資格を取得するメリット

給料が上がる

活躍の場が広がる

より大きなやりがいが得られる

最短で何年でケアマネジャーになれる?

介護福祉士(国家資格)からケアマネジャーになる

介護職員初任者研修からケアマネジャーになる

無資格からケアマネジャーになる

ケアマネジャー資格の試験内容と難易度

ケアマネジャーの試験概要

ケアマネジャーの試験難易度

ケアマネジャー資格受験のための勉強法

試験範囲が網羅された学習教材を選ぶ

時間管理と計画的な勉強スケジュールを立てる

実践的な対策を行う

ケアマネジャー資格の受験申し込みから合格発表までの流れ

1. 4~5月頃:受験詳細の公表・受験申込書類を取り寄せる

2. 5~7月頃:受験の申込みの手続きを行う

3. 10月:本試験を受験する

4. 11月下旬~12月上旬:合格発表が行われる

ケアマネジャーの資格取得後の2つの注意点

資格の更新にも研修が必要である

ケアマネジャー資格は更新しないと失効する

ケアマネジャー資格の受験に関するよくある質問

Q.ケアマネジャーの平均月給はいくらですか?

Q.施設の規模によってケアマネジャーの給料は変わりますか?

Q.ケアマネジャーの仕事内容とは?

Q.ケアマネジャーに将来性はありますか?

ケアマネジャーの資格取得に挑戦しましょう

ケアマネジャーの資格とは?取得の方法や流れを解説

ケアマネジャーは、介護現場で重要な役割を担う専門職です。資格内容や取得方法、必要な学習期間について詳しく解説します。

ケアマネジャーとは

ケアマネジャー(介護支援専門員)とは、介護が必要な人に対して介護サービスが受けられるように支援する専門家のこと。自立のためのケアプランの作成から、介護保険の給付管理、介護サービス事業者との調整などが主な業務です。また、さまざまな機関との橋渡しの役割も担っています。

ケアマネジャーの資格とは

ケアマネジャーは国家資格ではありません

ケアマネジャーは、介護支援専門員実務研修受講試験に合格した人です。この介護支援専門員の試験は各都道府県の管轄のもと実施されるため、国家資格ではなく公的資格に該当します。

ケアマネジャー資格を取得するまでの流れ

ケアマネジャーの資格取得には、5年以上の実務経験後、介護支援専門員実務研修受講試験に合格し、介護支援専門員研修を修了する必要があります。修了後は、介護支援専門員証の取得も忘れずにしましょう。また、ケアマネジャーの資格は5年ごとに更新する必要もあります。

STEP 流れ
1 対保健医療福祉分野での5年以上働く
対象となる資格または業務内容で、通算5年以上かつ従事日数900日以上を満たす実務経験が必要です。従事期間は試験日全日までカウントが可能。
2 介護支援専門員実務研修受講試験合格する
受験申込書などの必要書類を提出して、受験を申込みます。基本的には職場のある都道府県で受験しましょう。通常、申込期間は5~7月ですが、都道府県によって異なります。
3 介護支援専門員実務研修を受ける
87時間の講義・演習と、居宅介護支援事業所での原則3日間の実習で構成されている研修を受けます。研修の最後には「修了評価」によるチェックがあります。
4 介護支援専門員証を登録・交付申請する
研修終了日から3カ月以内に登録申請を行います。ケアマネとして働く場合は、同時に介護支援専門員証の交付申請も行いましょう

ケアマネジャーの資格を取得するまでにかかる学習期間

ケアマネジャーの資格取得には、基礎的な知識から専門的なスキルまで多くの学習が求められます。一般的に、試験の合格を目指すためには約半年から1年程度の学習期間を確保する人が多いです。この期間には、法律、介護保険制度、医療知識など幅広い分野の学習が含まれます。また、資格試験の難易度に備えるため、計画的な勉強が重要です。

ケアマネジャー資格を受験できる条件とは?

利用者と話をしている介護施設のケアマネージャー

ケアマネジャー資格の試験を受けるために必要な受験資格には、上記の2つのルートがあります。いずれも指定された条件で通算5年以上、従事日数900日以上の実務経験が必要です。2018年より以下の内容に受験資格が変更されていますので注意しましょう。それぞれのルートについて詳しく解説していきます。

1.指定の国家資格に基づく業務に従事

次の医療系の国家資格を保有し、上記の実務経験を満たしている人は受験することができます。

該当する医療系国家資格
医師、歯科医師、介護福祉士、社会福祉士、精神保健福祉士、薬剤師、保健師、助産師、看護師・准看護師、理学療法士、作業療法士、視能訓練士、歯科衛生士、言語聴覚士、栄養士(管理栄養士を含む)、義肢装具士、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師

2.指定の相談援助業務に従事

施設などで必置とされる相談援助業務に従事し、上記の実務経験を満たしている人です。生活相談員、支援相談員、相談支援専門員、主任相談支援員として対人援助業務を行っている場合、国家資格を有していなくても受験できます。ただし、相談援助業務の細かい対象条件は都道府県により扱いが異なる場合があるため、事前に確認しておきましょう。こちらも、対人援助以外の業務に携わっている期間は実務経験算定の対象外です。

ケアマネジャーの受験資格が緩和される?

2024年11月7日、厚生労働省がケアマネジャー試験(介護支援専門員実務研修受講試験)の受験資格緩和を検討していることが明らかになりました。この緩和案では、現行の「実務経験年数5年」の条件を短縮することが主な議題とされています。
この背景には、ケアマネジャー不足が深刻化している現状があり、緩和により新たな人材の確保や入職促進を狙っています。ただし、現在は素案段階にあり、「実務経験の対象となる資格の範囲拡大」や「具体的な年数短縮の内容」など、詳細は今後確定すると見込みです。

試験要件の変更が実現すれば、多様な人材がケアマネジャーとして活躍するきっかけとなる可能性があるため、介護職として活躍したい方はぜひ参考にしてください。

ケアマネジャーの資格を取得するメリット

ケアマネジャーの資格は、収入面やキャリア、仕事の充実感など多方面で大きなメリットがあります。ケアマネジャーの資格を取得するか悩んでいる方はぜひ参考にしてください。

給料が上がる

ケアマネジャーの資格を取得すると、給料アップにつながることが多いです。介護職の中でもケアマネジャーの給与水準は高く、資格を活かしてケアマネジャーとして転職すれば年収アップが望めます。また、現業でケアマネジャー資格を取得した場合でも、資格手当が支給される事業所もあります。

活躍の場が広がる

ケアマネジャーは介護施設のほか、地域包括センターや居宅支援事業所などに必要な人材のため、資格を取得することで活躍の場が広がります。将来的には、高齢化の進行により在宅介護のニーズはさらに高まっていくと考えられており、ケアマネジャーが求められる場はさらに増えていくでしょう。独立してケアマネ事業所を立ち上げることも可能です。

より大きなやりがいが得られる

ケアマネジャーは介護サービスを必要とする人やその家族のためにさまざまなサービスを活用したり、介護施設との調整役を担ったりします。利用者から感謝されることも多く、仕事の成果を肌で感じられるので、より大きなやりがいが得られるでしょう。

最短で何年でケアマネジャーになれる?

介護施設に勤務している女性

ケアマネジャーになるには、現在の資格や経験に応じて異なるルートがあります。自分にあったルートがあるか確認しておきましょう。

介護福祉士(国家資格)からケアマネジャーになる

介護福祉士の資格を持つ人は、ケアマネジャー試験への最短ルートを辿ることが可能です。試験を受けるためには、介護福祉士資格取得後に実務経験が5年必要であり、さらに900日以上の従事日数を満たさなければなりません。介護福祉士資格を取得する前の経験はカウントされないため注意が必要です。この資格を活用すれば、他のルートよりも効率的に目標に到達できます。

介護職員初任者研修からケアマネジャーになる

初任者研修を修了している場合、ケアマネジャー資格取得には最短でも5~8年かかります。このルートでは、初任者研修を修了後、実務者研修を経て介護福祉士の資格を取得し、その後5年以上の実務経験を積むことが必須です。それぞれの段階を着実にクリアしていくことが求められるため、計画的なキャリア構築が重要となります。

無資格からケアマネジャーになる

無資格からケアマネジャーを目指す場合、国家資格である介護福祉士などの取得が前提となります。まずは介護職員初任者研修を修了し、その後実務者研修や介護福祉士資格取得を経て、ケアマネジャー試験の受験資格を得る必要があります。これには最低でも8年程度を要するため、時間がかかることを念頭に置いて取り組む必要があります。

ケアマネジャー資格の試験内容と難易度

介護職の中でも代表的なケアマネジャー。ここでは、ケアマネジャーの資格試験概要や難易度について解説します。

ケアマネジャーの試験概要

正式名称 介護支援専門員実務研修受講試験
受験資格 対象となる資格や業務で一定の実務経験を積んでいること
試験実施日 対象となる資格や業務で一定の実務経験を積んでいること
受験者数 56,494人(2023年度)
受験料 7,000~13,000円程度(税込/都道府県により異なる)

ケアマネジャーの試験難易度

合格率は21.0%

ケアマネジャーの資格試験が始まったのは1998年からで、これまでの累計の合格者数は73万人ほどです。高い専門性が求められる資格であるため、試験は難しい傾向にあります。
2023年度の合格率は、介護福祉士は84%台、社会福祉士は44%台だったのに対し、ケアマネジャーは21.0%と他の介護福祉系の資格と比べても難易度が高いことがわかります。しかし、難易度が高い分、有資格者は評価されるでしょう。

ケアマネジャー資格受験のための勉強法

ケアマネージャーの資格について勉強している女性

ケアマネジャー資格試験に合格するためには、計画的な学習と効率的な対策が不可欠です。具体的な勉強法について詳しく解説します。

試験範囲が網羅された学習教材を選ぶ

ケアマネジャー試験対策では、公式テキストや過去問が重要な学習教材となります。これらを用いて試験範囲を正確に理解することが第一歩です。また、過去問演習を繰り返し行い、出題傾向を把握することで効率的に学習を進められます。その際、教材は最新のものを選び、解説付きの問題集を併用することで最新情報を押さえつつ、内容の理解が深まるでしょう。

時間管理と計画的な勉強スケジュールを立てる

合格には計画的なスケジュールが必要です。試験日から逆算して、各範囲を無理なくカバーできる学習計画を立てましょう。日々の学習時間を確保し、適度な復習を取り入れて知識を定着させることが重要です。スケジュールは柔軟性を持たせ、進捗を随時見直すことで効率を高められるでしょう。

実践的な対策を行う

弱点を克服するには、模擬試験や過去問演習が効果的です。苦手分野を重点的に復習し、得点力を向上させましょう。試験直前には、重要ポイントを再確認し、時間配分の練習も欠かせません。また、メンタル管理や体調維持にも気を配り、本番で実力を発揮できる状態を整えましょう。

ケアマネジャー資格の受験申し込みから合格発表までの流れ

車椅子を押す介護支援専門員の女性

・1. 4~5月頃:受験詳細の公表・受験申込書類を取り寄せる
・2. 5~7月頃:受験の申込みの手続きを行う
・3. 10月:本試験を受験する
・4. 11月下旬~12月上旬:合格発表が行われる

ケアマネジャー試験は、申し込みから合格発表までにはいくつかのステップがあります。ここでは、その具体的な流れについて説明します。

1. 4~5月頃:受験詳細の公表・受験申込書類を取り寄せる

この時期には、試験に関する詳細情報が公表され、受験希望者は必要な申請書類を入手します。実務経験証明書や身分証明書など、提出が求められる書類を事前に揃えることが重要です。準備不足が生じないよう、公式発表を確認して計画的に行動する必要があります。

2. 5~7月頃:受験の申込みの手続きを行う

申込みは郵送またはオンラインで行われ、必要情報を正確に記入することが求められます。記入漏れや誤記入を防ぐため、提出前に確認を徹底しましょう。また、銀行振込やコンビニ払いなどの支払い手段が用意されており、締切日や消印有効のルールを守る必要があります。

3. 10月:本試験を受験する

本試験当日は、受験票、筆記用具、身分証明書を忘れずに持参しましょう。時計や飲料水など、試験会場で便利なアイテムを準備しておくと万全な状態で試験に挑めます。さらに、会場までの交通手段や所要時間を事前に確認し、当日のスケジュールに余裕を持っておくと安心です。

4. 11月下旬~12月上旬:合格発表が行われる

合格発表は、公式サイトや郵送で行われます。合格者一覧や個別の試験結果は、指定された確認方法に従って確認します。正確な発表日程を把握し、速やかに結果を確認することで、次のステップへの準備を進められます。

ケアマネジャーの資格取得後の2つの注意点

ケアマネージャーとして介護事業所に勤務する女性

・資格の更新にも研修が必要である
・ケアマネジャー資格は更新しないと失効する

ケアマネジャーの資格を取得し、長くケアマネジャーとして働くためには、定期的に資格を更新する必要があります。長期的に介護職で働きたい方は、事前に注意点を確認しましょう。

資格の更新にも研修が必要である

ケアマネジャー資格は5年ごとに更新が必要で、その際には資格更新のための研修を受けなければなりません。実務経験があるかないか、就業年数や過去の研修の受講状況によって必要な研修は異なります。多くの都道府県では、有効期間がおおよそ1年未満の方から受講が可能です。受ける都道府県によっては受講料も変わるため、事前に確認して早めに更新しましょう。

ケアマネジャー資格は更新しないと失効する

ケアマネジャーの資格更新手続きを忘れ、失効となっても再研修を受けられます。更新をしないままケアマネジャー業務を続けた場合には、登録を抹消されることもあるため注意が必要です。期日をチェックしておき、必ず自身が登録している都道府県で再研修を申し込むようにしましょう。

ケアマネジャー資格の受験に関するよくある質問

ここでは、ケアマネジャーの資格に関するよくある質問を紹介します。受験を検討している方はぜひ参考にしてください。

Q.ケアマネジャーの平均月給はいくらですか?

A.ケアマネジャーの平均月給は約360,000円で年齢や資格で増加する傾向があります。

厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、ケアマネジャー(常勤)の平均月給は約360,000円、基本月給は約220,000円でした。ケアマネジャーは資格取得のハードルが高いことからも、介護職の中では高い水準です。
令和3年度と比較すると、平均給与は約13,000円、基本月給も2,000円程度アップしているため、ケアマネジャーの給料は増加傾向にあるといえます。年齢が高くなるほど給料も上がっていき、さらに資格を取得することで手当がプラスされる可能性もあるでしょう。

Q.施設の規模によってケアマネジャーの給料は変わりますか?

A.施設の規模による給与差はわずかですが、ボーナス額や人員配置なども影響します。

施設の規模によって、ケアマネジャーの給料には少なからず違いがあります。 厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査によると、平均給与は従業員規模が「10人~99人:278,7000円」「100人~999人:289,200円」「1,000人以上:285,800円」です。従業員規模による大きな差は見られません。
また、ボーナスその他手当の年間平均額は「10人~99人:532,400円」「100人~999人:726,800円」「1,000人以上:696,500円」です。施設の規模だけではなく、人員配置や業務量によっても給与やボーナスは異なります。求人の条件をよく確認しておくとよいでしょう。

Q.ケアマネジャーの仕事内容とは?

A.ケアマネジャーは高齢者のケアプラン作成や施設との調整、相談対応などを行う重要な役割を担います。

主に、介護サービスを利用する高齢者のケアプラン作成とご利用者さんと施設の調整を行います。ケアマネジャーの仕事は、介護サービスを利用する高齢者のケアプラン作成とご利用者さんと施設の調整役を担うことがメインです。要介護者や家族からの相談対応や、必要書類の作成・申請なども仕事に含まれます。ケアプランの作成は、ご利用者さんの要介護度や要支援度、そして本人とご家族の希望に基づいて、提供する介護サービスの方針を決める仕事です。介護はケアプランに沿って実施されるため、ご利用者さんの介護生活に大きな影響を与える重要な役割を担います。

Q.ケアマネジャーに将来性はありますか?

A.ケアマネジャーは高齢化社会で需要が高まり、専門性や経験を活かせる将来性のある職種です。

需要が高く将来性のある職種といえます。少子高齢化が進む日本では、今後さらに介護需要が高まります。そのため、介護サービスに必要なケアプランを作成するケアマネジャーの需要も高く、将来性のある職種といえるでしょう。
ケアマネジャーになるには、介護支援専門員実務研修試験に合格する必要があります。試験の難易度も高く、簡単になれる職種ではありません。2018年からは受験資格の要件がさらに厳しくなり、より高い専門性が求められる職業となりました。応じて、高いハードルをクリアし資格を取ったケアマネジャーの待遇改善を求める動きも高まっています。また、ケアマネジャーは経験年数を評価する職業でもあり、一般的に年齢が高いほど待遇も良いです。この点も将来性がある職業といえるでしょう。

ケアマネジャーの資格取得に挑戦しましょう

ケアマネジャーの資格についての基本情報や、受験するための条件、試験内容や難易度などについて紹介しました。ケアマネジャーの資格を取ることで給料が上がり、活躍の場が広がるなどのメリットも多数あります。すでに受験資格がある場合や、そのような業務に従事しているなら、ケアマネジャーの資格取得を視野に入れるのもいいでしょう。
なお、ケアマネジャーの資格は更新の際にも研修が必要で、更新しないままでいると失効するため注意が必要です。介護職に長期的に従事する予定の方は、事前にチェックしましょう。

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よくある質問
  • Q

    ケアマネージャーの平均月給はいくらですか?

    A
    約360,000円です。 厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」によると、ケアマネージャー(常勤)の平均月給は約360,000円、基本月給は約220,000円。ケアマネージャーは資格取得のハードルが高いことからも、介護職の中では高い水準です。令和3年度と比較すると、平均給与は約13,000円、基本月給も2,000円程度アップしているため、ケアマネージャーの給料は増加傾向にあるといえます。年齢が高くなるほど給料も上がっていき、さらに資格を取得することで手当がプラスされる可能性もあります。
  • Q

    施設の規模によってケアマネージャーの給料は変わりますか?

    A
    施設の規模によって、ケアマネージャーの給料には少なからず違いがあります。 厚生労働省の「令和4年賃金構造基本統計調査」によると、平均給与は従業員規模が「10人~99人:278,7000円」「100人~999人:289,200円」「1,000人以上:285,800円」です。従業員規模による大きな差は見られません。また、ボーナスその他手当の年間平均額は「10人~99人:532,400円」「100人~999人:726,800円」「1,000人以上:696,500円」です。施設の規模だけではなく、人員配置や業務量によっても給与やボーナスは異なります。求人の条件をよく確認しておくとよいでしょう。
  • Q

    ケアマネージャーの仕事内容とは?

    A
    主に介護サービスを利用する高齢者のケアプラン作成とご利用者さまと施設の調整を行います。 ケアマネージャーの仕事は、介護サービスを利用する高齢者のケアプラン作成とご利用者さまと施設の調整役を担うことがメインです。要介護者や家族からの相談対応や、必要書類の作成・申請なども仕事に含まれます。ケアプランの作成は、ご利用者さまの要介護度や要支援度、そして本人とご家族の希望に基づいて、提供する介護サービスの方針を決める仕事です。介護はケアプランに沿って実施されるため、ご利用者さまの介護生活に大きな影響を与える重要な役割を担います。
  • Q

    ケアマネージャーに将来性はありますか?

    A
    需要が高く将来性のある職種といえます。 少子高齢化が進む日本では、今後さらに介護需要が高まります。そのため介護サービスに必要なケアプランを作成するケアマネージャーの需要も高く、将来性のある職種といえるでしょう。ケアマネージャーになるには、介護支援専門員実務研修試験に合格する必要があります。試験の難易度も高く、簡単になれる職種ではありません。2018年からは受験資格の要件がさらに厳しくなり、より高い専門性が求められる職業となりました。応じて、高いハードルをクリアし資格を取ったケアマネージャーの待遇改善を求める動きも高まっています。また、ケアマネージャーは経験年数を評価する職業でもあり、一般的に年齢が高いほど待遇も良いです。この点も将来性がある職業といえるでしょう。

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著者プロフィール

ゲートウェイ

ゲートウェイ

異業種含め、人事採用担当として15年以上のキャリアを積んだ経歴を持つ40代男性。現在はソラストの介護採用スタッフとして活躍している。スタッフの負担軽減のため、IT導入や業務ルールの改善に強みを持つ。

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